パッチ13.23で実装されたランダムミッドでのアッシュの調整について、モード・デザインリードのRiot Maxw3ll氏がredditのARAMコミュニティ（r/ARAM）にて複数のコメントをしていました。
元スレッド
調整内容
アッシュ：Wのクールダウン：18/14.5/11/7.5/4秒 ⇒ スキルレベルにかかわらず18秒、Rのクールダウン：100/80/60秒 ⇒ 110/90/70秒、スキルヘイスト：-30 ⇒ 0
モード・デザインリードのRiot Maxw3ll氏による質疑応答
Q. アッシュWの制圧力がなくなったから、これでようやくダメージのマイナス調整を取っ払えるんじゃないかな。知らんけど。
（訳注：ひとつ前のパッチ13.22の時点でのアッシュのARAMの調整は 合計攻撃速度+2.5%、スキルヘイスト-30、与ダメージ-10% だった）
A. それが目標です。チャンピオンに焦点を絞ったこのような変更をするのは新しい領域ですので、段階を踏んでいます。これがどのような影響をもたらすかデータを収集し、それに応じて調整していく予定です。この変更によって２つのビルド（ADCビルドとポークピルド）の間のバランスを取ることを可能にし、与ダメージを戻せればと考えています。（原文）
Q. アッシュのWはこの調整で無価値なスキルに成り果てた。18秒はあまりに長く、このスキルがあることすら忘れてしまうかもしれない。
A. それは事実であるかもしれませんが、このスキルはクールダウンがあがるごとに３ユニット以上の対象に安定して当てられるものであることを念頭に置いてください。この性質上、ハウリングアビスではサモナーズリフトよりかなり強力になっています。判決を下す前にプレイしてみてください。（原文）
Q. 私はこの調整方針に賛成ですよ、ポークアッシュはARAMの恐怖の象徴でした。これがうまく行ったら、ティーモやベイガーのようなARAMで問題を抱えたチャンピオンにも同様の調整がされることでしょう。
A. 彼らも私たちに余裕ができた時に検討するリストに載っています。（原文）
Q. Wを連射できなくなったことでアッシュはアサシン/ブルーザーのような近接チャンピオンに太刀打ちできなくなるわけですが、どうするおつもりですか？ マーク&ダッシュ（サモナースペル）や行動妨害耐性でスロウの持続が短くなっていることを考慮してなお、アッシュの状況は「不幸」で片付けられてしまうのですか？
A. アッシュの実装後の勝率に応じて、彼女の他のナーフを取り除くことでバフする予定になっています。（原文）
Q. これまでの調整の歴史に鑑みて、信頼して安心することはできませんね。
ARAMへの変更は悪いものばかりで、このモードをプレイしている人なら誰だってそう感じてるはずです。あなたがたの言うデータは信用できないし、このモードが台無しにされないことを祈りますよ。
（訳注：このコメントにはdownvoteが多くつけられている）
A. こういうコメントがあると、私の意見の表明やスレッドへの参加をする意思が削られてしまいます。（原文）
Q. アッシュに素晴らしいナーフだ。でも他にもたくさんバフ/ナーフが必要なものはありますよね？
A. バフ/ナーフは基本的には勝率によるものです。これは調整の対象を決める最も公平なやり方なのですが、これだけでは全てを拾うことはできません。私たちはイライラの元になるチャンピオンを、プレイする価値がないほどに弱くすることなく対処しようとする傾向にあります。（原文）
Q. Wをスパムするアッシュに誰もがイラついていたことは間違いないでしょう。ですけどこの調整は他のスケールしていくチャンピオンと比べて公平とは言えないと思います。
A. 18秒が長すぎるという場合には私たちはそれを短くすることに反対はしません。この変更によってアッシュの勝率がどのように変化するかを観察することが、私たちが基準線を引くためには重要なのです。変更が多すぎると変化も急なものとなり、次回以降に私たちが正しい判断をするための参考となる枠組みを作れなくなります。（原文）
Q. ARAM調整班はポークアッシュを削除するに至った。それ自体は支持するよ、だけどアッシュへの与ダメージ減少のARAM調整はそのままだ。アッシュはいまや何もできない。
A. そのため、この変更が実装されて数日がたったところで変更前後の勝率を比較してどれだけ勝率が下がったかを見る予定です。正直に言えば私は正確な予測ができるようになるという確信は持てませんが、今回のデータを得ることによって私たちはこのチャンピオンの将来的な調整に自信を持てるようになるはずです。もうひとつ覚えておかねばならない点として、データによればこの変更以前のADCアッシュは弱者ではなかったという事実があります。もしこの変更と同時にアッシュをバフした場合にはOPになっていたことでしょう、そして私たちはWのみを対象に変更した時にどのような変化があるかを学ぶ機会を失っていたことでしょう。（原文）
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