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2014年2月22日土曜日
女性限定のLoLトーナメントがゲーマー社会の構造を揺るがす?
Esports Expressさまに掲載された、“All-female LoL Tournament May Threaten Fabric of Gaming Society(女性限定のLoLトーナメントがゲーマー社会の構造を揺るがす?)”の訳です。文中のハンドルネーム等は、全て敬称略となっております。
女性限定のLeague of LegendsトーナメントであるKeSPA’s 2014 Amateur Challenge Ladiesが、ゲーマーの社会と文化全体を揺るがすのではないか。男性のゲーマー諸氏はそんなことを心配している。
「連中はまず裁判所の認可を欲しがる、次に同等のゴールドと経験値だ。そして今、自分自身の大会も欲しがっているんだ」とRedditユーザーのniceguy143は語る。「次は何だ? 俺たちのピック要求を断ることか?」
いくつかの批判も浮上している。5対5の全員が女性という試合をLeagueで開催することそのもの、プレイヤーが選ぶプレイ可能な10人のサポートチャンピオンが不足していること、OGNの放送画面に多くのカメラと寄付のリンクをつけることの難しさに言及したものだ。さらには、彼女らのボーイフレンドを後ろに座らせておくために必要なプレイヤーブースの調整は、OnGamenetを破産させてしまうだろう。
一方で、女性プロプレイヤーにとっての心理的なモチベーションを心配する向きもある。ひどく不穏な考えだが、ファンが女性のプレイを見るのなら、彼らが言うことを女性たちが実際に聞き入れる日が来るかもしれない。
「1人の女性がDiamond 1に到達するまで1000時間プレイしたとすれば、注目を集めるんじゃないかな」とTwitchのチャット参加者は言う。「オリンピックの参加資格検査は、ステロイドと成長ホルモンの検査だけど、なんで飛行機搭乗員資格試験では薬物検査ができないのはどうしてなんだぜ?」
現在のLeague of Legendsでは、既に女性が競い合っているかもしれないという理解はおそらく、不安にすらなる話だろう。この状態を理解せずして、男性は非男性との対戦ができるだろうか。2013年初頭にRiotが発表した報告によると、LoLのプレイヤーは90%がおおよそ男性だが、残り10%は恐ろしいことに全て女性であることが示されている。しかも、この割合は増加している。
「自分のチームメイトの誰が女の子か知らなかったら、そんで彼女がかわいいかどうかはもっと重要なんだけど、素敵な子が誰かってわかるの?」とRedditユーザーのredpillgamingは語る。「八方美人にはなれないでしょ?」
新しいトーナメントは性差別なのではないか、と抗議する人々もいる。KeSPAの新しいLeagueは、そんな批判を急いで雲散霧消させたいだろう。
「私は性差別主義者ではない。私の使う最高のチャンピオンの中には、女性チャンピオンもいるんだ」と男性のLeagueプレイヤーは話す。「私が心配しているのは、敏感な女性たちを過酷な競技Esportsの世界に晒すことで、彼女たちの繊細な感覚が壊されてしまうのではないか、ということなんだ」
多くの男性プレイヤーたちが、女性リーグが成功するかどうかを恐れている。Riotはそんな性差別的ジョークを一蹴するだろうが、ゲーマーたちがここ10年間無視し続けていた状況を戻すべく、ゲーマー文化においても性差を正すという動きがそこかしこで始まっているのだ。
「性差別的ジョークと性差の平等化のどっちが好きかって、LoLコミュニティで投票を行ったとしたら、僕は間違いなく性差別的ジョークが平等化を圧倒すると思うね」と匿名のファンは語る。「あのね、投票で個人の意見を変えることは、できないんだよ」
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原文
All-female LoL Tournament May Threaten Fabric of Gaming Society | Esports Express
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