2月27日にDev Updateの動画と公式記事が公開されました。関連する質疑応答を紹介します。
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/dev：ヘクステックチェスト、チャンピオンの入手方法、その他について（リンク）
要約（公式記事から引用）
- ヘクステックチェスト + キーx10を獲得可能に ── 無料パスから8個、名誉システムから2個
- 無料バトルパススキンとヘクステックチェストを置き換え
- すべてのキーのかけらをキーに集約、端数のかけらは切り上げ
- すべてのチャンピオンの入手に必要なブルーエッセンスのコストを50%引き下げ
- イグゾルテッドスキン「サン・ウザル モルデカイザー」は改善のためリリースを延期
- 今後のバトルパススキンの品質を向上
- 有料パススキン1種の代わりに、有料バトルパスへミシックエッセンスx25を追加
- Clashを月に1度の頻度に戻す
- ユアショップがパッチ25.06で復活
- ブルーエッセンスストアがパッチ25.07で復活
コメント・質疑応答
チャンピオン価格
Q. チャンピオンのBE価格が安くなるのは喜ばしい……でも私つい最近全チャンピオンを購入し切ったばかりなんだよね、はぁ
League Studio代表、Meddler氏
A. もしパッチ25.4でチャンピオンを買ってしまったのならサポートに連絡すれば50%返ってきますよ（原文）
Q. チャンピオン価格が安くなってパスによってBEが獲得しやすくなったのが本当ならいい話じゃないか！
……本当？だれか計算してくれない？
Meddler氏 計算お願いします！ もし私たちの計算が間違っていたなら、修正を行います。チャンピオンのかけらがチェストから出ることとパスの最後のほうに追加のBEがあることによって、以前よりもチャンピオンへのアクセスが大幅に容易になっているはずです。それでも私たちが見落としているなにかがあったなら調査を行います（原文）
続
Q. なんで計算を運営がやらずにコミュニティにやらせようとするの？
Meddler氏 計算は完了しています、特に前回のBEの計算が間違っていたのもあり何度も再確認しました。ですがいつだってミスはあり得ますし、ミスしている可能性があることを認めるオープンな姿勢でありたいと思っています（原文）
Q. ジンだけは4444 BEのままにしておいてほしいなあ。
Meddler氏 ジンとヴェル＝コズのBE価格について少し議論しました。私たちの意見としては、ちょっとしたジョークのために高い価格を設定することは、面白いジョークではないだろうと考えました。価格が低いことの方が重要です。
これについては変更の余地は残されていますが、まだそのチャンピオンをアンロックできていないプレイヤーにとっては価格を下げるほうが正しい判断に思えました。特にそのような場合、そのプレイヤーはそのジョークの背景を理解するには至っていないでしょうから（原文）
Q. チャンピオンが安くなるということは、チャンピオンのかけらを分解した際のBEは減りますか？
Meddler氏 短期的に（次のパッチで） ― おそらくそうなります。現在は分解時の価値はそのチャンピオンの売値とリンクしているためです。
長期的に（25.6？まだ未確定です） ― いいえ。分解時の価値をナーフしたくありません、ですが売値とのリンクを切り離すまではパッチひとつ分のあいだ一時的に低下します。かけらを今すぐ分解するか、もしくはこの修正が完了するまで保持するようにしてください。次のパッチでは分解しないようお気をつけて。（原文）
Q. ヘクステックチェストからはチャンピオンのかけらも出てきますが、その価値は今回半減してしまいます。これに関してはなにか補填するつもりはありますか？
Meddler氏 チャンピオンのかけらの価値を弱体化しないことが目標です。短期的には、チャンピオンのBE価格とリンクしているために一時的に低下します、少なくともパッチ25.5の間はです。ですがその後のパッチでこのリンクを切り離す予定です（それがいつごろ可能になるか正確なところは未定です）。パッチ25.5以前にかけらを分解するか、かけらの分解をこの処理が終わるパッチまで待つことをお勧めします（原文）
ヘクステックチェスト
Q. ヘクステックチェストを獲得するためにS評価を得ようとプレイしてきました、そしてチェストがなくなってからはプレイしていませんでした。
新しいシステムではどのように獲得するのですか？
Meddler氏 ゲームをプレイしてミッションを達成する、バトルパスを進行させる、チェストは無料のパスにも含まれています（原文）
Q. Riotは我らに箱を返すと約束した。しかし、鍵を返すことは忘れていた
Meddler氏 チェストは鍵と一緒に戻ってきます（ミッションからであればほぼ同時です、あるいはパスのそのレベルの前後すぐにあります）（原文）
Q. ヘクステックチェストの復活がとてもうれしい。しかし、キーはどのように獲得するのでしょうか？
Meddler氏 箱は鍵とセットでやってきます。パスからのチェストの場合、そのレベルの前後にキーがあります（どうやら現在のUIは箱と鍵を一つのレベルで一度に獲得することができないようなので、これに変更を行うつもりですが来週のパッチには間に合わないと思います）。
名誉からのチェストの場合、ミッションを通じて同時に獲得できます（まず最初は、です。いつかは名誉システムとの繋がりが強い、より優れたシステムに変えていく予定です）（原文）
Q. ヘクステックチェストの中身はナーフされた？同じだったらうれしいな
Meddler氏 ドロップテーブルは同じです（原文）
Q. チェストからレジェンダリースキンのかけらは出る？
Meddler氏 Yes（原文ママ）
Q. チェストは持続不可能なシステムだと言ってたばかりなのに、どんな心変わりがあったんだいRiot？
Meddler氏 LoLのビジネス面が持続可能であることを確固たるものにしなくてはならない、その一方で、今回のやり方を振り返ると明らかに間違った行為でした。
プレイヤーの体験に大ダメージを与えてしまい、「素晴らしいゲームであること」と「持続可能なビジネスであること」は本来は共に高めあう関係であるはずが対立するものになっていました。
私たちがLoLの歴史の中で最高の状態にあったのは、長期的に見てLoLを良くする取り組みが持続可能なビジネスにも繋がっていたからだと考えます（原文）
Just since it's getting missed a bit: This is up to 10 per free pass in each act, so up to 60 per year (not 10 per year as we're seeing some people assume) https://t.co/wHDy60Jho7
— Andrei van Roon (@RiotMeddler) February 26, 2025
コメント訳
『やや見落とされがちなようなので: 各Actごとに無料パスで10個のチェスト、なので年間で最大60個になります（一年で10個ではありませんが、そのように読み取る人が多いようでしたので）』
スキンの調整
Q. レルとアリスターの有料バトルパスから出る予定だったスキンについてはどうする予定ですか？
Meddler氏 次に検討予定のリストに入っています。率直に言わせてもらうと、特にアリスターのスキンはとても良い商品とは言えません。出発点がそんなに強烈なものではなかったので、このスキンを改善する取り組みではなく、今年中にリリースする別のアリスターのスキンに時間を使う方向に傾きつつあります。（原文）
Q. アリスターとレルのスキンは1350RPで販売されるのかな？すでに散々言われてるけど、あのスキンのクオリティは万全には見えなかったよね。
Meddler氏 異なるテーマのアリスターのスキンを年内に販売予定です。
既存のアリスターとレルのスキンについては、どうすべきかを検討中です。良い状態ではありませんし、振り返ってみればアリスター/レルの基本スキンと十分な差別化がされた素晴らしい発想から出発できたとは、正直思えていません（原文）
Q. つまり、あのアリスターのスキンはバトルパス内のコンテンツとしては十分だったけども、独立して売るには不十分だと。それはそれで問題を感じるなあ。
Meddler氏 思い返してみれば、バトルパスの報酬としても十分ではなかったと私たちも思います。（原文）
Q. モルデカイザーのイグゾルテッドスキンが改善のため先送りという話だけど、どういう改善がされるのか。ミス・フォーチュンのアルティメットスキンみたいにゲーム内で変更できるようになればなあと思っているのだけど。
Meddler氏 イグゾルテッドスキンの改善で何が最重要なのかの詳細はまだ詰め切れていません。
モルデカイザーの場合、チームはモーション、鎧、スキンのカスタムミュージックの活用等で検討している最中です。私たちの現時点の方向性についての見解について、どこかで（r/モルデカイザーメインズで？）スレッドにして紹介したいと思っています。（原文）
Q. Act2のダリウス、タロン、サイオンのスキンにアップデートはありますか？
Meddler氏 これについて少なくともいくつか調整が予定されています。
記憶が正しければ、サイオンの鎧はもっと鎧らしく（いまはすこしボディペイントのようだ）、ダリウスは体を伸ばす際のモーションがいくつかおかしい、それとタロンのVFX（ウルトだったと思います）の調整を必要としていたはずです。
来週のパッチでの実装になるかもう少し先になるかはすぐには思い出せませんでした（原文）
その他
Q. イグゾルテッドスキンについての表示がクライアントで邪魔にならないようにする、とのことですがこれはいつから実装されますか？
それとパッチの命名形式について、いつのまにか変更されましたがどのような判断があったのですか？
Meddler氏 イグゾルテッドスキンのプロモーションが過度に目立たないよう ― 次のパッチ（25.5）でサンクタムをデフォルト（クライアント起動時）で表示しないようになります。長期的に見て、全ての人に向けて過度に目立たせることなく、新しいスキンの存在をプレイヤーにお知らせするベストな方法を探していきます。
パッチの命名形式 ― 一年の始まりに私たちは25.S1.1に挑みました。結果として口にするにも入力するにもやや冗長で無理があるように感じられることがわかりました。パッチが各シーズンのどの部分にあるのかをわかりやすくしようとしたアイデアだったのですが実際にはうまくいかず、逆に苛立たしいものになっていました。単純化するために25.1、25.2…25.4という形式に変更します（原文）
Q. システムの統合と簡素化という当初の目標がこれで達成されそうですね。
Meddler氏 そうなればと思っています。他の様々な都合の中でそれが失われてしまったことはわかっていましたが、不必要に複雑化されてしまったゲームシステムを単純化する試みは常に目標に掲げられていました。たとえ実際の行動がそう感じられないものだったとしても、そうだったんです（原文）
Q. DevUpdateの背景は人が少なくて閑散としてるね、以前はもっと人の姿があったはずなのに。動画撮影のタイミングのせいかもしれないけど、レイオフの影響を想像しないではいられないよ。
シニアエディトリアルライター、Cashmiir氏
A. 撮影場所の認可は開発チームが責任を持っています。問題解決に没頭している同僚たちの邪魔をしないようにこの場所で撮影しました。
Riotには強力なWFHポリシー（訳注：在宅ワークの取り組み）もあるため、LoLのエリア内でもすこし静かな場所を選びました。普段ならもっとたくさんのデザイナーが来てプレイテストしたりして騒々しい空間で撮影します。昨日この動画を撮影した時には、少し遅い時間になっていたのでオフィスは静かになりつつありました（渋滞を避けたり子どもや犬を迎えにいくのに早めに帰る人がいるのです）。
レイオフに関して思うところがあることを私は理解していますが、まず私たちは開発チームがみなさんのために解決に向けて取り組んでいることをお見せしたかったのです（原文）
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