Riot Gamesが辞めていく新規雇用者に対して、「Queue Dodge」というプログラムを開始

Riot Gamesが雇用から60日以内に辞めていく新規雇用者に対して、年俸の1割を支払うという「Queue Dodge」というプログラムを開始すると発表しています。




Announcing Queue Dodge | Riot Games

今週から、私たちは「Queue Dodge」という新しいプログラムを実施します。このプログラムは辞めていく新規雇用者に退職金を支払うというものです。

• 新規雇用者は入社して60日以内ならいつでも「Queue Dodge」を選択できる。
• 「Queue Dodge」を選択した人には年俸の1割（最大$25,000）が支払われる。

積極的に辞めさせたいわけではありませんが、明るく安全な出口を用意したかったのです。
加えて、私たちは次のことについても望んでいます。

Riotの文化を強化
はじめから、私たちは文化に焦点を当ててきました。私たちは使命の共有、価値観、情熱、信頼、互いの尊重を基に働いてきました。
もし、私たちの文化の個性的な風習を制限しようとしていたとしたら、会社と彼ら自身は給料のためだけにひどい仕打ちをしていたことでしょう。人々とチームの団結はより効果的で、ミッションと価値観のへの団結はよい人材を確保することができます。私たちは「Queue Dodge」を自分に合わなかったことに対して率直で前向きに、建設的な方法へと進めるようデザインしたのです。

雇用プロセスのバックネット
全ての新規雇用者は厳格な面接プロセスを通じて雇用しますが、すべてにおいて良い形にフィットするというわけではありません。ミスマッチによるわだかまりを許容するよりも、迅速に対処したいと考えました。これは会社にとってもプロフェッショナルにとってもよいことです。「Queue Dodge」を選択する人間がどのくらいいるのかまだわかりませんが、私たちはこれから学び取り、結果として雇用の決断を改善していきます。

聞き覚えがある？
もし聞き覚えがあるとすれば、これは私たちが最初ではないからです。徹底的な顧客中心主義で知られる、Zappos社が2009年に辞めていく社員に$2000を支払うプログラムを始めた際に私たちは驚きと疑問を持って見つめていました。
その時は少々馬鹿げたことのように思われたのですが、ZapposのCEO、Tony Hsiehは次のように説明したのです。

“私たちにとって小切手よりもここにいることを選んだ人が大切なのです。私たちは長期的なビジョンを信じ、文化の一部となってくれる人を求めています。”

クレジットとフィストバンプ（拳を突き合わせる挨拶）はZapposとTonyの洞察力とインスピレーションへ。