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2014年12月18日木曜日
Leaver Busterの仕様と影響、今後のLeaver対策についてのLyte氏のコメント
海外のフォーラムで故意に切断したわけではない場合にも"Do you agree not to leave"というウィンドウが表示されることへの不満を述べているスレッドで、Lyte氏がLeaver Busterの仕様と影響、今後のLeaver対策について説明しています。
Reddit: Riot, I don't want to see "Do you agree not to leave" window if I returned to game
返事が遅くなって申し訳ない。
確かにあなたの言うとおり、今のLeaverBusterは少し無慈悲で失望させるようなものではあるが、いくつかの点を明確にさせて欲しい。
1) 何年もの間、LoLにおいて最も訴えられていた問題の一つが試合中の放置行為である。「いつになったらRiotは放置・放棄するプレイヤーの対処をするのか?」という類のスレッドをいくつも見てきた。しかしその問題を掘り下げてみたところ、実に面白い発見があった。多くのケースにて、プレイヤー達はLoLのゲーム中に放置・放棄するといった行為が「悪い」とされていることを単に知らなかった。そのゲーマー達は、試合中に退出してもシステムが他の誰かを代わりに入室させるFPSやMMO出身だ。しかしLoLでは、とあるプレイヤーが(意図的であるか否かに関係なく)放置すれば、4対5で試合をすることになり、恐らくそれは誰もが嫌だろう。
2) 既にお気付きかもしれないが、既成 のプレイヤーベースに対し、放置行為はよろしくないと理解して貰うにはどのような教育方法が効果的なのか、我々はいくつかの手を試してみた。まず、ゲーム中のメニューを変更した。ESCボタンを押し試合を放棄しようとした場合には、5秒のタイマーが表示され、その行為はチームに対し有害であり罰されるものであるという警告が出るようになった。この類のメッセージはプレイヤーをかなり教育し、放棄率は約8%減少した。
3) 更に私達は放棄に対して新たな教育方法を試した。それはプレイヤーが(「放置・放棄はよくない、今後はそのようなことをしないと誓いますか?」という警告に対して)手動で「I Agree (同意します)」と打ち込まなければならないというものだ。口約束に関する研究にて、プレイヤー自身にメッセージについて思考させ、このように行動を取らせることは30%までもの効果を発揮する。30%だ。
放置・放棄に対して強い指導を行い、より効果的な結果を求めている為、「I Agree」の警告は一度きりの指導であるように設定した。口約束に関する研究に基づいた特定の言い回しをしており、それぞれのアカウントで初めて放棄した時のみ表示される。大抵のプレイヤーにとって、それはレベル1-10の間である。ベテランプレイヤーにとっては、次の放棄・ディスコネクトにて恐らく表示されるだろう。初めての放棄が記録された後、その警告を見ることはもう二度とない。
警告後、常習の放棄プレイヤーのみがペナルティー(優先度の低いマッチング)を受ける。実際の所、システムはプレイヤーに対してそれなりの寛大さを持っており、稀におこる現実での緊急事態やシステムトラブルに対応できるようになっている。
今の所、殆どのプレイヤーが次の放置・放棄にて「I Agree」の警告を受け、それが意図的な放棄を永久的に抑制している。私達のそのような行為に対する見解が変わったということを理解しているからだ。今の予測では平均的なプレイヤーの放置・放棄は100ゲーム中1ゲーム未満であり、私はそれは素晴らしいことだと思う。(その時の理由は、大抵の場合緊急事態やシステム不具合であると思っている)。少数ではあるがプレイヤーの数パーセントがシステム不具合や回線の切断により「I Agree」警告を受けており、それは必ずしも彼らのせいではないため、いらだたしい経験であることも分かっている。
なんらかの妥協点があるかそのうち分かるだろうが、これがこのシステムに光があたることを願っている。現在、LoLの歴史において前よりも放置・放棄するプレイヤーは大きく減少しており、ここにいる誰もが過去5試合を振り返ってみれば意図的に放棄したプレイヤーは稀であることに気付くと思う。一部のプレイヤー達が一つのアカウントにおいて一度だけ、(「I Agree」警告を受け)不快な思いをしてまでの価値はあるだろうか?もしかしたらあるかもしれないし、もしかしたらないかもしれない。私達は今後もモニタリングを続け、貴方達のフィードバックを収集し続ける。
P.S. 4対5は不快な経験であることは分かっている。もう一つ企画しているのが、プレイヤーがゲームに接続できなかった場合、試合を再開するシステムだ。その場合、接続ができなかったプレイヤーのみが軽いペナルティーを受け、他のプレイヤー達は普通に試合を再開(次の試合がプレー)できる。
翻訳:あるふぁ(@AQ_Alpha)