Riot Gamesのバランスチームのリードゲームプレイデザイナー Phroxzon氏により、7/16に予定されているパッチ25.14の変更予定が公開されました。
注意:PBEでの変更点リストではなく、Rioterによる変更点リストの訳となります。
関連G4B記事
前日(7/8)時点のPhroxzon氏による投稿
Patch 25.14 Preview!
— Matt Leung-Harrison (@RiotPhroxzon) July 8, 2025
MSI has put out really good games so far with Ka-lose-ta and When-TF-am-I-gonna-get-a-win looking pretty bad though. Meta is looking pretty good overall, main gaps have been some more AP junglers and a few more assassins, though a lot of the HP mid lane has… pic.twitter.com/P2HK4Rlwnk
コメント訳
『25.14パッチプレビュー!
MSIでは今の所とても良い試合を繰り広げられています。敗北者カリスタとツイステッド・勝ちたいな・フェイトが全然勝てていないとはいえ、です。メタは全体的にとても良好なようで、理想とのギャップを探すならAPジャングラーはもっと多くアサシンももう少し多かったのですが、ミッドレーンの体力が多いことで少し難しくなっており、その上で私たちはミッドでコーキやトリスターナ等をあまりたくさんは見たくないと思っています。
このところのパッチでは強化がやや多めになっていましたので、弱体化を多めにして少し引き下げるつもりです。
システム
- 私たちはかつて仮面を重ねる(悲愴な仮面 + 悲愴な仮面)ビルドを面白いジョークビルドとして許容していたのですが(というより修正を見送ったと言うべきですね)、「ブラッドレターの呪い」が真っ当に強いアイテムになったことで想定した以上に強力になってしまいました
- これにより、多くのチャンピオンが通常よりも高い体力をビルドすることが可能になりました
- 他のエピックアイテムと同様にするためにこの相互作用を削除します。楽しいものだったとしてもです。泣
- 同時に、評価が下がっている「ルインドキングブレード」や「クラーケンスレイヤー」や「ファントムダンサー」のような時間をかけてダメージを出すアイテムを強化するつもりです
- ヤスオはノーマル層でヨネよりやや強くルインドキングブレードも強化されるので、彼は事前に弱体化しておきます
- 「ロッドオブエイジス」には以前のメインユーザーを犠牲にする形でメイン以外のユーザーに向けた大きな弱体化を行いました。その変化分を戻します、ただし古くからの顧客の利益になるような方法を取ります(典型的にはマナ重視のバトルメイジ向けです)
- 「ガーディアン」は慎重に調整しています、これはエンチャンターにとっては少し改善され、タンクにとっては改善されません(訳注:翌日の詳細版ではガーディアンの変更は削除されました)
サポートとジャングル
- サポートとジャングルのロール両方の強さについて多くのフィードバックを受け取っています。特に近接サポートと遠距離サポートの差が大きくなっています(ニーコサポートのような例外もいくつかあります)
- MSI期間はメタにあまり多くの変更をしないようにしていました、ですが今はもう違います。今後のパッチでは近接サポートとジャングラーの一部からパワーを徐々に減らしていくつもりです(このロールの弱いチャンピオンにパワーを追加してそのロールをさらに強くしたくはありません)
- これらのロールに対して行う変更全てがそうなるわけではありませんが、数パッチに渡って実行する方針になります
- 他にはストレス源になっているユーミを弱体化します。彼女は特に中国のエメラルド以上で最もBANされているサポートです。彼女の目標(新規プレイヤーの補助輪になる)を達成するために強力である必要はありません
クレッド
- MSIパッチを終えて、ここしばらく時間をかけて取り組んでいたクレッドの変更をリリースします(詳細はEndstepの公開した動画をチェックしてください)
- メインの目標はクレッドがファイタービルドで気持ちよくなれることで、また同時に対戦相手の満足度やカウンタープレイへの影響を最小限にしつつ、再騎乗時にすぐ体力を獲得するような満足できなかった要素の改善もします
- 開発の中で、実質的な体力を高めるために再騎乗の頻度を高めようとする試みもしたのですが、最終的にはやめました』
パッチプレビュー詳細版
Full Patch Preview 25.14!
— Matt Leung-Harrison (@RiotPhroxzon) July 9, 2025
Firstly today, losers queue is not true, we're not intentionally making you lose more games while you're losing (it doesn't even remotely make sense why we would even spend compute time and increase queue times to do that).
We're not matching you on… pic.twitter.com/O3Cs542oMw
コメント訳
『25.14パッチプレビュー詳細版!
今日はまず、ルーザーズキューは存在しないことを。私たちが意図的にあなたが負け続きのときにさらに負けさせようとすることはありません。(そんなことをするために遠隔で計算してマッチング時間を増加させるようなことに現を抜かす理由があると思いますか?)
名誉スコア、Ping、ルーン、連敗中かどうかを考慮するマッチングはありません。あなたのMMRのみがマッチに使われており、可能な限り望んだロールでマッチングできるよう努めています(これについてはまだ改善の余地があるでしょう)
(訳注:この話題についてはDopa氏の投稿した動画とこれに関連したスレッドによるものと思われます。 動画 と Redditのスレッド はこちら)
ユナラ
- ユナラはこのパッチで実装されます🎉🎉
- スキル重視/通常攻撃が重要ではないADC(スモルダー、アクシャン、サミーラ)が続いたため、私たちはシンプルだけど深みがあるチャンピオンという基本に立ち返りたいと思いました
- 同時に、ここのところ操作が複雑なチャンピオン(アンベッサ、オーロラ、フェイ)の実装が続いたため、ここ数年で実装されたシンプルなチャンピオン(メル、スモルダー、ブライアー、ナフィーリ、ミリオ)のリストに新たなメンバーを加えたいとも思っていました
- 操作が単純で楽しいチャンピオンはデザイン面で苦労するものですが、開発チームが行きつ戻りつしながら導き出したものに誇りを持っています
- 今回は様々な攻撃パターンに挑戦しましたが、最終的にRによる変身の瞬間にパワーを発揮させることがプレイテストする中で伝統的な通常攻撃重視のADCの感覚を引き出せるとわかりました
- この方向性においては彼女の持つ珠を他のやり方に比べてあまり活用できなかったことが残念です、それらもとてもクールだったんですよ
- デザイン、アート、ナラティブ(訳注:頭文字を取ってDNAチーム、チャンピオンデザインの核とされる)が同時に進められるとこのような衝突が起きることもあります。珠をもっと前面に押し出した方向性では彼女の「通常攻撃を前面に」する感覚には合いませんでした
- 皆さんがどう感じるかとても楽しみです!
アイテム
- 攻撃速度アイテムはユン=タルを除いてどれもこのところ輝きを失っていました。攻撃力アイテムはスキルのダメージを強化してくれるのですが、攻撃速度はリーサルテンポやバーサーカーブーツ等から獲得してしまうために攻撃速度を購入することは比較的損な気持ちにさせていました
- これが以前リーサルテンポを削除した理由なのですが、とても愛されていたためにリーサルテンポを復活させることになり、この問題に対し他のやり方での解決が求められるようになりました
- 先述のとおり、セラフとの組み合わせの改善(シールドと魔力の増大)とマナを欲するコアユーザーたち(カサディン、ライズ、アニビア等)に向けた控えめな「ロッドオブエイジス」の強化があります
- 「久遠のカタリスト」がビクターやオリアナのようなチャンピオンがきついマッチアップを生き延びるために状況に応じて使われることは気に入っています
- これは敵とのやり取りの回数が抑えられる可能性がありますが、多くのプレイヤーにとっての一般的なメイジは特にソロキューにおいては影響力に欠けており、チームやジャングラーへの依存度を減らせる強力な選択肢として維持するつもりです
ドクター・ムンド
- ムンドはストレス調査で非常に高い数値を叩き出しているのですが、それと同時に私たちは彼が強すぎる存在ではないとも考えています
- 彼は一度優勢になるととても支配的に感じられるチャンピオンの一体です。しかし彼がゲーム序盤の弱点を突かれて何もできなくなっているゲームは無視されやすいものです
- パワー再振り分けや抑制が求められる可能性はありますが、今のところはこのままに維持することに決めました
- 「ルインドキングブレード」の強化が対ムンドのアイテム選択肢として有効なものになることも予測されます
チャンピオン
- このパッチはチャンピオンに対する素直な強化と弱体化がほとんどです
- リヴェンはここ最近かなり多くの関心を持たれていました、特にティーモのClipが出た以降は
- そのClipによって巻き起こった議論は素晴らしいものでした、ですがこれ以前から私たちはリヴェンの弱体化を検討していました。彼女は特に学習曲線によって高い成績を残していました
- それはともかく、プレイヤーたちがタワー下のティーモをキルすることについて喧喧囂囂の議論をしていたことはとても面白かったです!
- (訳注:こちらの 𝕏の投稿 のことと思われます)』
チャンピオン 強化
アジール
- 基本ステータス
- 体力 550 ⇒ 575
- 目覚めよ!(W)
- 反映率 40/45/50/55/60%魔力 ⇒ 45/50/55/60/65%魔力
ダリウス
- 皆殺しの斧(Q)
- ヒット数に応じた回復 減少体力の15/30/45% ⇒ 17/34/51%
- (3ヒットで最大)
フィオラ
- グランドチャレンジ(R)
- 回復量 40-100%(突いた対象の弱点の数に応じて) ⇒ 100%
- バグ修正: 回復のビジュアルエフェクトが突いた弱点の数に関係なく5秒継続するように(ゲームへの影響はありません)
フィズ
- シートライデント(W)
- クールダウン 7-5秒 ⇒ 7-3秒
- プレイ/トリックスター(E)
- ダメージ 80-280 (+90%魔力) ⇒ 80-280 (+95%魔力)
ジグス
- バウンドボム(Q)
- ダメージ 85-285 (+65%魔力) ⇒ 80-280 (+60-80%魔力)
- ヘクステックマイン(E)
- ダメージ 30-190 (+30%魔力) ⇒ 30-190 (+25-45%魔力)
- メガインフェルノボム(R)
- 最大ダメージ 300/450/600 (+110%魔力) ⇒ 300/500/700 (+100%魔力)
- (最小ダメージはこれの2/3であることに変化なし)
チャンピオン 弱体化
ブラウム
- 基本ステータス
- 物理防御 47 ⇒ 42
リー・シン
- 基本ステータス
- 攻撃力 69 ⇒ 66
リヴェン
- ルーンブレード(固有スキル)
- ダメージ反映率 30-60%合計攻撃力 ⇒ 30-50%合計攻撃力
セト
- 基本ステータス
- レベルごとの物理防御 5.2 ⇒ 4.7
ツイステッド・フェイト
- ワイルドカード(Q)
- ダメージ 70-250 ⇒ 60-240
ヤスオ
- 基本ステータス
- レベルごとの攻撃力 3.0 ⇒ 2.5
ユーミ
- ファイナルチャプター(R)
- 味方のヒットごとの回復量 30/40/50 (+15%魔力) ⇒ 30/40/50 (+10%魔力)
ゾーイ
- パドルスター(Q)
- ダメージ 57-220 (+60%魔力) ⇒ 52-220 (+60%魔力)
- スペルシーフ(W)
- ダメージ 75-195 (+40%魔力) ⇒ 60-180 (+45%魔力)
チャンピオン 調整
クレッド
- たくさん
- G4B記事 クレッドの中規模アップデート変更予告 を参照してください
システム 強化
ルインドキング ブレード
- 自動効果『ミストエッジ』の通常攻撃時ダメージ(近接/遠隔) 対象の現在体力の8%/5% ⇒ 対象の現在体力の9%/6%
クラーケン スレイヤー
- 自動効果『打倒』のダメージの対象の減少体力による増幅 100-150% ⇒ 100-175%
- 価格 3100ゴールド ⇒ 3000ゴールド
ファントム ダンサー
- 攻撃速度 60% ⇒ 65%
- 移動速度 8% ⇒ 10%
ロッド オブ エイジス
- マナ 400 ⇒ 500
- 自動効果『時空の超越者』による60秒ごとのマナ 20 ⇒ 30
- 最大マナ 600 ⇒ 800
システム 弱体化
悲愴な仮面
- 所持上限 6 ⇒ 1
解放の魔導書
- スマイト選択時のサモナースペル交換回数に応じたダメージ 600/900/1200 ⇒ 600/600/900
画像訳ここまで
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