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2013年7月22日月曜日

Spellsy's Stat Series: Cloud 9のプレイスタイル分析


cloth5.comさまのSpellsy氏による Cloth5 | Spellsy's Stat Series: Analyzing C9's Playstyle by spellsyの訳です


シリーズ物で1回目は現在LCS NAで首位を独走しているCloud 9です。
今後、CLG、CRSの分析を行う予定だそうです。



チーム略歴 / 一般的なプレイスタイル

Cloud 9は現在、NA LCSの新星だ。Cloud 9は今シーズンから参加しており、そのほとんどがSeason 2では別のチームで活躍していたシーンの常連メンバーたちによって構成されている。この組み合わせは彼らのプレイでおもしろい原動力となっている。彼らは新人でシーンに活気をもたらしており、彼らが経験を備えていることが非常に安定したチームであることを裏打ちとなっている。これは第1週での対CRS戦や第5週での対VUL戦での逆転劇から見て取れ、彼らはその経験から試合を締めくくることにも非常に優れている。知識と新しいチームスピリットの織り成すユニークかつ効果的な - 捕まることのない統制と効果的に計算された技術的なスキルの両方を兼ね備えた韓国のプレイをモデルにした”新しい世代”のハイプレッシャー戦術を作り上げている。

序盤の戦術

次に示すCloud 9のプレイスタイルについて次に重要な点は objectives を取ることに重点を置いた序盤の戦術にある。
彼らの15回のLCSでの試合のうち、73 %でfirst dragon、66 %でfirst towerを取得している。彼らがobjective controlに優先しているのは明らかだ。序盤の成功の鍵を握るのはJunglerであるMeteos選手であり、彼のプレイを分析することはCloud 9を理解する上で非常に重要だ。
Meteos選手における序盤の優先度の高い項目はfarmingとtowerの破壊の2つに分類される。彼は序盤の55%をfarmingに、16%をレーンプッシュに割いている。これはJungler平均の46%、9%に比べて多い数字だ。
彼が自分を優先させるということは試合の後半で大きく役に立つ。
しかしそれは序盤でも効果はある。彼は12分の段階で平均より35%多くCreepを狩っており、その時点での平均レベルは7なのに対して、Meteos選手の平均レベルは8だ。彼はgoldを得ることに多くの時間を費やしているが、彼はobjectiveを取得することにも積極的だ。一般的なJunglerのpushとanti-pushの比率は0.56:1だが、Meteos選手は2.5:1だ。
Cloud 9は2v1 pushを守ることにより、序盤が長引くことを視野に入れていない。その代わりにDuo laneと協力してなるだけはやく強い中盤に突入するためにtowerの破壊を試みている。序盤の積極的なpushによるTowerのトレードやKillよりもDragonを優先することはCloud 9の特徴だ。

チームファイト、ピック、中盤の戦術

Cloud 9のプレイスタイルの本質を見ていこう。彼らが重要視しているのは中盤から終盤であり、分析するためにチーム構成とピック、彼らの動きを見ていこう。
Cloud 9は中盤安定していて、ミスが少なく、目的のために相手を上手く咎めることに秀でている。
彼らの戦略の主軸はHai選手をTFやZedでSplit pushさせ、残りの4人でグループアップしてwaveを押したり、戦いに持ち込むことだ。
この2つの柱からなる攻撃はくCloud 9の特徴的なプレッシャーのかけ方であり、自分たちがミスを犯すことを避けつつ、相手のミスを誘うことへと繋がる。

 


このことは各ロールのキルへの参加率のうち、midが他のチームより少ないことから見て取れる。
これはHai選手がやるべきことをやってないわけでも、彼の動きが悪いわけではなく、彼がsplit pushをすることによって参加している戦いの数が少ないということによるものだ。

この動きをとるにあたって彼らは入念にチャンピオンを選択している。Balls選手はRumbleやRyze、Kennenのようなteamfightで強力なポテンシャルを持つチャンピオンをピックしている。そしてMeteos選手のZac、Sneaky選手のAshe、Lemon選手のThreshといったイニシエートが強力なチャンピオンを選択する。この強力なプレッシャーの状況とイニシエートのポテンシャルの組み合わせは優れたピックのポテンシャルを作り出し、非常に賢明な戦いを選択することができるという面でCloud 9のもう1つの特徴となっている。

Cloud 9のチームファイトの戦術として、彼らはバランスの取れたkiting styleを行っている。
Cloud 9のピックはチームファイトでバランスが取れた構成をしており、特にJunglerとfarmを共有することで、非常に強固なtank lineと3.5人分の脅威を抱えるに至っている。



グラフを見ればわかるようにMeteosのfarmはより多く、ADCやMid、Topのfarmは少ない。これはZacがより多くのfarmにより、jump in と outにより長くあらゆる場所に居座り続け、Hai選手のJayceやTFのPokeとDisengageと共に、Sneaky選手がDraven、Ezreal、AsheでKiteすることに繋がる。
Cloud 9はチームとしてのシナジーによりこのスタイルの戦いに優れ、彼らは常にチームメイトが何をしようとしているか知ることだけでなく、それに対しての反応を知り、極めて円滑に効果を発揮している。
彼らのチームファイト適性、有利なピックをする非常に優れた才能、公平なfarmの分配、強力なイニシエート能力、そしてそれらが凝縮されたピックが彼らを中盤に非常に強く、高い割合での逆転、そして平均試合時間が短いことへと繋がっている。

結論

Cloud 9の活躍多くの要素が組み合わさったものだ。賢明なピックを行い、新しい戦術を取り入れて上手く実行している。しかし、彼らのプレイスタイルで最も重要な事は彼らがリソース配分と中盤でのアプローチだ。彼らのMeteos選手のかなり育ったtankによる強力なプレッシャーと強力なイニシエートという戦術が功を奏している。どのチームファイトにおいても強引に行くというわけではなく、スペースを作ってKiteするという戦術がfarmの少ないADCという戦術的判断に完璧に一致している。Cloud 9の試合におけるSolo Queueでのプレイ以上のことを知り、ゲームについて非常に思慮深くメタを作り上げている韓国のメタゲームの繊細な反復は天才だ。

統計についての記述

各チャートはすべて今シーズンのデータを元に計算している。
CSはCLGの長時間のゲームによるインフレーションが発生しているため、CS/minを用いている。
ジャングルの時間分布の円グラフは最初の10分 (1:45/55 – 12:00) は7試合の70分間から。その他の平均は30試合程度から。
ジャングルのより詳細な記述はredditの投稿を参照のこと(円グラフがあります)。

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