Riot GamesののリードゲームプレイデザイナーPhroxzon氏より、2024年2月11日にX(旧Twitter)に投稿された「ルーザーズキュー」についての文章の翻訳です。
元投稿
Losers queue doesn't exist
— Matt Leung-Harrison (@RiotPhroxzon) February 11, 2024
We're not intentionally putting bad players on your team to make you lose more.
(Even if we assumed that premise, wouldn't we want to give you good players so you stop losing?)
For ranked, we match you on your rating and that's all. If you've won a…
用語:ルーザーズキュー(Loser's Queue)
連勝した後に連敗する状況になり、たくさん勝ったプレイヤーをマッチメイキングシステムが絶対に負ける試合にわざと入れている(そのようなキューが存在する)という主張。
(以下、投稿全文の翻訳)
ルーザーズキューは存在しません
あなたにもっと負けてほしいから下手くそなプレイヤーを同じチームにわざと入れる、というようなことはしていません。
(その前提が本当なら、連敗を止めるために上手いプレイヤーを同じチームに入れてあげたい、とは私たちは思わないでしょうか?)
ランク戦では、あなたのレートに合わせたマッチメイキングを行いますし、それが全てです。たくさん勝った後に負け始めたとすれば、それはもっと上手いプレイヤーを相手にプレイしていて、そのレベルにあなたの実力が見合っていないからです。わざと負けようとするプレイヤーの中に放り込んだり、全員スマーフの敵チームと戦わせていたりするからではありません。
これを読んでいる人の内99.9%向けの話として、あなたが「完璧にプレイして」いて、「インティングしている」残りのチームメイトの戦績も記載された良いKDAのスクリーンショットを投稿したとしても、もっと上手いプレイヤーがあなたの試合を吟味すれば、その試合の流れを替えられたであろう100の指摘が得られると私は思います。
チームメイトが下手をやらかしてしまう試合ももちろんあって、それは5対5のゲームだから仕方ありません。長くプレイしていると、あなたの存在のみがあなたの評価に直結する唯一の要素になります。あなたが「勝てない」試合に入ってしまったとしても、チャレンジャーのプレイヤーにその試合をプレイし直してもらえば、おそらく勝つことになるでしょう。
諦めない姿勢(Redditの注目投稿のトップに今来ている投稿参照)、成長する心構え、良いコーチに投資したり評判の良い人たちにアドバイスを求めたり…といったものがあれば、LoLとあなたの関係を大きく改善するのに役に立ちます。敵チームにすぐ諦めてしまう人が5人集まっている可能性はありますが、そんな人はあなたのチームには4人しかいません。5人にしてはなりません。
この投稿をした主な理由は、自分のアカウントの不備を探している最中の皆さんを手助けしたいからです。私たちの手でルーザーズキューに放り込まれていると強く信じている人たちはとても多いので、私は気が狂いそうです。
以下は、ここ12年以上のコーチング経験からの考察です。
- ほとんどのプレイヤーは有利を取った時のプレイが控えめすぎます。ギリギリのプレイをすることでプレッシャーをかけてジャングラーの時間を無駄遣いさせつつも、影響の大きなスローをしないようにしましょう。
- KDAに重きを置いてプレイすると、味方がフィードしているのに自分は「上手くやった」スクリーンショットを投稿できて気分がいいかもしれませんが、これは上達の助けにはなりません。 - あらゆるデスを見直しましょう。最高ランク圏に入らない限り、デスの95%は回避できるものです。デスの原因を見つけましょう。ウェーブマネージメントが不適切だったのか?よくあるギャンクのタイミングをワードで捉えられなかったのか?敵がリスポンしている時に戦闘にのめり込み過ぎたのか?オブジェクトが湧くタイミングでサイドレーンを押そうとしていなかったか?
- 自分たちのウィンコンディション(勝利につながる条件)を見つけ、それを満たすためにプレイしましょう。敵のウィンコンディションを把握し、それを妨害しましょう。状況を変えやすいレーンで、それぞれのチームがゲームをキャリーできる確率が最も高いところを見つけて、自分のリソースをそこに集中させましょう。マッチアップが安定しないトップレーンでこちら側のトップが有利を得たのなら、敵はさらなるプレッシャーをこちら側にかけようとするので、試合の道筋のコントロールがとてもやりやすくなります。
(翻訳ここまで)
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