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2013年7月29日月曜日

韓国でのElo Boostingスキャンダル


韓国のMonster Gamingと呼ばれるチームがプロ志望の若手プレイヤーを多数勧誘して、Elo Boosting(レート上げ代行)をさせていたとい噂が話題になっています。


[KR News]Monster Gaming Elo Boosting Scandal

事の発端はDotaの有名選手がMonster Gamingというそれまで無名だったチームに加入するという発表が行われた際にそのチームのコーチとElo Boostingのウェブサイトの管理者の名前が同じだったということで噂となりました。

Monster Gamingのコーチは噂を否定しましたが、その後、Monster Gamingのプレイヤーがインタビューでその内情を暴露しました。

選手たちの話によればコーチは他のビッグチームのコーチの知り合いの名前を出して(*1)、プロ契約チラつかせて有望な選手を勧誘、Gaming Houseに招いていました。
チームには1軍、2軍が存在し、1軍は他のチームと練習試合する時間以外を、2軍はほぼ一日中Elo Boosting(レート上げ代行)作業を強制されていたと言います。
なかにはギャングの一味であることをほのめかすなど脅迫などもあったようで、選手たちは睡眠時間や食事時間を削って作業をされられていました。

1軍のプレイヤーはTPSやTPAなどとの練習試合ではその全て勝利していたという優れた腕前の持ち主だったようです。
Riot GamesにはElo Boostingに関与したプレイヤーは大会への出場権を剥奪するという規程があるため、今回関わった中で将来はプロになりたいという夢を持っている選手たちは不安を感じているようです。


2ヶ月前には同じく韓国のユーザーがRiot KoreaがElo Boostを傍観しているだけだとredditで訴えており、LoLの人気が出る一方でさまざまな歪みが生まれているようです。

*1 : 名前の出たコーチはMonster Gamingのコーチについて全く覚えがなく、勝手に名前を使われたと主張しています。