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2014年11月21日金曜日

競技シーンにおける方針の改訂: Permabanned Players


競技シーンへの永久出場停止処分を受けたプレイヤーに対する方針が改訂されます。
改訂に伴い、Incarnati0n選手とDarkwinJax選手に対してレビューが行われましたが、出場停止処分が解かれることはありませんでした。


Competitive Policy Revision: Permabanned Players | LoL Esports

北米と欧州における競技シーンへの長期的もしくは永続的な出場停止についての方針が変更され、今後は該当するプレイヤーに対して出場停止処分を解くか定期的にレビューが行われることになります。

今回の方針の変更によって、Nicolaj “Incarnati0n” Jensen選手とKhaled “DarkwinJax” Abusagr選手の2名の選手に対して、レビューが行われましたがどちらのプレイヤーも出場停止処分が解かれることはなく、引き続き、Challenger SeriesやLCS Spring 2015へ出場できません。
Jensen選手とAbusagr選手は今後、LCS Summer 2015のメンバー締め切り期限の最低5週間前に再度レビューが行われます。

これまでに競技シーンへの永久出場停止処分が下されたプレイヤーはNicolaj “Incarnati0n” Jensen選手とKhaled “DarkwinJax” Abusagr選手の2名だけです。
Riot Gamesは彼らによるSummoner's Code違反は極めて悪質なものであり、彼らは他の多くのプレイヤーのゲームでの体験を台無しにしたとして、彼らに対して行った永久出場停止処分により、これまで2シーズン4期に渡って大会への出場が禁止したことは適切なものだと主張しています。

Riot Gamesは悪質なプレイヤーから私たちのプレイヤーを守ることと同時に、悪質なプレイヤーたちが更正を向けて努力を続けた場合に競技シーンへの参加に向けてセカンドチャンスを与えることが重要だと述べています。

長期出場停止処分


今後、1期を超える出場停止処分については「長期出場停止処分」となり、「一定期間出場停止処分」と「無期限出場停止処分」の2種類に分類されるようになります。
無期限出場停止処分については「最低出場停止期間」が設けられます。

無期限出場停止処分

  • 無期限出場停止処分となったプレイヤーが出場するにはレビューが必要となり、出場許可を得るには十分な時間、高い水準での言動が求められます。
  • 最低出場停止期間の期間は"Split(期)"単位です。ケースによって異なり、過去にPermabanされた経歴がある場合はより厳しい処分となります。
  • 無期限出場停止処分における最低出場停止期間は2期(1シーズンと同義)、レビューは最低出場停止期間を終えた後に行われます。
  • 一部例外なケースでは最低出場停止期間が定められない場合があります。これはゲーム外での犯罪行為など極めて悪質な行為などに適用されます。


一定期間出場停止処分

  • 一定期間出場停止処分における最大出場停止期間は2期(1シーズンと同義)です。



レビューの過程


レビューの対象となったプレイヤーはLCS Splitのメンバー申請の5週間前にLCS League Operations Teamによりレビューが行われ、4週間前には結果は選手に直接伝えられると共に公示が行われます。
出場停止処分となったプレイヤーが出場許可を得るには品行方正(後述)に努めてなければなりません。

各レビューで出場許可を得るにはプレイヤーがゲームの内外で長期的に継続した改善を行っていることを示さねばなりません。
レビューでは過去の履歴からゲーム内での味方に対しての言動やソーシャルメディア、ゲームのアカウント共有や不正行為、悪質な行為の頻度と内容について厳しく審査されることになりますます。
全てのケースに該当する答えがあるわけではありませんが、以上はRiot Gamesが行う全てのレビューにおける一般的な原則となります。


アカウントの停止への新たなアプローチ


アカウントを永久停止されたプレイヤーの元のアカウントが永久停止を解除されることはありません。彼らのその後のアカウントは迷惑行為を行っていない限り、アカウントが停止されることはありません。
方針の改訂に伴い、今年の初め競技シーンへの永久出場停止処分を受けたプレイヤーのアカウントの停止処分を取り止めました。Riot Gamesは彼らの新しいアカウントでの言動が問題ないかどうかの監視を続けています。

もし、プレイヤーが新規アカウントでもSummoner's Codeでの違反を続けるようであれば、それらのアカウントについても同じように停止します。しかし、問題がなければアカウントを停止することなく、そのままにしておきます。今後、この方針を続けていく予定です。
Riot Gamesはプレイヤーに言動の改善を求めており、プレイヤーが味方を虐げることなく、迷惑行為に及ばないように彼らが更正するチャンスを与えます。

ただ、レビューで更正が認められたとしても、アカウントを永久停止されたプレイヤーの元のアカウントを復旧させたり、過去のシーズンの報酬、スキン、チャンピオン、その他のゲーム内資産を取り戻すことはありません。


過去に永久アカウント停止されたプレイヤーたちのステータス


Jensen選手とAbusagr選手は2013年の1月23日に処分を受けました。新しい長期出場停止処分の方針に従い、彼らの出場停止処分について次のように定めるものとする。

Nicolaj “Incarnati0n” Jensen

永久出場停止を以下のように再分類を行う

  • カテゴリー: Indefinite (無期限出場停止処分)
  • 最低出場停止期間: 4 期 (LCS Summer Split以前にレビューを受ける権利を有する)


Khaled “DarkwinJax” Abusagr

永久出場停止を以下のように再分類を行う

  • カテゴリー: Indefinite (無期限出場停止処分)
  • 最低出場停止期間: 4 期 (LCS Summer Split以前にレビューを受ける権利を有する)


新しい方針に従い、両名に対してレビューが行われましたがどちらも出場停止処分が解かれることはありませんでした。
引き続き、彼らは2015 CS Spring および 2015 LCS Spring Splitを含むRiot Gamesが主催する大会に出場出来ません。
彼らは2015 LCS Summer Splitの開始時に再度レビューが行われます。