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2015年4月18日土曜日

Power Rankings 4/14/2015


LoLeSportsに掲載された Power Rankings - 4/14/2015の訳となります。


Power Rankings - 4/14/2015 | LoL Esports

マラソンは終わった。ここからは全力疾走だ。

ついにLCKとLPLがプレーオフを迎え、全ての地域ですでに勝者が決まるか、程無く決まろうとしている。

ほとんどの地域がそのシーズンを終え、Mid-Season Invitationalの青写真が見えてきた。
それはmid laneファンにとって夢のようなものになりそうだ。
Faker、Westdoor、Bjergsen、Febiven、Pawnが一堂に会し、対戦するかも知れないのだから。

史上最も熾烈なmid laneトーナメントは待ち遠しいが、その時までまだ幾許かの猶予がある。

KOREA


  1. SK Telecom T1 (11-3) [23-9]
  2. GE Tigers (12-2) [25-6]
  3. CJ Entus (10-4) [20-12]
  4. Jin Air Green Wings (7-7) [17-15]
  5. (Match Score) [Game Score]

こうなることは分かっていた。
GE Tigersにとって苦難の数週間、SKTの素晴らしいmetaへの適応の果て、Fakerとその仲間たちはKoreaのNo. 1シードを打ち倒した。
SKTは決勝の舞台で宿命の再戦を演じるチャンスを、確かに勝ち取ったのだ。

しかしながら、それより先にCJ EntusはJin Air Green Wingsを片付けてしまわなければならないだろう。
この2チームはこれまで浮き沈みを続けてきた。
CJ EntusはIEM Katowiceを芳しくない結果で終えた後は絶好調で、一方のJin Air Green Wingsは一時Koreaで2番目の評価を得ていたものの、勝率50%のところまで転落してしまった。

Koreaでの番狂わせは多くないだろうが、何が起こってもおかしくはない。


CHINA

  1. Edward Gaming (17-1-4)
  2. Snake (10-2-10)
  3. Invictus Gaming (8-6-8)
  4. Vici Gaming (8-4-10)
  5. OMG (8-3-11)
  6. LGD Gaming (7-5-10)
  7. Master3 (4-9-9)
  8. Team WE (3-8-10)
  9. Team King (5-7-10)
  10. Qiao Gu (4-0-2)
  11. Record format is (W-L-T)

ああ、控えめに言ってもLPL Spring Splitは面白かった。
シーズン中44という試合数はいささか多過ぎたが、それでも分かったことはいくつかある。
Snakeは疑いようもなくこのsplitにおいてサプライズだった。
ここ数週間のTrundleの導入もtank metaへの適応の仕方としては面白い。
EDGは自らがChinaの絶対王者であることを証明し続けて来た。
アナリストたちは、そのpre-seasonでの強さからKingに大きな期待を寄せていたのだが、当てが外れてしまったようだ。

とは言え、このシーズン一番の期待外れはOMGだ。
今週0-4の結果に終わったことは明らかにUziに悪い影響を与えていた。
彼はこの結果に対し明らかに苛立っていた。
一方でViciはプレーオフに参加するチャンスを得はしたものの、EDGに対し0-2だったことからも、トップとの間に壁があることは明白だ。

プレーオフはまさに昨夜始まったところで、EDGのPawnはマイケル・ジョーダンの『Flu Game』を再現し、WEとの試合を3-2で勝利に導いた。
(Pawnは背中の痛みで欠場する予定だったが、EDGが1試合負けたのを見て病院から駆けつけ5戦目に出場し勝利した。)
かろうじてTeam WEを抑えたものの、Pawnの容体を考えればEDGがLPL Springを制することが出来ない可能性は十分にある。
Chinaからはますます目が離せない。


NORTH AMERICA


  1. Team SoloMid (13-5)
  2. Cloud9 (12-6)
  3. Team Liquid (9-9)
  4. Team Impulse (11-7)
  5. Counter Logic Gaming (12-6)
  6. Gravity (10-8)

North America最終週、少なくとも一つくらいは番狂わせがあるだろうと思っていた。
しかしどうやら状況が変われば変わるほど、彼らは同じところに行き着くようだ。
Cloud9とTeam SoloMidが、NA LCS Spring Splitの王座を巡り争う。

Team Liquidは余りにも惜しかった。
Liquidの本当に素晴らしかった1試合目、2試合目の後、Cloud9は一気に決勝進出を成し遂げた。
一方でTSMは3-1でImpulseから容易く勝利をもぎ取った。
彼らが負けた試合では、XiaoWeiXiaoとRushが想像以上の良い働きを見せた。
今週末、彼らが似たようなパフォーマンスを発揮するとしたら、Liquidは4位のCurse(呪縛)から解き放たれることだろう。
(Liquidの前身Curseはかつて、万年4位のレッテルを貼られていた。)

TSMがシーズン中見せ続けた強さを鑑みれば、TSMが決勝を制しMSIに進むであろうことに疑いの余地は無い。
しかしCloud9はこのsplitで、どん底から頂点まで這い上がってきた。
結果はCloud9の仕上がり次第で決まるだろう。


EUROPE


  1. Fnatic (13-5)
  2. Unicorns of Love (9-9)
  3. SK Gaming (15-3)
  4. H2K (12-6)
  5. Gambit Gaming (10-8)
  6. Copenhagen Wolves (8-10)

North Americaよ、君の話は終わりにしよう。
先週末、EuropeのプレーオフはLCS史上最高のものだった。
splitの新人賞を勝ち取った直後、Huniは彼のキャリアの中で最も重要な試合で不調のようだった。
しかし一進一退の戦いの後、Fnaticの気まぐれなtop lanerはH2Kを押しのけ、チームを決勝の舞台へと導いた。

もう一方の準決勝では、Unicorns of LoveがSK gamingを打ち倒し、多くの予想は裏切られた。
ときに不格好ではあったものの、UOLがパーフェクトゲームを成し遂げ、SvenskerenがLee Sinで2つの試合をcarryした後は、League of Legendsの歴史の中でも最高の試合の一つに数えられるほど素晴らしい5戦目がプレーされた。
Unicorns of Loveは資金差7kという苦境から、最後には勝利をその手に引き寄せたのだ。

決勝を戦うにあたって、UOLは勝ち目の薄さを自認している。
しかし番狂わせはこのチームのDNAだ。


TAIWAN


  1. AHQ e-Sports Club - Champion
  2. Yoe Flash Wolves - Runner Up
  3. Hong Kong Esports - Semifinalist
  4. Taipei Assassins - Semifinalist

AHQはこの週末の中でも最大級の試練を乗り越え勝利をもぎ取った。
彼らはTPAとHKEに3-0で勝利し、決勝でyoe Flash Wolvesを3-1で倒し、計9勝1敗でLMS Championshipを制した。
この勝利で彼らは5月のMid-Season Invitational行きの切符を手に入れた。

驚いたことに、このチームは優秀なsupportであるGreenTeaをベンチに下げ、その代わりとしてshotcallerのAlbisを起用した。
これによってチームはチームワークと協調が大きく強化されたようだ。
ANとMountainの果たした役割も大きく、チームのリーダーでありスター選手のWestdoorもまた、多くの試合で3つのbanに晒されながら見事な働きを見せた。


JAPAN

  1. DetonatioN FocusMe - Champion
  2. DetonatioN RabbitFive - Finalist
  3. 7th Heaven - Semifinalist

LJLを終えた後の期間を利用して、DetonatioN FocusMeはアメリカでの強化合宿に精を出している。
まず驚くのがpingの違いだ。(skill shotを見てから避けられる!このチャンピオンはこんな風に動くものだったのか?!)
FocusMeのプレイヤーたちは日に10時間ほど、可能な限りベストな相手と練習試合を行っている。
彼らは試合の結果を明かそうとはしないが、この数日で顕著な進歩がみられているということだ。
トルコへの出発まであとわずか。
Wildcardデビュー戦で、Japanがどこまで行けるのか見られる時は遠くない。

※元記事にはBRAZIL、LATIN AMERICA、TURKEY、OCEANIA、SOUTHEAST ASIAのランキングもあります。


INTERNATIONAL


  1. Edward Gaming (17-1-4)
  2. SKTelecom T1 (11-3)
  3. GE Tigers (12-2)
  4. Snake (10-2-10)
  5. CJ Entus (10-4)
  6. Invictus Gaming (8-6-8)
  7. Vici Gaming (8-4-10)
  8. Team SoloMid (13-5)
  9. OMG (8-1-11)
  10. Jin Air Green Wings (7-7)
  11. Fnatic (13-5)
  12. Cloud9 (12-6)
  13. LGD Gaming (7-5-10)
  14. AHQ E-sports Club - LMS Champions
  15. Yoe Flash Wolves - LMS Runner Up
  16. Unicorns of Love (9-9)
  17. SK Gaming (15-3)
  18. Team Liquid (9-9)
  19. Team Impulse (11-7)
  20. KT Rolster (6-8)


各地域で区切りがついたため、上位に大きな変動は無いが、少し変わったこともある。
シーズン中の44試合、そしてそれに対する各チームの無頓着が、正確な判断を難しくする。
それでもなお先週0-4に終わったOMGに関しては、何か大きな問題があると考えられる。

有力プレイヤーたちは大舞台で成長する。
EuropeのFnaticとUnicorns of Loveがlate gameの土壇場で見せた素晴らしいプレーによって、これは再び証明された。
土壇場で彼らが見せるプレーのレベルこそが、私たちに彼らの進歩をはっきりと実感させる。
逆にTeam Impulseのスターたちは影を潜めてしまった。
敗れ去った他チームの、FORG1VENGREやFenixなども同様だ。

最後の追い込みに突入するにあたって、トップチームだと認められるためのテストがまだ残っている。
TSMはCloud9と対戦し、SKTとGE tigersはKoreaの覇権を争う。
EDGはPawnを欠く逆境を乗り越えなければならない。(あるいは彼は単純に痛みに耐えて戦うか?)
Fnaticはとんでもない新旋風Unicorns of Loveを下し王座の奪還を図る。
何が起ころうとも、私たちは勝者をMSIで歓迎する。

翻訳:Kat