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2015年4月11日土曜日

Patch 5.7で実装されたQuick Castの仕様変更について


Patch 5.7で実装されたQuick Cast(旧名Smart Cast)の仕様変更(パッチノート記載なし)について、RickVanPrim氏が現在の仕様と旧仕様の差異、今後の変更予定について説明しています。

Recent changes to Quick Cast with Range Indicators

[すぐにわかる問題なので - まず英語で投稿しますが、なるべく早く全ての地域の言語で読めるようにします]

やあ皆さん。

社内の伝達ミスにより、Patch 5.7でQuick Castに重要な変更点2つが実装されてしまいましたが、パッチノートには入れないことにします。

何が起こったのか?なぜ変更するのか?

1点目の変更は、Range indicator(射程表示)についてだけで、通常のスキル使用とQuick Cast両方に影響するバグです。皆さんお気づきのことと思いますが、スキル使用を右クリックでキャンセルする時、マウスのボタンを押した時にキャンセルされるはずであって、マウスのボタンを離した時にキャンセルされるはずではありません。このことは、右クリックでスキル使用をキャンセルすることを難しくし、反応を悪くしていました。

2点目の変更は意図的なもので、Quick CastでRange indicatorを表示して使った時のものです。Quick Castで連続してスキルを使った時にもっと反応を良くし、予想しやすくするため(Brand、Annie、Ryzeがコンボを使う時を想定してください)、2番めのスキルのキーを押した時に1番目のスキルが放たれるように挙動を変更しました。基本的に、皆さんがキーを押したとすれば、そのスキルを使用する意図がある(Quick Cast方式で)というのが私たちの前提で、別のキーを押すことにしたのであれば、それは別のスキルを使おうとしていたからだと思っています。

コンボを使うためにキーを離す前に、スキルの射程を見るためにキーを押し続けるといった、Range indicatorつきのQuick Castを別の方法で使っていたプレイヤーがいたことについては、まだ説明していませんでしたね。言い換えると、彼らはキーを押し続けることにより、基本的にスキルを「待機させる」ということをしていたのです──彼らにとっての「Quick Cast」とはキーを離すことだったのです。

そうは言うものの、射程を見るために使っていたプレイヤーにとって、大した説明もなく大きな阻害となる変更を導入してしまったのは、多くの議論からも明らかです。ごめんなさい!

では、今後どうなるのか。

私たちは右クリックによるキャンセルのバグを修正中であり、Range indicatorつきのQuick Castの古い挙動を再実装しています。つまり、キーを押すことでスキルを使うのではなく、キーを離すことでスキルを使うことが再び可能に、今後も使えるようになるということです。

それまでは、真のQuick Cast(そう、ボタンを押す方です)の反応を維持しつつ、チャンピオンの射程をより良く理解したいプレイヤーのために、問題空間を再度吟味したいと思います。今後の解決法がいかなるものであろうとも、既存のプレイを阻害するものにはなりませんし、選択肢として残す方向で検討しています。

最後に一つ、Range indicatorとQuick Castを併用する時に生じている苦痛をいくらか和らげるため、個々のスキルとアイテムに対して、この入力タイプを分けて設定できるようにすることを、将来のパッチで予定しています。

長らくお待たせすることになりますが、フィードバックはこちらにお願いします! この仕様はなるべく早く実装するつもりでおります(変更の範囲および安定性を検討するため、Patch 5.8よりも先になるかもしれません。ごめんなさい!)。

質疑応答と、変更についての説明をもっとしようと思うので、今日いっぱいはこのスレッドを見ているつもりです。これでもやもやしていたものがはっきりすればと思います。

-- James