告知

[公式情報リンク]

■ 公式サイト:LoL | Teamfight Tactics | レジェンド・オブ・ルーンテラ | VALORANT | ユニバース
■ 公式Twitter : LoL | TFT | LoR | VALORANT | Wildrift
■ LJL - Esports : 公式ページ | Twitter | Facebook | instagram

[パッチ・メンテナンス情報]

LoL | TFT | パッチスケジュール

[その他]

Clash 概要説明 | 名誉システム

2018年11月23日金曜日

プレシーズンパッチ直後のゲーム・チャンピオン・ルーンの状態


11月22日付のMeddler氏の投稿より、プレシーズンパッチ後のゲーム・チャンピオン・ルーンの状態の投稿の訳です。

注意事項:以下の内容は今後の作業や計画を含みますが、将来的な実装を確約するものではありません。


原文
Quick Gameplay Thoughts: November 22


全体的なゲームの状態

プレシーズン変更が及ぼした最初の影響について、以下に書きます。変更からまだあまり日が経っていませんので、いろいろなことが行き着くところまで落ち着いた結果であるという確信は必ずしもありません。初期データはとても有用ですので、観察と考察を続けていきます。

大きな目標をざっとおさらいしましょう。
  • アウタータワーがすぐに割れてしまうことを防ぎつつも、序盤に積極的な行動をしたり有利を取ったことで得られるものがあるように
  • 逆転をもっと実現可能に
  • 既に大勢が見えた試合は速く終わるように(統計的に負けが避けられない試合に使う時間を少なくする)
  • ルーンステータスをパスから分離することで、もっと柔軟なルーン選択を可能に
これまでの観察結果です。
  • アウタータワーが割れるタイミングは平均して1~2分遅くなったので、レーニングフェーズが極端に短く終わってしまうケースは減りました
  • アウタータワーが割れるタイミングが遅くなったものの、平均試合時間は大きくは変わっていません。エピックモンスターの湧く時間など、同時に行った別の変更が、勝敗の決まった試合を終わらせる働きをしていると思われます。
  • 序中盤でのオブジェクト獲得が確実な勝利につながる確率は減ったようで、序盤のスノーボールが減ったり、逆転のチャンスが増えたということが示唆されています。これについてはもっと多くのデータを解析する必要があるはずで、来週にはもっと考察が進むでしょう。
8.23での個々の変更についてさらなる考察を進め、はっきりとした図を描くことができれば、タワープレート破壊で得られるゴールド量や、タワーの能力値、賞金の計算式、各チャンピオンなどについての数値調整をすべきかどうかがわかるはずです。

8.23でのチャンピオンたち

強いチャンピオン

エズリアルはちょっと強いようですが、とても強いというわけではありません。ねこばばの魅力が変更によって減った印象はさほどないというのが最初の印象で、クールダウンや発動率などをもっと調整していかねばならないのかもしれません。このパッチではエズリアルそのものへの強化も行っていますので、より良い調整にたどり着ける前に結論を急ぎはしません。

リサンドラも少し強いようです。マナやEの弾速、新固有スキルなどの変更により、リサンドラプレイヤーもアドバンテージを得られると予想していました。1~2週間はリサンドラが少し強く見えても不思議ではありません。とは言っても、相手も氷の奴隷を避けるのが上手くなるでしょうから(氷の奴隷を無視した結果、やられるプレイヤーが今は多く見られます)、強さの面ではこれら2点は相殺するかもしれません。ポジションごとのデータも見ており、リサンドラが使われるのはミッドとトップで、サポートよりは劇的に有用で在り続けているので、ここまでのデータではスケールが弱すぎるとかスキルセットのユーティリティが強すぎるとかいった結論は、少なくとも出せていません。

カーサスもパフォーマンスが大きく改善されています。サンプル数が少ない可能性がありますし、レーニングフェーズを伸ばすといった試合速度への変更もカーサスには特に有利に働いたかもしれません。

弱いチャンピオン

ガングプランクは大きく落ちてしまっています。ルーンの変更のせいかもしれません。2回目のねこばば発動の難易度が上がったとすれば、ねこばばはあまり役に立たなくなりました。羽化が削除されたので、不滅ツリーも彼にとっての魅力が減ったかもしれませんが、握撃とねこばばの取得比率はおおむね均等の状況が続いています。いくつかの修正を施すため、ゲームに影響を及ぼさない範囲でスクリプトを書き直したのがバグに繋がっている可能性もあります。調査を進めて、何が彼を弱くしてしまったかを見極めます。

イレリアは強さが助長されていたミッドで少し弱くなったようです。何が変化を引き起こしたのかについてはもっと調査が必要で、全体的な状態についても再評価が必要です。

タリヤジャングルはかなり弱くなったようです。やりすぎたかもしれませんが、ジャングラーが変更に適応していけば良くなると予想しています。一連の変更がミッドとジャングル両方のバランスを取る助けになっていると、おそるおそる楽観的になっています。

その他全てのチャンピオン

ほとんどのチャンピオンのパフォーマンスへの影響はわずかで、以上に挙げたチャンピオン以外では大きな変化は見られませんでした。8.24以降では通常のバランス調整再開を予定しています。8.24での変更予定はまだ白紙ですので、変化がもう少し落ち着くのを待った後、来週前半に変更対象を選んでいこうと思います。

8.23のルーン

魂の収穫は明らかに一線を越えていました。なので初日にマイクロパッチを実装し、基本ダメージとスケールダメージを弱体化しています。その後、再評価中です。

ねこばばについては、結論を出すまでもう少し待ちたいと思います。エズリアルはねこばばとの結びつきが強すぎたかもしれません。新しくねこばばを使い始めた一部チャンピオンたちのパフォーマンスはそこそこで、一線を越えたものはありません。たとえばルシアンは新しいねこばばを活用できていますが、ねこばば取得が義務であるとか、ねこばばルシアンが強すぎるといった状況ではありません。

Meddler氏による追記原文

執筆時以降のアップデートです。ガングプランクの問題は、Rに生じていたバグのせいだったようです。このバグはマイクロパッチで修正されたので、他の変更が大きすぎる弱体化になっているのかどうか、その後の状態について見極めていきます。