Riot Gamesは11月19日、2023年よりLCO(オセアニアリーグ)がPCS(東南アジアリーグ)に統合されることを発表しました。これにより、LCOは国際大会への直接出場権を喪失します。
2023年以降もLCOはオセアニア地域(オーストラリア、ニュージーランド)のトッププロリーグですが、各スプリットの上位2チームがPCSプレイオフに参加し、PCSプレイオフで上位を勝ち取ることによって、国際大会への出場権を得ることになります。
LoL Esports公式発表
Update to the League of Legends Pacific Championship Series
以下は公式発表の日本語訳となります。
League of Legends Pacific Championship Seriesへの変更
League of Legends Pacific Championship Seriesに今後行われる変更の概要
シーズン13を迎えるに当たって、LoL Esportsが「世界で最も観戦者の多いeスポーツ」という前例のない栄光に、謹んで浴したいと思います。将来に向けて、最初の12年間にわたって基礎を築こうと試み、参加チームとともにエコシステムのさらなる成長と進化を果たすべく、複数年にわたるアプローチを取ってきました。最初の一歩は、本日に発表されたEMEA地域の形成です。今日、この道が続く先となるさらなる歩みを簡単に発表したいと思います。
2023年より、League of Legends Pacific Championship Series(PCS)のエコシステムを拡張し、League of Legends Circuit Oceania(LCO)を含めることとなりました。LCOは、オセアニア(OCE)における地域シーズンとしてプレイされ続けます。しかし、MSIおよびWorldsへの代表選出を直接行うのではなく、LCOの各スプリットより上位2チームをPCSプレイオフに送り込み、国際大会でさらに大きな地域の代表となるチャンスを、他のPCSチームと競うことになります。
PCSへの参加により、LCOチームはさらにレベルの高い競技環境に参加でき、プレイヤー育成の機会も豊かになり、LCOチームと選手に関心を寄せるファンダムも広がると信じています。PCSプレイオフで高いパフォーマンスを出して成功したLCOチームが国際イベントに出場する機会は、維持されますし、さらに競技レベルが高く、複数改装を持つエコシステムを構築するための、全世界にわたる大きな一歩となるでしょう。
居住者資格もこれらの変更の影響を受けます。現在のOCEプレイヤーは地域間移籍ルールのため、OCEと北米(NA)の両方の居住者資格を持っています。2022年の終了をもって、League Championship Series(LCS)もしくはLCS Academyのチームと契約したことのあるOCEプレイヤーは(この発表から2022年末までの間に該当チームと契約した選手を含む)、自らの居住者資格をPCSもしくはLCSのどちらかから選ぶことになります。
これらの地域間移籍ルールに対する変更が選手とチームに与える悪影響を最小限にするため、この選択は一度限りとなります。その後は、OCEプレイヤーはPCSの居住者資格のみを持ちます。つまり、OCEプレイヤーは非居住者と見なされずにPCSのエコシステム内のチームに加入することができますし、LCOチームもPCSプレイヤーをオセアニア地域での非居住者と見なさずに選手契約を検討できます。今後デビューするOCEプレイヤーと、LCS居住者資格を選ばなかったOCEプレイヤーは、LCSでは非居住者扱いとなります。
LoL Esportsの次の10年間以降のために私たちは準備を整えている最中で、これらの変更が最終的には、LoL Esportsとファンが迎える年のため、もっと競技レベルが高く人を惹きつけてやまないグローバル構造を作る手助けになると確信しています。
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