最近、シーンを見始めた人向けにRiot League Championship Series ( LCS ) とそれに続く、World Championshipsへの出場するまでの流れをまとめてみました。
Riot League Championship Series ( LCS ) は北米およびEUの公式大会です。
そのため北米およびEU以外の地域では大会の進め方が異なります。
参加チームは大会公式サイトを、大会ルールの詳細についてはルールブック(英語)をご覧ください
ここではSeason 4の北米シーンを例に見ていくことにしましょう。1年の流れは概ね次のようになります。
※アマチュアシーンでは上記以外にもサードパーティーが主催するさまざまな大会が開かれています。
まず、レギュラーシーズンから説明していきます。
- 8チームによるリーグ戦を行い、各チームそれぞれ4試合ずつ対戦 (1つのチームの試合数は28試合) 、順位を決定する。
- 下位2チームはプロモーションマッチへ参戦、上位6チームはプレイオフへ進出。
- プレイオフでは1位~6位まで決定、6位のチームはプロモーションマッチへ参戦。
次にプレイオフです。
各シーズンに共通しているのは以下の項目です。
- 各レギュラーシーズンの6位以内のチームが出場
- 5位内に入ることで次のシーズンへの出場権の獲得
- 6位のチームはプロモーションマッチへ参戦
スプリングシーズンとサマーシーズンの最も大きな違いはLCS Summerではプレイオフで3位以内に入ることにより、World Championshipsへの出場権を獲得できるということです。
最後にプロモーションマッチ(入れ替え戦)について説明します。
今年からChallenger Seriesが設立され、プロモーションマッチの仕組みも大きく変わりました。
去年まではRiot Gamesと提携したサードパーティーの大会で優勝することによって出場権を得ていました。
今年の春からチャレンジャーシリーズが設立され、サマーシーズンから入れ替え戦の参加チームはチャレンジャーシリーズの上位チームが出場することになりました。
チャレンジャーシリーズはシーズン毎に2期行われます。
1期は入れ替え戦を敗退した3チームとRanked Teamの上位20のチームによる予選から勝ち上がった5チームの計8チームが出場します。
2期は1期の上位3チームとRanked Teamの上位20のチームによる予選から勝ち上がった5チームの計8チームが出場します。
1期と2期、それぞれ各チームに順位によってポイントが割り振られ、最終的に総合ポイントの高い6チームによってプレイオフが行われ、3チームが入れ替え戦に出場します。
アマチュアシーンでの取り組みは今後どうなるかはっきりしていません。
「LCSの下位3チームが挑戦権を得たアマチュアチームと入れ替え戦を行う」程度に理解していればよいと思います。
以下は各リーグの賞金額です。
LCS
プレイオフ
- 1位 $50,000
- 2位 $25,000
- 3位 $15,000
- 4位 $10,000
チャレンジャーシリーズ
1期、2期終了時
- 1位 $6,000
- 2位 $4,000
- 3位 $3,000
- 4位 $2,000
- 5/6位 $1,250
プレイオフ
- 1位 $16,000
- 2位 $10,000
- 3位 $8,000
- 4位 $3,000
- 5/6位 $1,250
今年のWorld Championshipsの賞金額はまだ発表されていません。
去年の優勝賞金は$ 1,000,000、賞金総額は$2,050,000でした。
注目の選手やチームについて
過去3回行われたWorld Championshipsに3回とも出場しているチームは1チームのみで、選手としては5人だけ、Season 1およびSeason 2のWorld Championshipsの優勝チームはそれぞれ次のシーズンのWorld Championshipsには出場できていない、という事実から分かるように、「League of Legends」の大会シーンで最も面白いのは1年間で瞬く間に入れ替わるということです。
チーム/選手については、人気のある、強い、その他色々意見があると思いますが、LCSを観戦することでそれぞれお気に入りのチーム/選手を見つけてください。
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