Splitごとに競技シーンへの参加資格の永久停止対象者を審査する規定に従い、Incarnati0n選手および前Cloud9 Tempestのメンバーのbanが解かれることになりました。彼らはSummer SplitからLCS参加が可能となります。
要点
- 長期処分の規定に従って、私たちはIncarnati0n選手、DarkwinJax選手、Flaxxish選手、Shizoli選手、そして前Cloud9 Tempestのメンバーへのレビューを行いました。
- DarkwinJax選手については、toxicな態度を観察期間中も継続しているため、処分を4期先まで延期します。
- Incarnati0n選手については、長期間に渡って本当に改善した態度を示し、レビューの結果、2015年5月11日からのプロシーンへの参加資格が認められました。Incarnati0n選手の他のpermabanされたアカウントについては、banが継続されます。
- Flaxxish選手、Shizoli選手については、若干の改善がみられたものの、LCSプレイヤーの行動水準にはまだ達していません。
- 前Cloud9 Tempestのメンバーについては、全員がレビューの結果、2015年5月11日からのプロシーンへの参加資格が認められました。
説明
去年、私たちは、ただの処分ではなく、banやpermabanを受けたプレイヤーたちの更生を目標に取り組みを改訂しました。これについては、長期処分の方針(G4B内翻訳)に書いてあります。この方針に基づき、すべての処分を受けているプレイヤーに対し、レビューにふさわしい者にはレビューを行いました。
私たちは重大な違反者にのみ処分を行い、そのようなプレイヤーに対し、処分が解かれるかは関係なしに、心から更生したという明確な証を求めます。
これについては、以下のように11月に述べました。
“各レビューでは、ゲーム内外での態度全体を考慮します。
長期的な態度の改善を示し、協議シーンへの参加にふさわしい人物であろうと努めねばなりません。”
下記の結果は、2015年の中間処分レビューの結果です。彼らは品行方正といえる態度に達したか、それ以上の態度をとったプレイヤーであり、この夏の競技シーンにふさわしい方々です。
- Nicolaj "Incarnati0n" Jensen
- 前Cloud9 Tempestのプレイヤーとスタッフ:
- Colin “Solo” Earnest
- Anthony “Hard” Barkhovtsev
- David “Yusui” Bloomquist
- Benjamin “LOD” deMunck
- Ritchie “Fade” Ngo
- Tim “Timokiro” Cho
- Danan “Kaniggit” Flander
以下は引き続き処分の対象になる方々です。
- Manu “Shizoli” Bansal (2016年のSpring Split以前にレビューを受ける権利を有する)
- Olof "Flaxxish" Medin (2016年のSpring Split以前にレビューを受ける権利を有する)
- Khaled “DarkwinJax” Abusagr (非常にtoxicな態度を続けているため、4期の処分延期を行う)
レビューの概要
NICOLAJ "INCARNATI0N" JENSEN
過去の裁定
レビュー概要
最後のレビュー時から、Jensen氏はゲーム内で、少なくとも2014年1月から、すべてのアカウントで水準以上の態度を示し続けてきました。加えて、私たちの観察ツールによれば、2013年の2期以降、DDOSやDrophack系ツールを利用してきませんでした。2014年1期のアカウント共有に関連した違反以降、重大な違反や、メッセージ、Summoner Codeの精神への違反は見られませんでした。
裁定
Jensen氏は2015年5月11日より、Riot関連のLeague of Legendsトーナメント、LCS、CS等(これらに限らず)への参加資格を認められます。つまり、Jensen氏は2015年のSpring seasonにおいて、Promotion、Relegationを含むあらゆる大会への参加資格を有していません。Jensen氏のpermabanを受けたアカウントはbanされたままで、彼の持っていたあらゆるゲーム内資産は、違反を起こしたために返還されることはありません。更生とは、二度目のチャンスであって、過去の行いをなかったものにするものではありません。
追加状況
Jensen氏はかつてpermabanを受けたプレイヤーの中で、初めてプロシーンにへの参加を認められることになります。彼の行った違反は処分に値する非常に不道徳なものでした。そのため、Jensen氏は3シーズンにわたって、5期の間競技シーンへの参加資格を剥奪されていました。
彼には、ゲーム内外での行為を、一般的なLCSプレイヤーや処分を解消された選手以上の高い水準で求められます。彼の調査においては、すべてのアカウントが調査され、その保証のために多大な注意が払われました。結果、アカウント共有や違反行為は見られませんでした。そのうえ、Jensen氏は、行うのが困難な時でさえ、通常以上に品行方正な態度を示すために並々ならぬ努力をしてきたと判断されました。前回のレビューで、11月中に古いアカウントやサブアカウント、最近の主要なアカウントで行われたすべての試合を追加し、それぞれにおいてJensen氏の態度に嘘偽りがないか分析しました。
違反者が引き続き重大な違反を犯していないかという調査の際には、まるで別人でした。彼らのゲーム内での態度について、定量のデータを複合したものを用いて、問題のプレイヤーが本当に自身を変えたいと決意しているのか判断しました。もし、彼がLCSやCSへの参加を希望決めた場合、私たちの所有するプレイヤー同じように、高い水準で彼を受け入れ、引き続き彼のゲーム内での言動を監視していきます。
KHALED "DARKWINJAX" ABUSAGR
過去の裁定
レビュー概要
Abusagr氏は受け入れがたい否定的な態度を示し続け、改善の兆しが全く見られません。彼の主なアカウントは過去90日間に47%、60日間で50%の試合でreportされていて、590回の試合で合計して1830回ものreportを受けました。内容の70%はoffensive language、verbal abuse、またはnegative attitudeです。reportされた試合のチャットログを調査したところ、絶えず攻撃的で、敵意を示し、同性愛者への偏見をもった主張を行っていることがわかりました。彼の態度は統計的には過去よりも問題のあるものではなくなっていますが未だ受け入れがたく、そのうえ、付随する統計的な向上も、更生への誓いを果たしていません。
裁定
お伝えしたように、改善の機会が与えられたのにも関わらず、Abusagr氏には改善の意思が決定的に欠けています。そのため、彼のbanについては4期間の中期処分を追加制裁を加えるよう再分類されました。プロシーンにふさわしいかのレビューは、2017年夏まで先送りされます。その時にまだ、品行方正といえる水準に達していなければ、彼の処分におけるレビューは行われないと考えてください。
OLOF "SHIZOLI" MEDIN
過去の裁定
レビュー概要
Flaxxish氏はネガティブな、ほかのプレイヤーへの干渉の回数を減らすよう、努力をしてきました。しかし、ネガティブな行動を見せたときには、プロとして受け入れがたい程(AFKを匂わせたり、暴言を含む)でした。過去90日間に渡り、35.8%の試合でreportされています。Flaxxish氏には前進がみられるものの、品行方正とはまだ言い難い状態です。
裁定
Flaxxish氏は未だ競技シーンにはふさわしいと言えず、2016年のSpring Splitまでレビューを延期します。
MANU "SHIZOLI" BANSAL
過去の裁定
レビュー概要
Shizoli選手は、SoloQでチームメイトに対し、未だ敵意やtoxicな態度をしばしば見せていて、過去30日間で15%の試合でreportされています。彼のアカウントはtoxicな態度の為にranked制限を受けていました。3月初めにranked制限を受けた彼Shinzoli氏が、仲間に酷い仕打ちを続けているということを考慮すると、彼の行為は一般的なプロの選手と比べ、品位に欠けています。
裁定
Shizoli氏は未だ競技シーンにふさわしいと言えず、2016年のSpring Splitまでレビューを延期します。
前CLOUD9 TEMPEST
*前C9Tの選手とスタッフはゲーム内での言動で処分されたわけではありませんが、約1期間の処分を受けたため、4月28日のLCSのトレードスタート日に先立っては、未だ問題のレビューの対象となっています。私たちは、全員が1期間、またはそれ以上の処分の終了時に、プレイにふさわしい人物になっているという保証をレビューに含め、契約の選択ができるようにしました。
過去の裁定
プレイヤー
- Colin “Solo” Earnest
- Anthony “Hard” Barkhovtsev
- David “Yusui” Bloomquist
- Benjamin “LOD” deMunck
- Ritchie “Fade” Ngo
- Tim “Timokiro” Cho
- Danan “Kaniggit” Flander
レビュー概要
処分時に、前C9Tのプレイヤーおよびスタッフには行動に関する問題はありませんでした。そして、品行方正と言える態度を示し続けていました。
裁定
前C9Tのメンバー全員に、2015念5月11日からのRiot関連のLeague of Legendsトーナメント、LCS、CS等(これらに限らず)への参加資格を認めます。ただはっきりさせておくと、このメンバーは2015年のSpring seasonにおいて、Promotion、Relegationを含むあらゆる大会への参加資格を有していません。
翻訳: Clayrd