EUWの高レートSolo Queue Player, Incarnati0n氏がMid Lane, Froggen, コーチング, BAN解除の可能性について、インタビューに答えています。
Incarnati0n: "If I could pick my players and was given time to practice, I think I could be a top contender" - onGamers
Nicolaj 'Incarnati0n' Jensen氏はかつては"Veigodx"や"Wizikx"という名前で知られており、LCSや大きな大会への出場経験がないにもかかわらず、EUにおける最高の才能の持ち主の1人だと称されていた。
彼の実力が競技シーンで発揮されていない理由は彼が2013年1月にRiot Gamesによって無期限のBANされたことによるものだ。
(参考:Game 4 Broke - LoLの情報ブログ: Player ruling : Life time banned player)
現在、BANから16ヶ月が経過し、デンマーク人のMid Lanerはプロプレイヤーとしてのキャリアの開始の可能性を模索している。
このインタビューでは、Incarnati0n氏は彼の個人の技量、Froggenとのマッチアップのシュミレーション、LoLにおけるMid Lanerの役割、SK Gamingのコーチについて語ってもらった。
Q. 何時頃からLoLをプレイし始めましたか、またどのくらいでSolo Queueの高レートへ到達しましたか?
Season 1の終わりごろからプレイをはじめ、シーズンの終わりにはlevel 30に到達していました。
Season 2に入ってからまもなくRankedを始め、ほとんど間を置くことなく高レートへと達し。それ以来極めて高い位置にいます。
Season 3に入って、初めて1位となり、それから何度もトップとなり、今もしばらく1位です。長く続いて欲しいですね!
Q. S1とS2の期間中、最高クラスの競技シーンに参加しようとしたことはありますか?
Season 1の頃はレベルアップのため、競技に参加する機会はありませんでした。
Season 2ではSolo Queueでの素行が悪く、不正を行っていたため、競技シーンで私とプレイしたいというプレイヤーはいませんでした。
Season 2終了時にonline play-inで2013 Spring Split qualifierに参加する資格を得ました。しかし、その次点でアカウント停止を受け、参加できなくなりました。
それが私の最初で最後となったプロプレイヤーになるための挑戦です。
Q. Midでのあなたのスタイルと長所と短所を説明していただけますか?
計算された積極性を好みます。
相手に対してアドバンテージがある時、ダメージ交換ができる時とできない時を知り、技術力のレベルを高く維持することが重要です。
私はチャンピオンのポテンシャルを最大限引き出せるようにルーン、マスタリー、アイテムビルドのmin-maxを試しています。
弱点については特にありません、もしあったとしたら、Solo Queueで貪欲になりすぎて有利な時に自殺に繋がる節があることくらいです。
Q. あなたのプレイスタイルに今一番あってるチャンピオンはなんですか?
FizzとTwisted Fateです。彼らはSolo Queueのシナリオで現在最も信頼できると感じています。
彼らは両方とも単に相手Lanerを倒すだけでなく、Roam時に高い機動力と優れたGankが可能というmap 全体をcarryするポテンシャルを備えるスキルを持っています。
両名の鍵となるのは人気のピックに対して適切にレーンを行う方法をしることです。序盤遅れを取ると(特にFizz)、追いつくのは困難です。
レーニングはこれらのチャンピオンにおいて生命線で、もしレーンで同等もしくは有利にもっていければ、ゲーム終盤に素晴らしいチャンスが訪れます。
これらのチャンピオンではプレイ回数が多いため序盤に明確な流れはありませんが、チャンピオンをプレイし始めた際に私は失敗した際に何が悪いか分析し、次に同じ失敗を繰り返さないようにします。
誰かが新しいチャンピオンや戦術を見出すまでに、ある程度試合をこなせば、あなたのミスは激減しているでしょう。その時まで繰り返しです。
Q. redditやソーシャルメディアではLCS EUのmidとあなたが対面した時の話が持ち上がります。
Diamondproxは今年の3月に、Solo QueueではあなたのほうがFroggenよりも優れており、SHCのanalyst/coachのls氏はあなたのことを韓国のプレイヤー以外では最高のプレイヤーかもしれないと語っています。
自分のSolo Queueのレベルについてどう考えていますか?
彼らがゲームにどのくらい真面目に取り組んでいるかわからず、自分のレーン以外からの要素(Jungler)がゲームの1v1フェイズにおける大きく影響を及ぼすため、他のトッププレイヤーたちと自分を比較するのは難しいでしょう。
過去数ヶ月の私の経験からすると私のプレイのSolo Queueにおける水準はFroggenと同じくらいか、チャンピオンプールが彼より広いため少し上くらいだと考えています。
私たちのプレイスタイルも異なっています。彼はファームに重点を置き、安全にプレイしようとします。私はレーンで序盤で積極的にアドバンテージを取ろうとします。
最終的にそのことが私を優れたプレイヤーにしているわけではありませんが、唯一の問題となるのはLCSや他の大会におけるステージ上でのパフォーマンスです。
Q. LCS EUを観戦している立場から、誰か他に目立った mid lanerはいますか?
EUのmid playerの全員はほぼ同じレベルです。Froggenが少しだけ上回っています。
Q. Solo QueueでFroggenと対戦したことがあるプレイヤーとして、韓国のMid LanerとFroggenを比較した場合どうでしょう?
彼は一般的には上手くやるでしょう。彼は先に述べたように安全にファームに終始し、リスクを犯しません。これはつまり敵が弱点を見つけるのが難しいということを意味します。
一方で、Gankがないことには勝つことも目立った効果を挙げることもなく、死ぬことが無ければ殺すことも無い、これは安全にプレイすることによる標準的なトレードオフです。
Q. Season 1からプレイしているものとしてMidの進化についてはどう考えますか?それぞれの時代に何が求められましたか?
年と共に完全に変化しています。
最初は40分間、farmするだけの退屈なもので、その時はトレンドを追いかけるのも意味の無いことでした。
Assassinが流行し、私がこれまでで最も楽しかった時代がやってきました。ただ他のレーンにとっては楽しくなかったことは想像できます。
敵を1v1でoutplayすることによって大きなリードを作り、それから1人でroamして敵のsupport, jungler, marksmanを2発で仕留めてCarryすればよかったので、snowballが極めて簡単でした。
今はそれら全てが混在しています。
Farmが推奨されるチャンピオンがおり、RoamとCarryはまだ可能ですが以前よりは序盤のキルからゴールドを得られず、他のレーンが著しく強くなったため、格段に難しくなりました。
それはあなたは以前よりキルが必要で、以前より死んではならないということを意味します。
Kayleのようなスケールに非常に優れたチャンピオンは別として、ゲームはかなりよくまとまっています。
Q. あなたは以前、midは最もゲームにインパクトを与えるポテンシャルを持つポジションだと考えていました。
かつて、例えば、Season 2の頃、中国と韓国のチームを見ると比較的、TopとADCは元々ゲームでCarryする役割でした。
今はどの2つのポジションだと思いますか?Midと共にCarryポテンシャルがあるのは?
難しい質問です。チームの構成と各個人のプレイスタイルによります。
Top Laneに関しては以前は常に経験値で優位でしたが、今ではDuo Laneと同じです。
mid laneのチャンピオン(Lulu ,Kayle)をプレイすることで大きな成功を収めているプレイヤーを見る機会は多くなりました。私は優れたtop lanerは試合に大きな影響力を持つことが出来ると考えていますが、単にマップ全体がCarry可能かというとそうではありません。
これはマップにおけるポジションによって、キル(の可能性)と経験値やゴールドを損なうというトレードなしにはduo laneへroamできないポジションだからです。地理的な問題のようなものです。
Marksmanは少し簡単になりました。2v2でレーンで大きく勝利し、序盤にタワーを取れば、midへとなだれ込み、有利をさらに推し進めることができます。
しかし、wave-clearに優れたmid lanerが相手にいた場合には、選択肢が立ち消え、2v2のゲームへと戻るだけです。
あなたは間違いなく、試合をCarryできます。Forg1venは今年の前期シーズンを通して行っていました。あなたに必要なのは単に非常に優れた技量と優れたレーニングスキルを手に入れるだけです。
Q. SKで働くきっかけとそこでの役割は?
12月に遡り、その時、私は出場停止が解かれる望みを持っていました
私は他の数人と5v5を練習していました。oceloteがSKから抜けた後、可能性として、SKの新しいメンバーになれるかもしれませんでした。
私はこれについてSKのマネージメントと話し合い、そして、私の出場停止は解かれなかったとき、私はコーチとして支援することを提案することにしました。
詳細については話せませんが、私は主に敵チームの視察とドラフトを手伝っています。
Q. 過去のシーズンのJesizとあなたのSolo QueueのMid Laneの経験から、多くの人があなたが彼を直接指導したと考えているようですが、事実ですか?
彼にはさほど手伝っていません。
私が彼に手伝ったこと必要に応じて1v1をプレイして、特定のマッチアップを教えてました。ただ、彼はやる気に溢れた人間で、常に改善に努めている人物なので功績は彼自身によるものです。
Q. 前回のプレイオフの決勝でのFnaticに対するSKのパフォーマンスについてどう分析しますか?
私たちは準備不足だったので、概ね精彩に欠いていました。私たちはLCS Splitを良い成績で終えたことに大きく喜び、自分たちを過大に評価していました。そして、過信からプレイオフでのFnatic戦をどうするかの話し合いを行いませんでした。
逆にいえば、私たちはこの経験に学び、再度起きることはありません。
次は、私たちは用意をすることでしょう。
Q. 昨季、Allianceは終盤非常に強く(最後の12試合、10勝2敗)、負けたのはFnaticとROCCATだけでした。何が変ったのだと思いますか?
そこまで変わってないと思います。彼らは後半に勢いにのり、それを維持しました。
すべては練習と戦略によるものだと思います。結局や個々のスキルや才能によるところもありますが、Allianceが優れている派手な個々のプレイに対してチームワークに優れることで多少つけこむできます。
彼らのduoとmid laneは強力であり、Wickdは使えるチャンピオンを見つけ、LANでの緊張をふるい落としたか、十分な自信を得たようです(両方かもしれません)。
Froggenは間違いなく彼らのチームで最も強いプレイヤーであり、現在のメタにプレイスタイルとチャンピオンプールがフィットしています。
Q. 以前、LCSに参加したSolo Queue High Challengerのプレイヤー、例えばForellenLordやWhiteknightが思い浮かびますが、彼らは最高のプレイヤーということを確立できず、Solo Queue Top playerはプロプレイヤーになるために何かかけているという偏見に繋がっています。
韓国シーンでみられるケースのように乗り越えられない理由についてどう考えますか?
個人的にはForellenLordは今までtop playerだったことはありません。私の観点では彼はプレイした試合数とマッチメイキングシステムの産物にすぎません。彼は特定のチャンピオンに優れていますが、それらが秀でているわけではありません。
ただ、WhiteKnightは特にJungleは非常に優秀です。私の知る限りでは彼はやる気を失っており、ほとんどプレイしていません。
彼はまず学校を卒業したいのだと思います。
もし彼がカムバックして適切な態度で努力に勤しめば、彼は間違いなくEUで最高のJunglerの1人となるはずです。
Niq (Gambit) や Selfie (SHC)のような他のSolo Queue Playerについて、偏見が真っ当かどうかわかりません。
どのようなスポーツでも世界戦へと至る競技の最高峰では成功する人より、失敗する人のほうが多くなるものです。
Q. もし、今競技シーンで参加したとしたら、どのようにプレイすると思いますか?
私はLCSでお金のためにプレイする人へ寄与できると思います。
LCSへ出場する際に考慮すべき外的要因がたくさんあるため、推測するのは難しいことですが、私と後4人の選手がいれば半数以上で(このメタ)、1v1 が終わった段階からしばらくしたら勝っているでしょう。
私がプレイヤーを選択できて、練習する時間が与えられたら、私は競技シーンの最有力候補になれるかもしれません。
Q. あなた自身の今の状況から見て、Season 4の終了後、競技シーンへ参加したいですか?
私は将来、日々Solo queueで一緒にプレイしている人とLCSで競うことができることを願っています
そうなるかどうかはRiotのスタッフのはからいにかかっています。
私は言動が根本から変わったことが認められることを節に願っています。
私はコミュニティとRiotにeスポーツの価値のあるメンバーであることを証明する以外にありません。
今はまだ先が見通せません。私の立場からするとRiotは現時点でladderでプレイすることを許してくれています、それ以上でもなくそれ以下でもありません。私は感謝しています。
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