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2014年3月12日水曜日

スプラッシュアートについての質疑応答


スプラッシュアートの現状と今後の予定に関して、ユーザーからの質問に対してRiotSilver氏が返答しています。

古いスプラッシュアートやスキンに対して何か言うことはありますか? たとえばNidaleeとかMaster Yiについて。

状況によります。少し前、Morgana/Miss Fortune/Tryndamereのスプラッシュアートについてリメイクを行いました。Riotのスプラッシュアート・チームは、今後全てのスプラッシュアートについての目標を見直したのです。私たちは、可能であれば、より高品質のスプラッシュアートを作ることにしました。そのためには、1つのスプラッシュアートに対してもっとたくさんの時間をかけることが必要になります。以前は1つのスプラッシュアートに2週間(1~2日だったこともありました)かけていたものを、最低4週間かけることにしました。しかし私たちのチームは8人のアーティストで構成されていて、スプラッシュアートを制作する上ではこの人数の少なさが、リソース面で大きな足枷となっています。このため、限られた時間で制作できるものに優先順位をつけざるを得ません。現在、チームとして私たちが最優先にしているのは、新しいコンテンツの標準に合致していない、基本のスプラッシュアートを全て作り直すことです。これを行う大きな理由は、基本のスプラッシュアートはIPで購入できるものでもあり、ゲームをプレイする時にプレイヤーの大半が見るものでもあるからです。それが終われば、ゲーム中のモデルを正確に表現できていない、リローンチ済のスキン(Trundle、Karma、Nidaleeなど)を優先します。その後は、残りのスキンのスプラッシュアートを制作するでしょうが、現在ははっきりした優先リストがあるわけではありません。リローンチ済スキンのスプラッシュアートについて早く制作を始めるために、いくつかの信頼できるパートナーたちと、制作のためのやり取りを非常に緊密に構築しているところです。現時点では無報酬ですが、プロセスを改善する方法を継続的に探っていますし、皆さんと私たちの大好きなチャンピオンやスキンの新しいスプラッシュアートを、できるだけ早くお届けするつもりです。これらの目標を達成できる速度を速められるように、League of Legendsの様式と、求められる品質に達しているアーティスト(かつ情熱に溢れるゲーマー)を見つけることに難儀してもいます。


ある段階で、以前中国版のアートに差し替えた部分をまた差し替える計画があるんですか?

はい、これは少し前に持ち上がった考えです。繰り返しますが非常に最近のことです。私たちが仮のものとして代用している、Tencent版のクライアントのスプラッシュアートは、ほとんどの他の地域での現在のLiveクライアントにとっての最終解決手段にすることもできますが、これについて何かを言うのは避けたいと思っています(訳注:Tencent[腾讯控股有限公司]は中国でLoLを運営している会社)。Tencent版クライアントのために用意された多くの古いスプラッシュアートは、私たちの新たな客層のスタイルに合致しないためです。とはいっても、現在のクライアントにおいて、スプラッシュアートの差し替えには、私たちのビジュアルスタイルから来る違和感を遥かに上回る恩恵があるだろうことには、チームとして同意しています。この点については追求するつもりです。


Pantheonのスプラッシュアートに関する質問です。Facebookのページでは、LCSでのポートレートが期間中に変更されるように、まったく違うオリジナルのスプラッシュアート画像が使われています。現在使われているこのスプラッシュアートは、何年か前に中国版のクライアントで使われていたものです。このスプラッシュアートの状態と、ゲーム中に使われない理由を教えてくれませんか?

このスプラッシュアートはしばらく前に制作されたものですが、チャンピオンとしてのPantheonと、ゲーム中に彼ができることを正確に表現できていないと感じられたものです。私が言いたいのはしかしながら、このスプラッシュアート全体のクオリティと個性は、現在のゲーム中のものより高いものだということです。私たちがこれを仮の差し替えとして再検討してもよかったのは、既に完成しているものだからです。実際にリメイク中のPantheonのスプラッシュアートが完成するまでは、これを使うことにしました。これについては、チームと話し合いましょう。


1つのスプラッシュアートが完成するまでに、どれくらいの時間がかかりますか?

1人当たりの時間であれば、アーティストにもよりますが、3~4週間かかります。


チャンピオンの位置を決めるのは、どうやっているのですか?

私たちの通常のプロセスでは、スプラッシュアートについて異なる構成を探るため、3~5枚ほどの白黒のスケッチを作ります。スプラッシュアートについて、そのチャンピオンについて私たちが感じるベストのバージョン、ポーズ、ストーリーを掴むため、ライター・モデラー・ファンたちと話し合います。方向性を決めた後、いくつかの色調を試してみて、最終的な形に描き上げるための作業を始めます。


1つのスプラッシュアートは、1人のアーティストによって「制作される」のですか?それとも複数人?

そうとも言えるし、そうでない場合もあります。最初は1人のアーティストが作業に当たりますが、私たちはいつも、各アーティストの力量に応じてスプラッシュアートを完成させるために助け合います。これは〆切に間に合わせるためでもあります。いくつかのケースでは、1つのスプラッシュアートに大量のアーティストを投入しました。(Eliseの基本スプラッシュアートはたった4日間で制作されましたが、5人のアーティストが同時に作業していました)


Dragonblade Rivenや新しいLux、新しいSivirのスプラッシュアートなどを指して、「現実の人間には再現不能」と言う人たちがいます。この意見は理解できますし、これらのスプラッシュアートに描かれた人体は関節が外れているのもわかりますが、個人的にはもっと受け入れようという姿勢で見ています。なぜなら、ビジュアルに仕上げるための基本に従うために必要だったから、これらのポーズになったのだという解釈ができるからです。そうでないとしたら、このようなポーズをどのようにして決めたのですか?

あなたの意見は正しいです。スプラッシュアートについて、チームが現在の目標を以前から強調していたのかしていなかったのかは確信がありませんが、そう見えなかったのなら、おそらく私のせいです。新しいスプラッシュアートやイラストを制作しようとする時、目指したいものが大量にできてしまいます。この質問への回答では特に、キャラクターのポーズについてお話ししましょう。League of Legendsの世界はファンタジー世界で、普通の世界に存在する可能性の外側の領域です。さらに、ゲームとストーリーは本来チャンピオンに、そんな世界の人間を超越したキャラクターに対して、焦点を当てたものです。私たちのチャンピオンは、非常にバランスが誇張されていて、手から炎を放つものもいれば、空中30フィートもの高さへと跳躍できるものもいます。こういった瞬間の力と衝撃をフルに伝えるために、私たちは漫画と同じ原則をたくさん使っています。ポーズの表現するところを強調し、極端なパースでキャラクターを眺めるため、故意に解剖学的な人体構造を無視しています。ここでの考え方は、常人ではありえない何かであることを伝える、ということです。近い将来、私たちのスプラッシュアートのスタイルについて思っているを、詳細に書いて投稿しようと思っています。現在の高いレベルの目標は、誇張された漫画スタイルのキャラクターのバランスにポーズ、高い光沢を実現することです。しかし、描画作業はまだ手作業を貫いていますし、限られたカラーパレットでも力強いアクセントと劇的なライティングを実現しようとしています。


皆さんのチームは、スプラッシュアートベースの、ログインスクリーンのアニメーションも作っているのですか? だとすれば、どうやって作っているのですか?

イラスト/スプラッシュアートのチームは2番目のリソースを作り、分かれているPhotoshopのレイヤーを、After Effectsのようなプログラムを使って、モーショングラフィックスのチームが動かしています。


スプラッシュアートの制作過程を見せる動画を公開することについては、どう思っていますか?

不幸なことに、スプラッシュアートのスタイルと予定を再検討していた頃、私たちは制作過程動画を作るのをやめてしまいました。ファイルサイズが大きくなりすぎたのと、過程の記録にラグが生じるようになったこと、そしてスプラッシュアートに対して共同作業を行うのが常になったため、制作過程の記録を続けるのが非現実的になってしまいました。でも、スプラッシュアート制作過程をお見せする方法を探ってはいます。見通しが固まるのがいつかはわかりませんが、RiotのHQから正式な談話が発表されると思います。


スプラッシュアートの制作作業で、他によく使っているソフトウェアには何がありますか? どれがお気に入りですか? 異なる用途には、違うソフトウェアを使うものですか?

Riotのスプラッシュアーティストたちは、Photoshopと連携させる、Mayaのような環境/モデル支援ソフトを参考にするため使っていて、他にもいくつかの社内ツールを使っています。Photoshopは私が最も使い方を心得た表現手段ではありますが、MS PaintとGimpでびっくりするような素晴らしい仕事を成し遂げる人たちを見たことがあります。道具より、その人の意志決定から来るものが全てです。

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