Team Dignitasに掲載された、「Analysis of the new changes to Bloodthirster and Blade of the Ruined King(Blade of the Ruined KingとBloodthirsterへの新たな変更に関する分析)」の訳です。
やあみんな、またお会いしましたね。Foxです。先週の記事(日本語訳:Ashe's Hawkshotより)の続きになります。結局、いろいろな人たちとアイテムビルドについて議論し、アイテムビルドについて話し合いました。前の投稿では、このパッチのInfinity Edgeがどれだけ良いかについて述べ、そして、Brade of the Ruined KingよりもBloodthirsterを買うべき時に関して、疑問視する人が出てきました。
私は常に、大量のクリティカルでADをスケールさせる、BloodthirsterとInfinity Edgeを含むビルドがすごく好きでした。しかし、Bloodthirsterの弱体化と、Blade of the Ruined Kingの大きな強化に関しては、自分でダメージ計算をすることが最善の策だということに気づいたのです。なぜなら、どのADCもスキルに異なるADスケールを持つからです。下のグラフは、通常攻撃のダメージのみを示しています。
このグラフはいくらかミスリーディングになっているように思います。ちょっと見ると、王剣が明らかに優れているように見えるのです。しかし、これは王剣が現在の体力の割合でダメージを与えるからで、最初のグラフでは、敵のヘルスが600ある場合、BoRKがより多くのダメージを与えることがわかります。敵にダメージを与えると敵のヘルスは500になり、BTがより優れたダメージアイテムになり始めます。このような理由から、私は3つ目のポイントをグラフに追加しました。
この緑の点は、ヘルスが100%から0%になるまで同じ敵を攻撃した時に、BoRKが総合的にもっと強いアイテムになるポイントを示しています。もし敵の最大ヘルスがこのポイントを上回っていたら、BoRKがより多くのダメージを与え、下回っているのであれば、Bloodthirsterに軍配が上がるでしょう。
このグラフはBlade of the Ruined KingのAttack Speedを計算に入れています。BloodthirsterがBoRKよりも300ゴールド高いことについても、言及する価値はあるでしょう。
まず、2つのアイテムを単体で、クリティカルによるスケールなしで比べてみましょう。
ここではBotRKがとても強く見えますが、BoRKのパッシブはクリティカルでスケールせず、敵のヘルスでのみスケールするので、当然のことです。一旦クリティカルをビルドの中に含めれば、Bloodthirsterが少し良く見えてきます。
このグラフはいくらかミスリーディングになっているように思います。ちょっと見ると、王剣が明らかに優れているように見えるのです。しかし、これは王剣が現在の体力の割合でダメージを与えるからで、最初のグラフでは、敵のヘルスが600ある場合、BoRKがより多くのダメージを与えることがわかります。敵にダメージを与えると敵のヘルスは500になり、BTがより優れたダメージアイテムになり始めます。このような理由から、私は3つ目のポイントをグラフに追加しました。
この緑の点は、ヘルスが100%から0%になるまで同じ敵を攻撃した時に、BoRKが総合的にもっと強いアイテムになるポイントを示しています。もし敵の最大ヘルスがこのポイントを上回っていたら、BoRKがより多くのダメージを与え、下回っているのであれば、Bloodthirsterに軍配が上がるでしょう。
このグラフはBlade of the Ruined KingのAttack Speedを計算に入れています。BloodthirsterがBoRKよりも300ゴールド高いことについても、言及する価値はあるでしょう。
まず、2つのアイテムを単体で、クリティカルによるスケールなしで比べてみましょう。
ここではBotRKがとても強く見えますが、BoRKのパッシブはクリティカルでスケールせず、敵のヘルスでのみスケールするので、当然のことです。一旦クリティカルをビルドの中に含めれば、Bloodthirsterが少し良く見えてきます。
Phantom Dancerのクリティカル値である30%を選択しました。公平に言えば、Bloodthirsterを欲しがる多くのADCたちはPhantom Dancerを欲しがることはなく、これより少ないクリティカル値となるでしょう。正直に言って、Bloodthirsterはとても悪く見えます。敵のヘルスが1375ありさえすれば、BloodthirsterよりもBoRKを持つ正当な理由になるからです。
これらのシミュレーションにおいて、BloodthirsterがBotRKよりも優る場所があるのなら、ここでしょう。大量のクリティカルを持つInfinity Edgeは、とんでもない量のADCのスケールをもたらすレイトゲームのビルドです。しかし正直に言うと、私はこれに興味がありません。平均的なglass-cannon(訳注:ガラスの大砲、大きな攻撃力を持つが防御に欠けており、脆いキャラクターのこと)のcarryは、基礎能力値のみのヘルスが2000に届かない程度となり、ビルドに何らかのヘルスを含めるのであれば、そのヘルスはBoRKが優位になるラインを簡単に越えてしまいます。
結論と見解
そういうわけで、純粋な通常攻撃主体のADCにとって、Bloodthirsterは今や決して買うべきではないアイテムです。Bloodthirsterのシールドのパッシブは良いもので、少しだけLifestealを増やしてくれますが、もし敵のバーストをもらってしまうことで苦しんでいるなら、Banshee's VeilかGuardian's Angelを買うことが、より信頼のおける防御的選択肢になるでしょう。Blade of the Ruined Kingのダメージやアクティブは単に強すぎて、見逃すことが出来ないのです。
そして、Bloodthirsterの持つ高いAttack Damageを必要とするスキルファイター系ADCに関しては、弱くなっていくでしょう。私の当初の考えでは、Bloodthirsterの変更はそういったADCたちの弱体化(ADが20少なくなり、値段が300ゴールド増加)でしたが、これらのチャンピオンは、パッチ後も総合的には問題ないでしょう(Randuinsの弱体化などがあったが、弱体化だけではない)。しかし、BoRKの強化という形で大きな強化を得た通常攻撃主体のADCに対して、スキルファイター系のADCは競い合うことができなくなるでしょう。
通常攻撃主体のキャリーたちが、超強化されたBlade of the Ruined Kingを使おうとしていて、Bloodthirsterが弱体化されたのなら、ADスキルファイター系ADCをプレイする理由があるでしょうか? そういったチャンピオンたちは競技シーンから姿を消す……そう予測していると言いたいところですが、ほとんどは競技シーンにいません。Miss Fortune? Varus? これらのチャンピオンは、このパッチで目に見えて弱くなるでしょう。Lucian、Graves、Corkiといったtop tierのADCも被害を被るでしょうが、どのようになるかはわかりません。しかし、このパッチが競技シーンで使われるようになった時、GravesやCorkiが見られるようになるとは思いません。
Jinx、Vayne、Twitch、Tristana、そしてBoRKを効果的に使える全てのマークスマンに注意しましょう。なぜかというと、マークスマンのメタゲームは、強力なADスキルに基づいたビルドから遠ざかり、通常攻撃へと明らかに移行する、私はそう感じているからです。
読んでくれてありがとう、もしあなたがこの記事を気に入って、このような記事をもっと読みたかったら、また、好きではないけれど、何らかのフィードバックを残してくれるなら、ぜひTwitter @fox_niholasに連絡してください。
通常攻撃主体のキャリーたちが、超強化されたBlade of the Ruined Kingを使おうとしていて、Bloodthirsterが弱体化されたのなら、ADスキルファイター系ADCをプレイする理由があるでしょうか? そういったチャンピオンたちは競技シーンから姿を消す……そう予測していると言いたいところですが、ほとんどは競技シーンにいません。Miss Fortune? Varus? これらのチャンピオンは、このパッチで目に見えて弱くなるでしょう。Lucian、Graves、Corkiといったtop tierのADCも被害を被るでしょうが、どのようになるかはわかりません。しかし、このパッチが競技シーンで使われるようになった時、GravesやCorkiが見られるようになるとは思いません。
Jinx、Vayne、Twitch、Tristana、そしてBoRKを効果的に使える全てのマークスマンに注意しましょう。なぜかというと、マークスマンのメタゲームは、強力なADスキルに基づいたビルドから遠ざかり、通常攻撃へと明らかに移行する、私はそう感じているからです。
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翻訳:ねりす(Thanks!)
訳文監修・図の翻訳:あおれんじゃ
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