14.4向けPBEの変更情報の中でザックのQのテザー範囲が数値上弱体化されたことが発見されました。
テザー系スキルの仕様変更に関してゲームデザイナーのRiotEndstep氏が解説するコメント・動画を投稿しましたので紹介します。
テザー系スキル:tether 公式の訳語ではない。敵ユニットとラインをつなげるスキル。一定時間保持、追加アクション、もしくはライン持続中になんらかの効果をもたらす
ザックの変更の第一報(2/7)
Zac change:
— Spideraxe (@Spideraxe30) February 7, 2024
- Q tether range changed from 1000 center to 900 edge pic.twitter.com/USVx4TBjWt
注:Spideraxe氏は英wiki編集者のひとり。Rioterではありません
サモナーズリフトチームのゲームデザイナー、RiotEndstep氏のコメント・質疑応答
𝕏の投稿(2/8)
On the PBE right now there is a rescript for all tethers in the game. Some dataminers have noted that Zac's Q tether range has changed from 1000 to 900, which is part of this - however, it should be very similar in gameplay, as with the other tethers, but more responsive.
— Nick Frijia (@RiotEndstep) February 8, 2024
コメント訳
『PBEでは現在ゲーム内の全てのテザー系スキルをリスクリプトしています。PBEの変更をチェックする人がザックのQのテザー範囲が1000から900に変更されたと書いていましたが、それはこの一環です。しかしながらこれはゲームプレイにほとんど影響が出ないはずです。他のテザーでも同様で、反応性が向上します。
詳細に解説する動画を今週中のどこかで作ります。ですが概要としては、テザー系スキルがサーバーのフレームチェック(およびその他)によってではなく、範囲外に出たら即座に解除されるようになるということです。この作業中に他いくつかのテザー関連バグの修正もしました。
もし今週PBEでプレイしてテザーの範囲限界系(エイトロックス/フィドルスティックス/イラオイ/カルマ/クレッド/ルブラン/ノクターン/モルガナ/レナータ・グラスク/ザック)に変な挙動を発見したなら、動画クリップを私に送ってください、調査します。』
redditのPBE変更情報のスレッドにて
『ザックのQの射程の変更はもっと大きなテザー全体の変更の一部であり、ユニットの中心でのチェックからユニットの外側でのチェックに変わります。このPBEデプロイではザックQの最初のチェックがユニット外側ではなく中心になっているバグがありますが、これは次のデプロイで修正見込みです。(PBEでは部分的にしかテザーの変更がされてないかもしれませんが、さらなる変更が入る可能性もあります)』(原文)
Q. フラッシュで範囲外に出たはずなのにエイトロックスのWに引き戻されるようなことがなくなる、ということですか?
A. ええ ― それはこの作業中に私が点検したバグのひとつですね。(原文)
Q. よかった、バグかどうかわからないけどそういうことが起こると腹立たしい気持ちにさせられてたから。
これはテザー系スキルのシステム的なナーフになりますか?それともどこか別の要素では助けになったりしますか?
A. システム的には、全テザー系スキルの弱体化になります。場面によっては厳密には弱体化にならない小さな違いはありますが、私たちはテザーがプレイヤーに想定される通りに機能することを目指しており、強化するフォローアップが必要になったなら対応することでしょう。(原文)
Q. グウェンのWはそれ以前につけられたテザーを切り離す効果はないですよね?
A. そのとおりです、接続済みのテザーは対象指定の可否を参照しません、つまりグウェンのWはそれが接続されるのを防ぐだけです。接続された後であれば、グウェンのWはテザー系スキルに影響しません。距離のみがチェックされます(あるいはデッドした時も)。(原文)
Q. 名前にRiotUntapとかRiotUpkeepとかRiotDrawとかを使ってるRioterはいないの?
A. まだいません(原文)
解説動画公開(2/9公開)
動画説明文
『私が行ったゲーム中の全テザー系スキルへのシステム的な変更について解説します』
Q. 動画の要約としては:
現在はサーバーでフレームチェックが行われるため、テザー系スキルがフラッシュアウトしてもすぐに切れない問題があった。これをエリアチェックにする変更を実装し、カルマ、ルブラン、ノクターン、モルガナなど一部チャンピオンが弱体化される。影響によっては補填となる強化をする可能性がある。
A. いい概要だ、ありがとう(原文)
Q. とてもいいね。一番影響を受けるのはルブランだと思うけど、全体的に軽微なものになるんじゃないでしょうか。
ヴァルスRの拡散もこのシステムに含まれますか?逃げ切ったと思ったらスネアされた記憶があります。
A. ヴァルスのRは別種のシステムを使っていると私は記憶していますが、今日この後チェックして改善できるか見てみます。(原文)
Q. フレームのチックレートの問題に関連して、ソラカEがちゃんとサイレンスを与えるようにできませんか?
特にゾーニャの砂時計を使用した敵チャンピオンの下に敷いた時に、サイレンスが有効になる前にフラッシュアウトされてしまうことがあります。
A. 約束はできませんがソラカのEもチェックしてみます、その問題はテザーのそれとは大きく異なるものだとは思いますが。
(私の知る限り、どちらもチックレートが関連するのでしょうがその経路は大きく異なります)(原文)
続
Q. この変更はゾーニャに敷いたソラカEがフラッシュアウトされるのを修正できるの?
A. 今回の変更はソラカEとは無関係です。ソラカEはテザー系スキルではないですから。(原文)
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