2022年11月9日にRiot Gamesが東南アジアのサーバー運営についての記事(英語)を公開しました。
日本語版は11月11日現在まだ公開されていませんが、要約して紹介します。
またredditでのRioterによる質疑応答もあります。
画像はRiot Games掲載のニュース記事より |
公式記事
League of Legends and Teamfight Tactics Will Be Published by Riot Games in Southeast Asia for the First Time (リンク)
記事要約
東南アジア地域のサービス運営が、GarenaからRiotに引き継がれることとなりました。
- 東南アジア全体でLoLとTFTのサーバーの運営をRiot Gamesが開始する。今まではGarenaが行っていた業務がRiot Gamesに移管される形
- 東南アジア地域でのVALORANT、LoR、Wild Riftについてはサービス開始当初からRiot Gamesによる運営
- プレイヤーはGarenaからRiot Gamesにアカウントを移行する手続きが必要になる
- 新サーバー立ち上げは2023年1月を予定。移行プロセスは11月18日から開始(移行ページは準備中だが公開済み:リンク)
- eスポーツの運営もGarenaからRiot Gamesに引き継がれる
質疑応答(spawndog氏)
『これはRiotの複数チームとGarenaの協力による多大な努力の成果です。東南アジアのプレイヤーたちをRiotは暖かく迎え入れようとしています。皆さんの経験をできる限り最高のものにするため、ベストを尽くすことをお約束します。』(原文)
Q. 東南アジア地域の各サーバーが統合されるのですか? それとも現状と同じく分けられたまま?
A. 分けたままです。試合成立のために良質なクオリティと機会を用意するために必要な人口と、サーバーとレイテンシーはトレードオフの関係にあります。文化面の考慮も必要になります。(原文)
Q. 物理的にはサーバーはどこに設置されるのですか?
A. 物理的には異なる場所になったとしても、置かれる国は変わりません。なのでレイテンシーに多少の差はあったとしても劇的な差異はありません。(原文)
Q. つまり、シンガポール/マレーシア/インドネシアのサーバーの物理的な所在地はシンガポール?
A. そうです。シンガポールのプレイヤーのレイテンシーは5-15msになると考えています。現在の平均値では、80%のプレイヤーが12.5msです。(原文)
Q. pingはどう変化するのだろう。Riot直轄になった代わりに通信が遅くなったりしたら逆に悪いニュースになるのだけれど。
A. 全て同じ地域でサーバーを設置するので、ほとんど同じものになるはずです。唯一の注意点として、ハードウェア引渡しスケジュールは予測できないため、数週間はどこか近い場所からゲームをホストすることになると思いますが、50ms以上になるようなことはないと考えています。(原文)
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