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2014年7月16日水曜日

中国のシーン情勢とそれに対してのコミュニティの反応


中国のシーン情勢に対するコミュニティの反応についての記事をまとめました。


中国チームに韓国人選手は必要かどうかについての反応

Korean players in Chinese League of Legends teams: fans say no

以下は海外の選手が加入することに対してのチーム関係者や当事者たちの見解です。

Tabe(元Royal Club所属プロプレイヤー)
私はあまり歓迎しない。第一には中国のチームに韓国人は必要ない。第二に個人的にはコミュニケーションの問題を解決方法がない。

Su XiaoLuo(Young Gloryマネージャー、元Invivtus Gaming)
外国人選手の増加はeSports産業を競争させ、活性化させる。韓国のeSportsの中国と比べ、レベルが高く、プロフェッショナル意識が高いため。マネージメントの基準を作ることにも役立つ。
また、韓国人プレイヤーらのスキルが別の側面から利益をもたらしてくれることを願っている。

Eno Li (LMQ、Star Horn Royal Clubのオーナー)
Royal Clubは韓国のプレイヤーと最も早い段階で契約を交わしたチームの一つだ。私は優れた海外の選手がeSportsのグローバル化の本来のサインとなることを信じてならない。

Insec (Korean player and jungler for Star Horn Royal Club)
私はチームに入ることを選んだのであって、国を選んだわけではない。私がチームを探していたとき、私はSHRCが最も恩恵があると感じた。また、チームのスタッフにも満足しており、だから私は入った。

チームのマネージメントは概ね韓国のチームに対してオープンな考えを示しています。
一方でファンたちによる投票は17173件に及び、結果はマネージメントとは見解と異なっているようです。

  • 賛成: 3706
  • 反対: 15349


それぞれの派閥の意見の代表例は以下の通りです。

賛成:

  1. 海外の選手を招くのは素晴らしいことだ。eSportsは国によって分けられるわけではない。相互に戦術や仮定について協議しよう。遺伝子のように上手く交わるだろう。
  2. 海外の選手を招くチームは至極普通だ。サッカーのように、チームは名前の下で競争している、国の下ではない。
  3. われらはみな人類だ、外国人であることを気にする人などいない。違うのは言葉だけだ!


反対:

  1. 中国のeSportsを破滅させ、中国のeSports アマチュアプレイヤーからチャンスを奪ってしまうことになるだろう。
  2. 競技ゲームに海外のプレイヤーを招待するのはBOTを使用するようなものだ、私たちは自分たちでプレイしてないのだから!
  3. 反対、外国人を招待したチームは学生を探すべき。





「中国は韓国に勝てるか?」という議題についてのアンケート

Chinese fans vote: Can China beat Korea at this year's LoL Worlds?

網易(中国のポータルサイト)で行われたアンケートに14,000人のファンが答えています。

アンケートによればおよそ25%が「韓国のチームは強すぎるから勝てない」と答えたのに対して、75%は「中国は勝てる、リベンジの時だ!」と楽観的な様子です。



All Star 2014では中国代表チームの「OMG」が韓国代表チームの「SKT T1 K」に肉薄した試合があったことなどから、「Edward Gaming (EDG)」のような他の中国のチームならあるいはと考えているようです。




「Ninja Must Die」事件

The 'Ninja must die' incident: China's LOL community is wound pretty tight

中国のプロリーグ、「Tencent LoL Pro League 2014 (LPL)」では現在「Edward Gaming (EDG)」と「Team WE」が共に2位タイで首位争いに向けて激しさが増しています。

そのような状況の中で、EDGのmid Laner、U 選手がWeibo(中国のSNS)で「Ninja Must Die」と短いコメントをつぶやきました。



先日、Team WEへ加入した韓国の選手が「Ninja」というサモナーネームであり、激怒したファンたちによって瞬く間に炎上しました。
U 選手はすぐに「Ninja Must Dieとは今週頭にプレイしていたゲームタイトルの名前だ」と釈明しましたが、Team WEのファンたちの怒りは収まらなかったようです。

U 選手の真意がどうだったかはわかりませんが、先週末行われたWeek 5での両雄による直接対決で大いに緊張が高まった明らかだと記事は伝えています。

試合動画
LPLen - LPL // Week 5, Day 3 // OMG vs. YG, EDG vs. WE - Twitch


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