告知

[公式情報リンク]

■ 公式サイト:LoL | Teamfight Tactics | レジェンド・オブ・ルーンテラ | VALORANT | ユニバース
■ 公式Twitter : LoL | TFT | LoR | VALORANT | Wildrift
■ LJL - Esports : 公式ページ | Twitter | Facebook | instagram

[パッチ・メンテナンス情報]

LoL | TFT | パッチスケジュール

[その他]

Clash 概要説明 | 名誉システム

2013年7月8日月曜日

Diamond’s Doran’s Blade Tiger Udyr


Week 4 Day 1のGMB vs ATN の試合で、GGのDiamondprox選手がTiger Stance Udyrが華々しい活躍を見せました。
彼が試合で使用したビルドについて考察してみたいと思います。


・はじめに

この考察は海外の考察を読んだ上で書いたものです。
以下は海外の考察を参考にしつつ、このビルドが使用された試合を見比べて、私なりの見解をまとめたものです。


・ルーンおよびマスタリー

Rune

Mark: Attack Speed * 6, Attack Damage * 3
Seal: Armor Flat * 9
Glyph: Magic Resist Flat * 5, Magic Resist perlvl * 4
Quintessence: Attack Damage * 2 , +2% Lifesteal * 1

+ 7.35 Physical Damage
+ 10.2 % Attack Speed
+ 2 % Lifesteal
+ 6.7 Magic Resist
+ 10.8 Magic Resist at level 18
+ 12.69 Armor

MarkにAttack Speed、Attack Damage、QuintessenceにAttack Damage Runeを2個使用することにはダメージ効率の最大化を意図があると見受けられます。
また、Life Steal Runeを1個使用することでスタート時からMasteryのVampirismと合わせ、5% Life Steal を獲得しており、Sustainの向上に一役買っています。

現在、Quintessenceの主流となっているのはMovement Speed Runeですが、Diamondprox選手はこのビルドでは採用していません。
この背景にはダメージを優先したこと以外にもBear StanceとMonkey's Agility、Masteryで420、Boots of Speedを購入時で443、+45 Movement Speed Bootsでは462まで増加するというBear Stanceの性能もその要因のひとつだと考えられます。

Mastery



MasteryはAttack DamageとLife Steal/Spell Vampの獲得とManaまわりの改善を主目的として、残りはジャングラーが取るであろう項目を取得しているという印象です。


RuneとMasteryはDiamondprox選手のLolkingプロフィールから。
実際には異なる可能性もありますが、これを使用したとして話を進めます。
http://www.lolking.net/summoner/euw/20234739


スキル

・スキルオーダー



一般的なTiger Stance Udyrと同じ模様です。

参考: Probuilds.net
http://www.probuilds.net/guide/EUW/935479544/20234739

実際には異なる可能性もあります。

・Tiger Stance

Tiger Stance (Q)にはPersistent EffectとActivationの2つの効果があります。
ただ、Persistent Effectが実質2種類の効果があるため、効果が3種類あると考えてよいと思います。

  • Persistent Effect 1: 通常攻撃時に total Attack damage の 15 % を追加する。
  • Persistent Effect 2: Active時に次に通常攻撃した対象に対し、2秒間かけて、30 / 80 / 130 / 180 / 230 (+ 1.2 / 1.3 / 1.4 / 1.5 / 1.6 total AD)のダメージを加える。
  • Activation: 5秒間、Attack Speed が 30 / 40 / 50 / 60 / 70 % 増加する。

Persistent EffectはAttack damage scaleを備えており、RuneやMastery、Doran's BladeでAttack Damageを上げることによって、lv1からTiger StanceをActivateした際の最初の通常攻撃と追加のダメージで200を超えるダメージが発生します。

これに加え、UdyrはTiger StanceやMonkey's AgilityなどのAttack Speed buffを備えており、一般的なUtilityやMovement Speedを重視したジャングラーに比べて、Towerに対する十分な攻撃能力を備えていることも特徴のひとつとして挙げられるでしょう。

GankでKillが取れたもしくは帰らせることが出来た場合に、minionがtower近くまで来ていれば、Udyrはlv3の時点でTowerに対して毎秒およそ70ダメージ程度(減算後)与えることができるため、相手のTowerの体力を大幅に奪うことが可能です。

なお、Towerに対してPersistent Effect 2は発生しませんが、Persistent Effect 1は有効です。


・Turtle Stance

Udyrが一般的にlv2で習得するTurtle Stanceにはlv1から60 health分のシールドと10 % Life Stealが備わっています。
このTurtle Stanceの10 % Life StealとMastery/Runeの 5% Life Steal、Doran's SwordのPassiveとが相まって、Health Potionを必要とせず、Healthを高い状態にキープしたままジャングルを周ることが可能です。

このビルドにおけるlv2時点のTurtle StanceでのADはおよそ 81 で、15 % の Life Steal と Doran's Blade の効果により、Monster(種類にもよりますが)への通常攻撃で1回あたりおよそ 15 程度回復することになります。

彼はこの回復力を活かして、2試合ともRed buff 、 Blue buff 、 Wolf camp (回復)の順にまわった後でGankに向かっています。

また、このビルドのSustain能力がよくあらわれているのがWeek 3 Day 2、NiPとの試合での9分時点でUdyr lv5、そしてWeek 4 Day 1、ATNとの試合での5分時点でUdyr lv4でのDragonです。

Week 3 Day 2



Week 4 Day 1





・アイテムビルド

最初に購入するアイテムはこのビルドが最も目を引く要因ともなっている、Doran's Bladeです。

Cost: 475

+80 Health
+10 Attack Damage

Passive: 通常攻撃した際に Health が 5 回復する。

先に述べたようにAttack Damageの増加はTiger Stanceと相性がよく、Passiveの効果は序盤のSustainに役立っています。

+80 Health は lv 上昇時のHealth増加量が低めのチャンピオンと同程度のものです。
これはMasteryのVeteran's Scar(+30 Health)、Durability(+1.5 Health per level)を習得していたとしても、低レベル時には50 Health近い差があります。

過去の2試合を見る限り、最初のRecallで購入するアイテムはBoots of Speed、次にSpirit Stoneという順序のようです。
それ以降はSpirit of the Ancient Golem、Ninja Tabi、Runic Bulwark、Locket of the Iron Solariなどを購入しています。

これらのアイテムは最近の"Tanky Jungler"としての一般的な選択肢です。



・最後に

このビルドはまだ数回しか使われておらず、未知部分が多く存在します。
また、私による当て推量により、ご本人の意図が外れている部分も多分に含まれていると思います。
私としてはこれを叩き台として、自分なりにビルドを研究していただければと思います

意見や感想についてはコメント欄へどうぞ。


参考: Gambit Gaming : Diamond’s Doran’s Blade Tiger Udyr
http://how2jungle.net/gambit-gaming-diamonds-dorans-blade-tiger-udyr/


LCS 2013 EU Summer W4D1




LCS 2013 EU Summer W3D2





0 件のコメント:

コメントを投稿