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Power Rankings 3/24/2015 | LoL Esports
IEM Katowiceの熱狂は過ぎ去ってしまったが、各チームが現在もプレーオフに向けて精進を重ねていることを知っておいて損は無い。
Katowiceの結果は結果だが、地域での戦績が世界の展望に及ぼす影響も依然として大きい。
トップチームたちの敗北は、安定感という観点で彼らの評価に影響する。
国際大会の結果に加え各地域の状況を把握出来た今、私たちは現状と順位付けに関して、より包括的な判断を下すことが出来る。
加えてCISとLatin Americaのランキングを追加したことも告知しておく。
さあ、どのような変化があったのか見てみよう。
Koreaは非常に安定している。
Jin Air Green Wingsは時に番狂わせを起こすものの(具体的にはSKTなどを相手に)、GEの牙城を崩すことは出来なかった。とは言え彼らが良いパフォーマンスを見せたことは確かだ。
CJ Entusは高いレベルで安定したプレイを続けているが、トップチームに比肩するには至らない。
今週はJin Air Green Wingsの真の実力を見ることが出来るだろう。
彼らはIncredible Miracleに再び不覚を取ることなく、SK Telecom T1を倒すチャンスをものに出来るのか。
OMGには失望させられた。
最近の彼らの不調だけが理由ではない。彼らが他に類を見ないほど多くの才能を、一つのチームだけで浪費してしまっているからだ。
彼らは一つのチームに4人も世界レベルのプレイヤーを抱えている。Chinaに限らず、世界でも随一だ。
しかしLoveling、Cool、Gogoing、そしてUziを以てしても勝てていないのが現状だ。
この沈みゆく船を持ち直すことが出来なければ、OMGはWorldsの終わりに契約を改めなければならなくなるだろう。
良い話題では、登り調子のViciが脅威の存在となっているようだ。
LPLの王座を賭けてEDGに挑戦する日も、そう遠くないかもしれない。
誰もが日曜のCLG対TSM(TSMが再び勝利した)に沸き立って、Bay Life boysはGravityのことを忘れてしまったのだろうか。
恐らくタイトル争いは出来ないだろうが、Gravityは本来良いチームだ。
TSMはKeaneの、いやUrgotのと言うべきか、mechanical(技術の、機械の)手に落ちた。
なぜImpulseがCLGより上ではないのか疑問に思う人も多いだろう。
事実、彼らは今破竹の勢いだが、CLGはBest of 5において武器になる要素を多く持っていると私たちは考える。
しかしながら、LCS最終週の結果次第でImpulseがNAの2位になっても不思議ではない。
先週、H2KをEuropeの1位にすべきだという声があれほど上がるとは予想していなかった。
なぜ私たちが彼らの順位を上げなかったのかはきっと理解してもらえると思う。
H2Kは非常に良いチームだが、FnaticとSKは好調時のよりハイレベルなプレイと、安定感をこれまで見せてきた。
SK gamingは週を2-0で終え、IEM Katowiceの敗退から立ち直った。
驚くべきことにUnicorns of Loveは再び2-0の戦績を残した。
トップチームに連勝し、弱いチーム相手に調子が出ないこの愛らしい馬もどきたちは、LCSの中でも最も浮き沈みの激しいチームになりつつある。
しかし、この問題は解決したようなのでLMS最強チームのファンはパニックにならないで欲しい。
いまだ世界一を目指し続ける彼らは、LMSプレーオフの本命となるだろう。
一方Taipei Assassinsは下降気味だ。
直近の試合でHong Kong Esportsに敗北し、2連敗を喫している。
TPAはもはやTaiwanの2番手ではない。
CBLoL 2015最初のsplitはその準々決勝を終え、paiN GamingとKaBuM! e-Sports Blackが、それぞれINTZ、Vivo Fibra Keyd Starsと準決勝を戦う。
paiN GamingがDexterity TeamとのBo3に2-0で勝利したのは驚くべきことではないが、この2試合で彼らはシーズン中よりも団結しているように感じられた。
junglerのSirTはpatch 5.5にうまく適応していたし、AD carryのbrTTとsupportのDioudはKalistaとAnnieで新たな連携を見せた。
CNB e-Sports Clubを相手にチームを驚くべき2-0の勝利に導いた、KaBuM! Blackのjungler Danagornもこの新しいpatchをものにしているようだ。
top laner SkybartのAD Fizzが目を引く一方、KaBuM! Blackは中盤の集団戦での強さや、必要に応じてcounter initiatingも披露した。
この敗北の後、CNBは持ち直して5位を争うDexterityを2-1で下し、次のsplitでの参加枠を確保した。
決勝進出チームは出揃った。
7th HeavenとRabbitFiveがFocusMeの待つ決勝行きを賭けて戦い、RabbitFiveが2-1で勝利を収めた。
シーズン序盤の力を取り戻したZerostが大立ち回りを演じ、2試合目、3試合目の終盤戦をKalistaとEzrealで支配した。
とは言っても、今週末オフラインで行われる決勝で彼らを待ち受けるチームを倒すためにはまだ不十分だろう。
RabbitFiveは序盤のプレッシャー、engageという重大な欠点を曝け出した。
彼らの姉妹チームFocusMeの動きは遥かに抜け目なく、逆転など許してはくれないだろう。
今現在のランキングは明確だ。
番狂わせを起こすために、RabbitFiveは全身全霊を注ぐ必要があるだろう。
Latin American Cupがパワーランキングデビューを果たした!
なじみのない人のために説明すると、この地域は2つに分かれている。
6チームが争うLAN (Latin America North)と、同じく6チームが争うLAS (Latin America South)だ。
各々がレギュラーシーズンとプレーオフを行い、各サーバーの勝者がグランドファイナルで戦うのだ。
今週プレーオフが始まり、北の王者Lyon GamingがPeruのRevenge eSports(彼らを倒した3チームの内の1つ)と対戦する。
勝ったチームがDash9対GG戦の勝者と戦うことになる。
一方南ではFurious Gamingがレギュラーシーズン中唯一敗北を許したチームであるBencheadosにその怒りをぶつけることだろう。
勝者はKLGかLKのどちらかと決勝で相対する。
番狂わせに満ちたこのリーグで、今週何が起こるのかは誰にも分からない。
IEM Katowiceの後、唯一抜きん出たチームがMoscow Fiveだ。
M5はglobal ultを持つチーム構成を中心に、いくつか新しい戦略を用意してきた。
とは言ってもM5がCISを蹂躙するのに恐らくそれは必要無かっただろう。その知的なプレイスタイルに加え、大きなリードも持っているのだから。
シーズン終盤に新しいjunglerが加入したにも関わらず、Virtus.proはM5以外の相手にはまずまずの戦績を残している。
最終週で1位と2位が入れ替わることはないだろうが、3~6位のチームにとっては正念場となる。
OMGは落石のごとく転げ落ちた。
Chinaの部分でも言及したように、OMGがこれほど弱いはずはないのだが、現に彼らは苦戦を続けている。
もし彼らがプレーオフまでに立ち直れば、彼らが一流のチームなのかどうか再考の余地は生まれるだろう。
しかし今のところ、EDGがChinaを掌握している。
そしてGravityを見過ごし敗北したTSMの順位は落とさなければならない。
同時にJin AirとGE tigers両チームは試合でその強さを示したため、ほんのわずかにJin AirがTSMを上回ることとなった。
ランキングを見て分かるように、Team WEのIEM Katowiceでのパフォーマンスと、各チームのハイレベルなプレイから、私たちは今もChinaを非常に高く評価している。
翻訳:Kat
Katowiceの結果は結果だが、地域での戦績が世界の展望に及ぼす影響も依然として大きい。
トップチームたちの敗北は、安定感という観点で彼らの評価に影響する。
国際大会の結果に加え各地域の状況を把握出来た今、私たちは現状と順位付けに関して、より包括的な判断を下すことが出来る。
加えてCISとLatin Americaのランキングを追加したことも告知しておく。
さあ、どのような変化があったのか見てみよう。
KOREA
- GE Tigers (11-0) [22-2]
- SKTelecom T1 (8-3) [17-9]
- Jin Air Green Wings (6-4) [15-9]
- CJ Entus (7-4) [14-12]
- NaJin e-mFire (4-7) [11-15]
- KT Rolster (3-8) [9-17]
- Incredible Miracle (3-7) [8-15]
- Samsung Galaxy (1-10) [4-21]
Koreaは非常に安定している。
Jin Air Green Wingsは時に番狂わせを起こすものの(具体的にはSKTなどを相手に)、GEの牙城を崩すことは出来なかった。とは言え彼らが良いパフォーマンスを見せたことは確かだ。
CJ Entusは高いレベルで安定したプレイを続けているが、トップチームに比肩するには至らない。
今週はJin Air Green Wingsの真の実力を見ることが出来るだろう。
彼らはIncredible Miracleに再び不覚を取ることなく、SK Telecom T1を倒すチャンスをものに出来るのか。
CHINA
- Edward Gaming (14-1-3)
- Snake (8-2-9)
- Invictus Gaming (6-5-7)
- Vici Gaming (6-3-9)
- OMG (8-1-10)
- LGD Gaming (6-4-7)
- Master3 (4-7-7)
- Team WE (2-8-8)
- Team King (4-7-7)
- Star Horn Royal Club (4-10-4)
- Gamtee (1-7-10)
- Energy Pacemaker (1-9-7)
OMGには失望させられた。
最近の彼らの不調だけが理由ではない。彼らが他に類を見ないほど多くの才能を、一つのチームだけで浪費してしまっているからだ。
彼らは一つのチームに4人も世界レベルのプレイヤーを抱えている。Chinaに限らず、世界でも随一だ。
しかしLoveling、Cool、Gogoing、そしてUziを以てしても勝てていないのが現状だ。
この沈みゆく船を持ち直すことが出来なければ、OMGはWorldsの終わりに契約を改めなければならなくなるだろう。
良い話題では、登り調子のViciが脅威の存在となっているようだ。
LPLの王座を賭けてEDGに挑戦する日も、そう遠くないかもしれない。
NORTH AMERICA
- Team SoloMid (12-4)
- Counter Logic Gaming (11-5)
- Team Impulse (10-6)
- Cloud9 (10-6)
- Gravity (9-7)
- Team8 (9-7)
- Team Liquid (8-8)
- Winterfox (5-11)
- Team Dignitas (5-11)
- Team Coast (1-15)
誰もが日曜のCLG対TSM(TSMが再び勝利した)に沸き立って、Bay Life boysはGravityのことを忘れてしまったのだろうか。
恐らくタイトル争いは出来ないだろうが、Gravityは本来良いチームだ。
TSMはKeaneの、いやUrgotのと言うべきか、mechanical(技術の、機械の)手に落ちた。
なぜImpulseがCLGより上ではないのか疑問に思う人も多いだろう。
事実、彼らは今破竹の勢いだが、CLGはBest of 5において武器になる要素を多く持っていると私たちは考える。
しかしながら、LCS最終週の結果次第でImpulseがNAの2位になっても不思議ではない。
EUROPE
- SK Gaming (13-3)
- Fnatic (11-5)
- H2K (11-5)
- Unicorns of Love (9-7)
- Gambit Gaming (9-7)
- Copenhagen Wolves (7-9)
- Elements (6-10)
- Team ROCCAT (6-10)
- MeetYourMakers (4-12)
- Giants Gaming (4-12)
先週、H2KをEuropeの1位にすべきだという声があれほど上がるとは予想していなかった。
なぜ私たちが彼らの順位を上げなかったのかはきっと理解してもらえると思う。
H2Kは非常に良いチームだが、FnaticとSKは好調時のよりハイレベルなプレイと、安定感をこれまで見せてきた。
SK gamingは週を2-0で終え、IEM Katowiceの敗退から立ち直った。
驚くべきことにUnicorns of Loveは再び2-0の戦績を残した。
トップチームに連勝し、弱いチーム相手に調子が出ないこの愛らしい馬もどきたちは、LCSの中でも最も浮き沈みの激しいチームになりつつある。
TAIWAN
- Yoe Flash Wolves (19-2)
- Hong Kong Esports (15-6)
- Taipei Assassins (17-4)
- AHQ e-Sports Club (13-8)
- Logitech Snipers (8-11)
- Midnight Sun Esports (4-13)
- Never Give Up (6-15)
- Dream or Reality (0-21)
しかし、この問題は解決したようなのでLMS最強チームのファンはパニックにならないで欲しい。
いまだ世界一を目指し続ける彼らは、LMSプレーオフの本命となるだろう。
一方Taipei Assassinsは下降気味だ。
直近の試合でHong Kong Esportsに敗北し、2連敗を喫している。
TPAはもはやTaiwanの2番手ではない。
BRAZIL
- INTZ e-Sports (5-0-2)
- Keyd Stars (5-0-2)
- paiN Gaming (2-0-5)
- KaBuM! Black (1-2-4)
- CNB e-Sports Club (3-2-2)
- Dexterity Team (1-5-1)
- KaBuM! Orange (1-4-2)
- JAYOB e-Sports (0-5-2)
CBLoL 2015最初のsplitはその準々決勝を終え、paiN GamingとKaBuM! e-Sports Blackが、それぞれINTZ、Vivo Fibra Keyd Starsと準決勝を戦う。
paiN GamingがDexterity TeamとのBo3に2-0で勝利したのは驚くべきことではないが、この2試合で彼らはシーズン中よりも団結しているように感じられた。
junglerのSirTはpatch 5.5にうまく適応していたし、AD carryのbrTTとsupportのDioudはKalistaとAnnieで新たな連携を見せた。
CNB e-Sports Clubを相手にチームを驚くべき2-0の勝利に導いた、KaBuM! Blackのjungler Danagornもこの新しいpatchをものにしているようだ。
top laner SkybartのAD Fizzが目を引く一方、KaBuM! Blackは中盤の集団戦での強さや、必要に応じてcounter initiatingも披露した。
この敗北の後、CNBは持ち直して5位を争うDexterityを2-1で下し、次のsplitでの参加枠を確保した。
JAPAN
- DetonatioN FocusMe (8-2)
- DetonatioN RabbitFive (7-3)
- 7th Heaven (6-4)
- Ozone Rampage (5-5)
- Rascal Jester (4-6)
- Salvage Javelin (0-10)
決勝進出チームは出揃った。
7th HeavenとRabbitFiveがFocusMeの待つ決勝行きを賭けて戦い、RabbitFiveが2-1で勝利を収めた。
シーズン序盤の力を取り戻したZerostが大立ち回りを演じ、2試合目、3試合目の終盤戦をKalistaとEzrealで支配した。
とは言っても、今週末オフラインで行われる決勝で彼らを待ち受けるチームを倒すためにはまだ不十分だろう。
RabbitFiveは序盤のプレッシャー、engageという重大な欠点を曝け出した。
彼らの姉妹チームFocusMeの動きは遥かに抜け目なく、逆転など許してはくれないだろう。
今現在のランキングは明確だ。
番狂わせを起こすために、RabbitFiveは全身全霊を注ぐ必要があるだろう。
LATIN AMERICA
- Furious Gaming (9-1)
- Lyon Gaming (7-3)
- KLG (7-3)
- Dash9 Gaming (6-4)
- Bencheados (5-5)
- Last Kings (6-4)
- Revenge esports (5-5)
- Gaming Gaming (5-5)
Latin American Cupがパワーランキングデビューを果たした!
なじみのない人のために説明すると、この地域は2つに分かれている。
6チームが争うLAN (Latin America North)と、同じく6チームが争うLAS (Latin America South)だ。
各々がレギュラーシーズンとプレーオフを行い、各サーバーの勝者がグランドファイナルで戦うのだ。
今週プレーオフが始まり、北の王者Lyon GamingがPeruのRevenge eSports(彼らを倒した3チームの内の1つ)と対戦する。
勝ったチームがDash9対GG戦の勝者と戦うことになる。
一方南ではFurious Gamingがレギュラーシーズン中唯一敗北を許したチームであるBencheadosにその怒りをぶつけることだろう。
勝者はKLGかLKのどちらかと決勝で相対する。
番狂わせに満ちたこのリーグで、今週何が起こるのかは誰にも分からない。
CIS
- Moscow 5 (13-1)
- Virtus.Pro (10-4)
- RoX.KIS (8-6)
- Hard Random (7-7)
- Carpe Dien (7-7)
- Glacial Phoenix (5-9)
- Internationally V (4-10)
- Team Just (2-12)
IEM Katowiceの後、唯一抜きん出たチームがMoscow Fiveだ。
M5はglobal ultを持つチーム構成を中心に、いくつか新しい戦略を用意してきた。
とは言ってもM5がCISを蹂躙するのに恐らくそれは必要無かっただろう。その知的なプレイスタイルに加え、大きなリードも持っているのだから。
シーズン終盤に新しいjunglerが加入したにも関わらず、Virtus.proはM5以外の相手にはまずまずの戦績を残している。
最終週で1位と2位が入れ替わることはないだろうが、3~6位のチームにとっては正念場となる。
INTERNATIONAL
- Edward Gaming (14-1-3)
- GE Tigers (11-0)
- SKTelecom T1 (8-3)
- Snake (8-2-9)
- Invictus Gaming (6-5-7)
- Vici Gaming (6-3-9)
- Jin Air Green Wings (6-4)
- Team SoloMid (12-4)
- OMG (8-1-10)
- LGD Gaming (6-4-7)
- CJ Entus (7-4)
- Yoe Flash Wolves (19-2)
- SK Gaming (13-3)
- Counter Logic Gaming (11-5)
- Team Impulse (10-6)
- Master3 (4-7-7)
- Hong Kong Esports (15-6)
- Fnatic (11-5)
- H2K (11-5)
- Najin e-mFire (4-7)
OMGは落石のごとく転げ落ちた。
Chinaの部分でも言及したように、OMGがこれほど弱いはずはないのだが、現に彼らは苦戦を続けている。
もし彼らがプレーオフまでに立ち直れば、彼らが一流のチームなのかどうか再考の余地は生まれるだろう。
しかし今のところ、EDGがChinaを掌握している。
そしてGravityを見過ごし敗北したTSMの順位は落とさなければならない。
同時にJin AirとGE tigers両チームは試合でその強さを示したため、ほんのわずかにJin AirがTSMを上回ることとなった。
ランキングを見て分かるように、Team WEのIEM Katowiceでのパフォーマンスと、各チームのハイレベルなプレイから、私たちは今もChinaを非常に高く評価している。
翻訳:Kat