Namiの新スキン・River Spirit Namiのリリースに伴い、プロモサイト(ポルトガル語)が公開されました。
公式プロモサイト
http://namiiara.riotgamesbrasil.com.br/
プロモサイト訳
集まりなさい、皆の者。伝説の守り手がやってくるぞ。
暗い海の深い底から遠く離れたところ。そこには川と湖に住まう、陸の上でも水の中でも生きられる者たちの部族が住んでいた。自然と調和する、この神秘的で、隔絶した文化の元に生きる人々は、最上の使命たる掟を持っていた。大自然の生命を、永遠に守り続けることだ。
この高貴なる民の、ある悲しい逸話により、彼らの辿る歴史は変わってしまった。そこに腰掛け、私の語る伝説に耳を傾けるがよい。
若く、美しく、有望で。多くの者に愛されていたが、他の者からは嫌われていた。
褐色の肌、長い黒髪に感情豊かな目をした、若き女呪術医(ウィッチドクター)。彼女の将来は洋々たるものだった。彼女は自然とともにある存在であり、動物たちと理解し合える力により、様々な世間話の源となっていた。動物たちの話を聞いている彼女は、はにかみながらかわいらしい笑みをこぼれさせていた。
彼女の他にない美しさと魅力は自信の源であり、仲間の称賛の的ともなった──他の者たちの嫉妬と怒りを買うことにもなっていたが。
ある日、謎の存在からの伝言が、彼女の家に残されていた。疑いようもなく、招集状であった。大きな都市の境界線そばにある湖の生き物が、汚染物質の流入によって命の危機に晒されているという内容の手紙。「私が誰なのかを知りたければ、湖底に沈んだ丸い鏡を探し出して、湖の上に持ってくること」と手紙には書かれていた。
疑われることを避けるため、彼女はその災厄を調査すべく、日没後の雲に覆われた夜の中へと旅立った。何が待っているのか、想像だにせず……
彼女が湖に辿り着くと、湖面は見たことがないほど澄み渡っていた──謎の伝言に書かれた状況とは完全に正反対の状況だったのだ──彼女は湖に潜ると、湖底で丸い鏡を見つけ出した。そうして湖面へと戻る途中、待ち伏せしていた者たちが彼女に襲いかかった。物陰に身を潜めた悪人の一団が、弓矢と槍で彼女を傷つけ、その命を奪ったのだ。
混乱と絶望の中で明かされた恐ろしい真実が、彼女が今生で目撃した最後の光景だった。彼女に突き刺さった矢には、彼女の部族の刻印が刻まれていたのだ。
動かなくなった彼女の身体が湖深く沈んでゆくと、上空の雲が晴れ始め、全ての地を照らす光を放つ月が姿を現した。この女性が受けた不当な仕打ちを大自然が憐れんだかのように、肉食魚の群─誰もが恐れている魚たちだ─が湖面まで昇ってきた。
魚たちにぐるりと取り囲まれ、一条の月光が彼女の身体を照らすと、不思議なことが起こった。彼女の伝説は、ここで終わりはしなかったのだ。
一瞬の閃光の後、彼女は蘇った──いや、少し違う。彼女が見つけ出した鏡は杖の先端に輝き、月光の下で彼女自身を映し出していた。彼女の顔には部族の戦化粧が施されていたが、その肌は青白く変じていた。髪はかつての夜を映したような黒髪ではなく、木々の戴く緑色になっていた。
大自然より賜った恩寵の下に、守護の誓いを立て、悲しい過去を背負ったNami Iaraは自然界の守護者として蘇ったのだ──そして、その力は彼女がかつて夢見ていたものより、ずっと強大になったのだった。
Thanks to あるふぁさん(画像からのポルトガル語文章書き出し)
参考英訳1:Surrender at 20: River Spirit Nami now available!
参考英訳2:River Spirit Nami's Promo Site Translated, Suspension of Nukeduck and Mithy, Pentakill's "Smite and Ignite" Album Out Now, Sale - News - Reign of Gaming
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Game 4 Broke: River Spirit Nami の歌に身を委ねよ - Lose yourself in the song of River Spirit Nami
Iaraとは、ブラジル先住民族のひとつツピ族の伝承およびグワラニ神話にある名前で、「湖の淑女」を意味します。世界中に散在するニンフ、セイレーン、マーメイドといった伝承の類型のひとつで、人間の男性を誘惑する、水辺に棲む妖です。
Iaraは若く美しい女性の姿をしており、緑色の髪と明るい肌を持ち、その身体は淡水に繋がっています。日中は棲んでいる川のそばの岩に腰掛け、髪を梳ったり、うとうとしていたりします。人間の男性が近くにいることを察知すると、その男性を優しく誘惑し、永遠に水の中へと連れ去ります。Iaraに連れ去られることは必ずしも悪いことではありません。Iaraは連れ去った男性の面倒を一生見てくれるのです。Iaraは不死の存在ですが、その恋人は定命の存在であり、歳を取って死にます。
Iaraの伝説は、ジャングルの中に分け入った後に帰らなかった人々の行く末を説明するものと考えられています。
また、Iara(またはYara)という名前はブラジルで一般的な女性の名前として、よく見られる名前です。
参考:Iara (mythology) - Wikipedia, the free encyclopedia
彼女の他にない美しさと魅力は自信の源であり、仲間の称賛の的ともなった──他の者たちの嫉妬と怒りを買うことにもなっていたが。
使命に呼ばれ:鏡の神秘
ある日、謎の存在からの伝言が、彼女の家に残されていた。疑いようもなく、招集状であった。大きな都市の境界線そばにある湖の生き物が、汚染物質の流入によって命の危機に晒されているという内容の手紙。「私が誰なのかを知りたければ、湖底に沈んだ丸い鏡を探し出して、湖の上に持ってくること」と手紙には書かれていた。
疑われることを避けるため、彼女はその災厄を調査すべく、日没後の雲に覆われた夜の中へと旅立った。何が待っているのか、想像だにせず……
犠牲になったもの:奪われた命
彼女が湖に辿り着くと、湖面は見たことがないほど澄み渡っていた──謎の伝言に書かれた状況とは完全に正反対の状況だったのだ──彼女は湖に潜ると、湖底で丸い鏡を見つけ出した。そうして湖面へと戻る途中、待ち伏せしていた者たちが彼女に襲いかかった。物陰に身を潜めた悪人の一団が、弓矢と槍で彼女を傷つけ、その命を奪ったのだ。
混乱と絶望の中で明かされた恐ろしい真実が、彼女が今生で目撃した最後の光景だった。彼女に突き刺さった矢には、彼女の部族の刻印が刻まれていたのだ。
大自然の哀れみ:物語はここでは終わらない
動かなくなった彼女の身体が湖深く沈んでゆくと、上空の雲が晴れ始め、全ての地を照らす光を放つ月が姿を現した。この女性が受けた不当な仕打ちを大自然が憐れんだかのように、肉食魚の群─誰もが恐れている魚たちだ─が湖面まで昇ってきた。
魚たちにぐるりと取り囲まれ、一条の月光が彼女の身体を照らすと、不思議なことが起こった。彼女の伝説は、ここで終わりはしなかったのだ。
川と湖より、月光の下で生まれ変わる:彼女の名はNami Iara
一瞬の閃光の後、彼女は蘇った──いや、少し違う。彼女が見つけ出した鏡は杖の先端に輝き、月光の下で彼女自身を映し出していた。彼女の顔には部族の戦化粧が施されていたが、その肌は青白く変じていた。髪はかつての夜を映したような黒髪ではなく、木々の戴く緑色になっていた。
大自然より賜った恩寵の下に、守護の誓いを立て、悲しい過去を背負ったNami Iaraは自然界の守護者として蘇ったのだ──そして、その力は彼女がかつて夢見ていたものより、ずっと強大になったのだった。
Thanks to あるふぁさん(画像からのポルトガル語文章書き出し)
参考英訳2:River Spirit Nami's Promo Site Translated, Suspension of Nukeduck and Mithy, Pentakill's "Smite and Ignite" Album Out Now, Sale - News - Reign of Gaming
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Iaraとは、ブラジル先住民族のひとつツピ族の伝承およびグワラニ神話にある名前で、「湖の淑女」を意味します。世界中に散在するニンフ、セイレーン、マーメイドといった伝承の類型のひとつで、人間の男性を誘惑する、水辺に棲む妖です。
Iaraは若く美しい女性の姿をしており、緑色の髪と明るい肌を持ち、その身体は淡水に繋がっています。日中は棲んでいる川のそばの岩に腰掛け、髪を梳ったり、うとうとしていたりします。人間の男性が近くにいることを察知すると、その男性を優しく誘惑し、永遠に水の中へと連れ去ります。Iaraに連れ去られることは必ずしも悪いことではありません。Iaraは連れ去った男性の面倒を一生見てくれるのです。Iaraは不死の存在ですが、その恋人は定命の存在であり、歳を取って死にます。
Iaraの伝説は、ジャングルの中に分け入った後に帰らなかった人々の行く末を説明するものと考えられています。
また、Iara(またはYara)という名前はブラジルで一般的な女性の名前として、よく見られる名前です。
参考:Iara (mythology) - Wikipedia, the free encyclopedia
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