Riot Gamesのバランスチームのリードデザイナー、Phroxzon氏により12/6に予定されているパッチ13.24の変更予定が公開されました。
注意:PBEでの変更点リストではなく、Rioterによる変更点リストの訳となります。
13.24 Full Preview!
— Matt Leung-Harrison (@RiotPhroxzon) November 29, 2023
Azir: Partial revert of the W damage, as the changes were directionally positive, just off in magnitude.
Braum: A while ago, we nerfed Braum's knockup duration that reduced his pickrate in Pro and made him more playable in normal by a significant amount. It… pic.twitter.com/Py7s4vYsfE
コメント訳
『13.24プレビュー詳細版!
アジール:前回の変更は方向性は間違っていなかったので、Wのダメージを部分的に戻します。強度が少し目論み通りに行きませんでした。
ブラウム:少し前に、プロでのピック率を下げて一般のプレイでプレイ可能にするためにブラウムのノックアップ時間を弱体化しました。これは満足度にも影響があったため、一部を戻します。
ガリオ:最近のガリオのクールダウンは極めて長いものであり、彼はワンパターンな動きが多くなりそれ以外は特に何もしないチャンピオンにされてしまっていました。この変更はガリオに柔軟性と楽しいゲームプレイのパターンを増やそうとするものです。
グラガス:グラガスはこのところ弱く、固有スキルの変更後はプレイの楽しさも減っていました。かつてのようなゲーム序盤の強さにすることがないようにしつつ、一部を元に戻します。
カ・サンテ:カ・サンテは弱く、私たちはWに過剰にならない程度にパワーを与えようとしています。長期的には、Wはマッチアップによって活躍できるかどうかが比較的はっきりしていて、彼のキットの中でも目立つ部分でもあるため、私たちはここにパワーを与えようとしています。同時に行動パターンや当てやすさが変わった今では、Wはややコストが重すぎました。
レオナ:レオナは耐久力アップデート以前はワンショットしてくるサポートの典型として考えられており、その先頭として多くの弱体化を受けてきました。耐久力アップデート後、レオナは単独でのパワーの多くを失い、以来大きく落ち込んでいます。圧倒的にならないよう気をつけつつ、ゲーム序盤のダメージをすこし戻します。
ルシアン:ゲーム序盤にもうすこしトレードすることを許すような楽しくなる変更をルシアンに予定しています。ゲーム序盤に焦点を置いたチャンピオンとしてはこのところ落ち込んでいますが、この変更はEにスキルポイントを複数振るまでは助けになるはずです。
モルデカイザー:Qを強化することがどういうことかわかっています……同時に、これはモルデカイザーの持つ反映率の中で最も低く、私たちの思考のひとつにはモルデカイザーがもっとAPビルドに進むように修正する必要があるというものがあります。Rはモルデカイザー使いたちがここしばらく求めていたQoL改善になります。
キヤナ:以前述べたように、キヤナのマナコストはとても厳しいため、時にはマナアイテムが選ばれることもありました。この変更はプレイと習熟を咎められているという感覚を減らしてくれるはずです。
タロン:近接Qと同じように、遠距離Qが通常攻撃タイマーをリセットするようになるQoL改善です。
ゼリ:トリニティフォースを買うゼリが削除され、今年のプロシーンも終わりました。これによりゼリの攻撃力の成長を戻しても大丈夫だろうと感じています。ゼリが新アイテムでどんな活躍をするかをチェック/監視していきます。
ブライアー:昨日も言いましたとおり、過剰な活躍を見せる脅威ビルドと活躍芳しくないブルーザービルドのギャップを、一部スキルを魔法ダメージに変えることで狭めようとしています。連続で弱体化を受けているブライアーですが、主に学習曲線の急激な上昇についていくために行なっています。
アイバーン:アイバーンへの単純な弱体化は主にゲーム序盤に焦点を当てたものです。
ヴェル=コズ:今回はバグ修正です! Eのタイミング変更には直前になって厄介なバグが見つかったのですが、バグを解決できたら続けていくつもりです。』
前日時点でのコメント
『13.24プレビュー!
次のパッチでは特大のゲームの変更が行われるため、アイテムの変更があっても維持されるようなチャンピオンの改善を目指しています。これはチャンピオンのロールの偏りの修正、QoL改善、パワー予算の振り直し、プレイ感の改善も含まれております。
フェイがやってくる!!!:Emizeryとフェイ開発チームに賞賛を!彼らは流れる呪文の織り手において素晴らしい仕事をしてくれました、プレイヤーが好きになってくれることを楽しみにしています。
アジール:on-hitへの変更は正しい方向性でした! ナッシャーは満足のいく選択肢となりつつもマストなアイテムにはなっていません。しかしながら、アジールはパワーを削られ過ぎました。この選択肢がダメにならないようにしつつ、パワーを部分的に戻そうと思います。
ブラウム:ブラウムはごく一部の高名なブラウム専門家による特別なプロフェッショナル性のあるピックを除いて、このところ弱い状態でした。私たちは全員の楽しさを増やしつつ両チームへのダメージを減らすことができることが、ブラウムは比較的人気のあるチャンピオンである理由だと考えています。私たちが数年かけて彼をつまらなくしていった変更に対して注力しています。
ガリオ:ガリオへの変更は十分な効果があるものではありませんでした。ガリオの核となるパターンを、より楽しくかつワンパターン感の少ないものにしようとさらなる調整を繰り返しています。
グラガス:すこし前に受けた弱体化以降はグラガスは弱い状態にありますが、うまくいけばプレイ感を改善できるような部分的な巻き戻しを進めています。
カ・サンテ:前パッチの変更の方向性は間違っていませんでした! ですが弱体化としてはやや多過ぎました。各調整レバーがする仕事についてしっかりと学ぶことができましたので、エリート層でやり過ぎないようにレギュラー層のプレイにパワーを戻していこうとしています。
レオナ:レオナは長きにわたり弱いままでした。その理由の一部はアリスターやノーチラス(部分的にはラカンも)に取って代わられたことによるものです。レオナにとってより良い方向性を切り拓こうとしています。
ルシアン:今年の前半にナミとの結びつきが緩和されてから、ルシアンを強化することが可能になっています。ゲイルフォースが削除されるのもあり、ルシアンのアイデンティティを明確にしようとしています。かつては序盤の暴虐の象徴だったルシアンでしたが、いまは多くのチャンピオンがその枠に収まっている。
モルデカイザー:QoLの改善と、APアイテムビルドを増やしタンクアイテムビルドを減るようにする調整です。
パンテオン:もう少し多くのパワーを扱えるはずです。パンテオンは今どこのロールにおいても特別強くはありません。
(訳注:翌日の詳細版ではパンテオン強化は削除されていた)
キヤナ:キヤナにはもっと厳密ではないプレイが許容されるようにする調整が行われます。彼女はベストプレイヤーの元であれば問題ないのですが、一般プレイヤーの元では苦労しています。難しさの全てを取り除くつもりはありませんしキヤナの操作を超簡単にするつもりもありません、プレイ時の負担をすこし減らそうとしているだけです。
ヴェル=コズ:ヴェル=コズのQoL変更には多大なパワーを与える意図はありません、プレイ感の改善が目的です。
ゼリ:ここ最近弱かったです。プロシーンで多くのチャンピオンがバンされた時にはスポット的に登場していましたが、ほとんどのプレイヤーにとっては弱いままでした。
ブライアー:脅威ビルドとブルーザービルドの間のバランスをとることを目的とした弱体化です。プレイヤーは学習曲線を登り続けるのに合わせて弱体化のペースを維持しています。以前も言いましたが、ブライアーはこのゲームで学習曲線が最も急なチャンピオンのひとりです。
アイバーン:アイバーンは最近は強く、やや陳腐にもなっています。少し肩を叩きます。』(原文)
チャンピオン 強化
アジール
- 目覚めよ!(W)
- ダメージ 50-110 ⇒ 50-118
ブラウム
- 基本ステータス
- マナ自動回復 6 ⇒ 7
- 氷河の裂溝(R)
- 最小ノックアップ時間 0.3秒 ⇒ 0.6秒
ガリオ
- 戦の旋風(Q)
- クールダウン 12-10秒 ⇒ 12-8秒
グラガス
- ハッピーアワー(固有スキル)
- クールダウン 一律12秒 ⇒ 12/10/8/6秒
カ・サンテ
- 切り開く猛進(W)
- マナコスト 60-80 ⇒ 40-60
- ダメージ軽減率 30% ⇒ 50%
レオナ
- エクリプス(W)
- 防御力増加 20-40 ⇒ 20-50
- ソーラーフレア(R)
- ダメージ 100-250 ⇒ 150-300
ルシアン
- スライド(E)
- クールダウン 22-14秒 ⇒ 19-14秒
モルデカイザー
- 滅魂の一撃(Q)
- ダメージ反映率 60%魔力 ⇒ 70%魔力
- 死の国(R)
- 詠唱時に対象の視界を得るように(茂みに隠れることで詠唱がキャンセルされなくなります)
キヤナ
- 基本ステータス
- マナ 320 ⇒ 375
- レベルごとのマナ 50 ⇒ 60
タロン
- ノクサスの刃(Q)
- 遠距離で使用した時に通常攻撃タイマーをリセットするように(近接使用時と同じに)
ゼリ
- 基本ステータス
- レベルごとの攻撃力 1.3 ⇒ 2
- ウルトラショックレーザー(W)
- ダメージ 20-180 ⇒ 30-190
チャンピオン 弱体化
ブライアー
- 基本ステータス
- 攻撃速度反映率 0.644 ⇒ 0.669(レベル1の攻撃速度に変更なし)
- 物理防御 32 ⇒ 30
- ヘッドラッシュ(Q)
- ダメージ 60-200 ⇒ 60-180
- 血の狂乱(W)
- 攻撃速度増加 60-120% ⇒ 55-115%
- 呪福の叫び(E)
- ダメージ軽減 40% ⇒ 35%
- 迫りくる死(R)
- ダメージ 150-450 (+75%増加攻撃力) (+110%魔力) ⇒ 150-450 (+50%増加攻撃力) (+120%魔力)
- ダメージタイプ 物理 ⇒ 魔法
アイバーン
- 基本ステータス
- 体力 655 ⇒ 630
- タネバクダン(E)
- スロウ 50-70% ⇒ 45-65%
チャンピオン 調整
フェイ
- チャンピオン実装!
ヴェル=コズ
- WとEが消えてしまうことがあったバグの修正
- Eの発生タイミングの強化はバグにより先送りになりました
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