語り部が村の少年少女に語りかけるという内容の、新しいプロモサイトが公開されています。新チャンピオンのティーザーであるとのことです。
The wonder above | League of Legends
物語とは、ただの歴史ではない。そこにはもっとたくさんのものがあるかもしれないのだよ。物語は君たちの心を豊かにしてくれるし、上手く語ることができれば、たらふく食べることだってできる。時を超えて、警告を伝えるお話がある。君たちの魂が背負っている毎日の重荷を、軽くしてくれるお話もある。私たちは愚か者を笑い、英雄に喝采を送り、焚火が灰になるまで悪役を罵る。
まず、最初のルールだ。本当のことは大切かもしれないけれど、お話の中でそれは大事なことではない。私たちが何者で、どうして生きているのかについてはね。細かなことは変わったり、なくなったりするかもしれない。でも、真実はいつだって私たちと共に在る。
物語はどこにでもある。私たちは、見たものから物語を紡ぎだすんだ。私たちの頭上に広がる空だって、囁きかけてくれている。
ごらん、これが「凍てつける観察者(Frozen Watcher)」だ。
夏の力は衰え、冬の先触れが夜空を支配する。
この不思議な生き物の大群が、Freljordの諸部族たちを従えたこともあった。彼らはValoranを氷河の下に押し込め、Runeterra全土に影を落としたんだ。
凍てつける観察者は、収穫の終わりを示している。私たちは皆、冬がやってくるのに耐える準備をしなくてはならない、そう教えてくれているんだよ。
夜空に漂う破壊の燻り。これは「Shurimaの滅亡」だ。
古代の人々は暗闇の中を模索して、作り上げたたくさんの建物を、その傲慢さの中に壊滅させてしまうことになった。存在の昇華を遂げたShurima人の貴族たちは、宇宙という一巻きの織物を成している織糸が、1本ゆるんでいるのを見つけて、それを引っ張ったんだ。彼らの望みの浅ましさが、数千もの罪なき命を焼き尽くし、黄金時代を終わらせてしまった。
かくして、強大なShurimaと、神になろうとした者たちは、破滅したんだ。
生と死を統べる力は、弄ぶものではない。
「壊れた王冠」は、影の抱擁に挑戦した王への報いだ。ことばとうたを通して、私たちは命に限りがあることを考え続けなければならない。それは、私たちが好き勝手にしてはいけないものだ。私はそう思うよ。
そう遠くはない昔、この星座が夜空になかった頃もあった。
これは「山の聖堂(Mountein Shrines)」、「偉大なる番人(Great Caretaker)」と呼ばれることもある。空に浮かぶ村で生まれ育った私たちは、古い名前を知っている。宇宙の真実を語るその名をね。私たちが伝えてきたその名は……「詩人」というんだ。