2021年5月27日付で公開された公式記事「/dev: ひとのかたち、怪物のかたち」(原題: /dev: Of Men and Monsters )に関するredditでのプレイヤーと、Lead Champion ProducerであるReav3氏との質疑応答の訳になります。
5/27 18:00 公開
5/28 13:00 追記 質疑応答に追加
Q. この記事はオレリオン・ソルが不人気な理由の説明として書いたのかな? 記事全体からは「人間のチャンピオンはセクシーでよく売れる」と言ってるように感じられるよ。
A. Lol、確かにそれを明らかにするためにこれを書きましたw チャンピオンチームには収益面での目標はありませんが、エンゲージメント面での目標はあるのです。残念なことですが、それは実現できなかった部分なのだと思います。(原文)
Q. (返信先は削除済み)
A. それは根本的に真実ではありません。ラックスとエズリアルのスキンは現在でもなお稼ぎ頭です。新チャンピオンにいくつかスキンを用意することが既存の人気チャンピオンにひとつスキンを追加するよりも儲かるというわけではありません。チャンピオンの売上そのものはスキンの売り上げに比べると極めて小さいです、特に新チャンピオンにおいてはほとんどがブルーエッセンスで購入されています。もし私たちが金儲けを第一に掲げるならば、チャンピオンチームからスキン制作チームに開発者を異動させた方が戦略的にはよっぽど強力になります。(原文)
Q. 確かにチャンピオンをRPでは買わないな。
A. LoLへのエンゲージメントの高い人ほど購入意欲が高い傾向にあり、私が言っているのはつまり、あるチャンピオンが稼いだ額に基づいた判断はしていないということです。私たちが新たなチャンピオンを作る理由はLoLのエンゲージメント性を保つことなのです。(原文)
Q. イレリアはスプラッシュアートが白人のようだけど、最近のアニメなどのゲーム外での表現はアジアっぽくなってますね。どこかで設定が混乱したりしましたか?
A. イレリアはアジア系の顔の特徴を持つことを意図していました、はい。スプラッシュアート作成の際にそう見えるように伝えきれてなかったのかもしれません。(原文)
Q. クリーチャー型を毎年出すことができないとしても、毎年少なくとも1体は怪物じみたチャンピオンが出てくれることを願っています。
A. 来年は今までよりも多くの人間ではないチャンピオンを計画しています。(原文)
Q. エンゲージメントについてメタやリージョンやパッチによる影響からどのように切り離して測定しているのか気になります。
A. 結論を出す前には長期間かけて観察しており、パワーレベルや複数パッチの違いにおける総体的なエンゲージメントを導出しています。(原文)
Q. クリーチャーなチャンピオンだけじゃなくさ、モンスターっぽい人型チャンピオンももっと欲しいな。
A. はい、計画では怪物的なチャンピオンもいますよ。(原文)
Q. イシュタル(キヤナのいる地域)についてもっと掘り下げる予定はありませんか? メソアメリカの雰囲気が感じられて良いのですが、キヤナだけではまだ表現しきれていないと思います。
A. はいもちろん。イシュタルで新たな区分けを私たちが創ろうとした主な理由は、まだラテン系の特徴を出せる地域がないと感じていたからです。将来的にもっと開発していきたいと強く思っている地域です。(原文)
Q. 人種関連の平等性は難しいでしょう。ブラジルだってプレイヤーの多さに対してブラジルっぽいチャンピオンは0人ですが、これは問題になってはいません。
A. ええと、厳密にはニーコはブラジル文化から着想を得ていたのですが、彼女は半分は爬虫類なヴァスタヤなので純粋な人間のようにはいきませんでした。(原文)
Q. ニーコはブラジル文化の影響を受けたキャラクターなんですか!? でもブラジル人の私にそう感じさせはしないですね。
まあそんなこと関係なくニーコは私の2番目に高いマスタリーであるお気に入りチャンピオンなんですけどねw
A. ええ、私がチャンピオンについて「から着想を得た」と言った理由は、まず彼らはルーンテラの人間であることが第一に必要だからです。人間のチャンピオンであれば肌のトーンや顔の特徴の調整が容易なので参照元の雰囲気が出しやすいです。ニーコだとその要素のほとんどはアクセントになりますね(ニーコのボイスは同じ女優が英語環境とブラジル語の両方を担当しています)。(原文)
Q. ニーコのブラジル訛りって他の言語でどう表現されてんの?
A. これこそが私が記事で書いたように、完全な人型でないとうまく文化性を表現することが難しい理由なんですよ。(原文)
以下、5/28 13:00 追記
Q. 肌に色のあるタイプのアジア系だったりするチャンピオンを出しませんか? 現在はカルマだけだと思います。最も人気のある特徴というわけではないと思いますが、これについての会話がここになかったのは驚きです。
A. はい、もちろんです。現在は南アジア系の特徴を持つチャンピオンが欠けています。将来的にもっとやっていきたいと思っています。おそらくはあなたが思っているよりも早くに。(原文)
Q. グレイブスのようなたくましくて髭の生えたチャンピオンはもう追加されませんか? しばらく見ていない気がします。
A. ええ、そのような特徴で特に白人ではない新しいチャンピオンが求められていますね。将来的にやりたいと思っている仕事です。(原文)
Q. 多様性の面で言うと、LoLには2つ欠けているものがあります。ゲイの男性と年配の女性です。
A. 100%同意します。この2つはどちらもいつかは(新チャンピオンとして)ゲームに追加したいと思っています。年配の女性とゲイの男性は将来的に取り入れたいです。(原文)
Q. あなたみたいな人が私たちコミュニティとフレンドリーに話してくれることが嬉しいです。あなたや他のRioterに攻撃的な言葉を使う人がいることを憂慮しています。
A. ご心配なく。攻撃的な人に対して腹を立てないでください。彼らはLoLに情熱的なだけで、私はたくさんの情熱を持った人たちとともに仕事をすることが喜びなのです、たとえその人たちが感情のテキストへの変換が得意じゃなかったとしてもです。(原文)
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