最近、シーンを見始めた人向けに韓国の公式大会とWorld Championships(以下 WCS)へ出場するまでの流れをまとめてみました。
韓国は「OnGameNet Champions」(以下 OGN)と「NiceGameTV League of Legends Battle」(以下 NLB)からなる2リーグから成り立っており、その他の地域とは大会の進め方が異なります。
以下は各チームの状況によって多少出場条件などが場合があります。
ここではSeason 4の韓国シーンを例に見ていくことにしましょう。1年の流れは概ね次のようになります。
今年はOGN Champions Springと同時期にMasters(クラブ対抗戦)が行われましたが、WCSへの出場とは関係しませんので今回は説明を省略します。
OGNとNLBの関係
OGN
OGN ChampionsはWinter、Spring、Summerと1シーズンに3回行われる韓国で最もメジャーな大会です。
OGNでは前節の上位8チームと予選を勝ち上がった8チーム、合わせて16チームが4つに分かれてグループステージを行い、各グループの上位2チームが決勝トーナメントへと進み、優勝を競います。
メンバー変更などでシード権を失うチームが発生したには参加チームが16チームになるよう逐次調整されます。
NLB
NLBはOGNでベスト8までに敗退したチームが出場する大会です。
出場チームから3つの段階に分けられます。
- Gold League : OGNの予選の上位15チームと日本のLJL優勝チームを加えた16チーム
- Platinum League : OGNのGold Leagueの勝者8チームにOGNのグループリーグで敗退した8チームを加えた16チーム
- Diamond League : Platinum Leagueの上位4チームとOGNのベスト8で敗退した4チームを加えた8チーム
World Championshipsへの参加条件
韓国のWorld Championships出場チームは各節のOGN、NLBの順位に応じて割り振られる「サーキットポイント」の合計によって決定されます。
韓国に割り振られているWCSの出場枠は去年と同じであれば3枠で、サーキットポイントの累計1位と2位、そして残り1枠は3位から6位によるプレイオフによって決定されます。
OGNの各順位のサーキットポイント
1位 : 400pt
2位 : 225pt
3位 : 150pt
4位 : 100pt
NLBの各順位のサーキットポイント
1位 : 75pt
2位 : 60pt
3位 : 50pt
4位 : 40pt
5-8位 : 20pt
9-12位 : 10pt
OGN Champions Summer開幕直前のサーキットポイント順位
1. Samsung Galaxy Blue 450
1. SK Telecom T1 K 450
3. Samsung Galaxy White 375
4. NaJin White Shield 325
5. KT Rolster Bullets 190
6. CJ Entus Blaze 175
7. NaJin Black Sword 120
8. CJ Entus Frost 95
9. Xenics Storm 50
10. KT Rolster Arrows 40
11. SK Telecom T1 S 30
11. Jin Air Green Wings Falcons 30
13. Xenics Blast 20
13. Incredible Miracle 2 20
13. Prime Optimus 20
13. Jin Air Green Wings Stealths 20
13. Incredible Miracle 20
18. Alienware Arena 10
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