3月27日付のMeddler氏の投稿より、9.7予定で変更するものと変更しないもの、ゲーム開発での人材募集に応募するコツについての訳です。
注意事項:以下の内容は今後の作業や計画を含みますが、将来的な実装を確約するものではありません。
原文
Quick Gameplay Thoughts: March 27
9.7でのバランス変更の一部について説明
以下、さまざまなものについて現在の考えです。
- ケイル:全体的に強さを落とし(単純にあらゆる面で強すぎます)、成功のためにはアイテムが必要になる度合いを増やします(現在は序中盤で失敗しても取り戻せてしまう能力が高すぎます)。
- リサンドラ:Qのクールダウンを特に序盤で長くし、最大ランク時でも少し長くなるようにします。レーンを押す能力と、試合後半での継続的なダメージ出力をいくらか弱体化する狙いです。
- モルガナ:9.6での弱体化は要不要がはっきりしなかったため、保留しました。ですが今となっては、弱体化の必要性には確信を得ています。サポートよりもミッドでの強さを下方修正したいと考えていますが、影響は両ポジションに及ぶでしょう。
- サイラス:最近行った弱体化は十分でなく、特にサイラスをプレイし続けているプレイヤーの経験が積み重なるにともなって強さも増しており、単純に強いようです。
検討はしているが9.7では変更を行わないもの
- アフターショック:アフターショックについていくつかの変更をしたいと考えており、9.7サイクルでいくつかのテストを行いました。これらの変更は引き上げていますが、まもなくテストを再開する計画です。最良のアプローチを固めるためにもう少しテスト時間が必要だという結論になりました。さまざまな選択肢を評価した時にすぐ明確になったこととして、対象(アフターショックの使用頻度が高く、使い方もかなり上手く、選択肢のひとつとは見なさないであろう人たち)について明確な同意を十分得られていないということでした。よって、これを定めるのが次のステップのひとつとなるでしょう。
- ヴェイン:執筆時点では、9.7でヴェインを変更するべきかどうかはまだ議論中ですが、おそらくしないでしょう。私たちから見た強さの面では、ヴェインは弱体化の要不要の境界線上におり、明確に一線を踏み越えてはいません。弱体化するとなれば、まず検討するのはアルティメットの下方修正になるでしょう。
ゲーム開発分野での人材募集に応募する時のコツをいくつか
LoLにおけるデザイン担当職の募集について、ここやTwitterで最近宣伝をかけています。応募してくださった皆さん、ありがとうございます。たくさんの方が応募してくれて、その過程からお話しできることがとても楽しみです。フォローアップとしていくつか私がお話ししたいと思うのは、Riotをはじめとするゲーム業界でこういったポジションに応募したいと考えている方々へのアドバイスです。
- カバーレター(訳注:採用担当に向けたアピール文)を入れましょう。良いレジュメ(訳注:日本における履歴書とほぼ同義)は助かりますが、他の応募者とあなたをはっきり差別化させられるものではありません。たくさんの人が応募に詰めかけるエントリーレベルのデザイン職採用においては、これは特に重要です(たとえば今回は数百名の応募がありました)。
- レジュメは簡潔に、読みやすく書きましょう。書くスペースを割く価値が本当にあるのか、それとも副次的なポイントを削ったほうがいいのか、それぞれの項目についてしっかり考え、読む人が重要なところを見つけ出せるようにしましょう。
- カバーレターとレジュメの両方を、応募しようとしているポジションと業界に合わせて書きましょう。たとえば、趣味のプロジェクトやクラブで参加したことがあるゲームだという説明で応募するのならうなずけます。「生化学者として成功する」と目標を書いたレジュメは一方で、応募役職にきちんと合わせた書類になっておらず、仕事に興味がないのだという印象を与えるでしょう。生化学関係の役職を私たちが募集したとしても、別の職への応募に使った古い書類を使いまわしているように見えてしまえば、採用に向けて実際に話してみたい候補者からは外れる可能性が高くなってしまいます。
- あなたが取り組んだゲーム関係の成果を見せてください。あなたが作ったミニゲームを試せる場所へのリンクや、あなたが作成したMOD、大学で取り組んだLoLのクラブ活動などは、確実に考慮材料となります。カバーレターでこういった点に言及すれば良いですし、実演してみせればさらにプラスとなるでしょう。