EU LCSのトップチームのひとつ、Gambit Gamingのmid、Alex Ich選手がチームを脱退することが発表されました。
原文
Gambit Gaming parts ways with Alex Ich - gambit-gaming.com
Gambit Gamingの発表によるとAlex Ich選手は今年の3月にチームのマネージメントと話し合い、物理的な負担軽減と家族との時間の創出を求め、LCS Spring Splitの終了までを条件にプレイを続けていました。
Alex Ich選手は話し合いを行った際にはチームやシーンを去る意志はありませんでしたが、5月1日付けでチームを脱退することになりました。
Alex Ich選手は声明で次のように話しています。
1年と半年前になるS2WC以降、最初の変化に気づきました。もっと早くから始まっていたのかもしれません。
全員が自分たちがそれぞれの役割の王であるように考え始め、他のレーンのアドバイスを聞かなくなり、メンバーはお互いの話を耳を傾けなくなりました。
以後、私たちは情熱を失い、それまで行っていたCrazy diveやrisky moveもやらなくなり、ベテランのように注意深く、退屈なプレイをするようになりました。勝ってるうちはそれでも良かったのですが、事態は悪化しました。練習と共通認識の欠落からお互いを信用できなくなり、リスクを避けるようになりました。
アナリストを雇用するという試みではあまり結果が得られませんでした。
Roccatとの試合では提案を無視し、結果として代償を支払っています。
Copenhagen Wolvesとの試合では袂を分かつことがわかっていましたが、ベストを尽くし、チームの残留を支援しました。
この1年、Gambitが私にもたらしたのは不満だけです。2013年のKatowice以来、Winningではなく、Playingのためにプレイしていたので何の価値のある結果を出せていません。
去年一年間はフライトと旅行に時間を取られ、プレイ日とフライト日の2日間は満足に練習できず、帰ったらすぐ練習しなくてはならなかったので、家族と過ごす時間もありませんでした。そのこと全てが私を疲弊させ、エネルギーを奪っていきました。上手くいってるときは何とかなります。しかし、2013年の春以降プレイは悪くなっていく一方で、そんな中でLCSにふさわしいことを証明しなくてはなりませんでした。
もちろん、重要な問題ではあったのですが、フライトだけの問題ではありません。モチベーションを失っていたのです。
勝利でかつてのような喜びを得られなくなったのは容易にわかることでしょう。
先に述べた通り、勝利へと邁進する情熱がなかったのです。
私とチームを応援してくれた方々には感謝しています。
私も2年間一緒に過ごしたチームでWorld Championshipsを優勝したかった。
私にとって家族のようなものでした。友人、最近私を励ましてくれていたKonstantin(コーチ)とEdwardsと離れることは辛いことです。
彼らがGambitと私のために尽くしてくれたことに感謝します。彼らは大いに尊敬するに値する真に素晴らしい人たちです。
時に選択、難しい選択をしなくてなりません。私は長い間考えてきましたが、今、勇気と強さを見つけました。
私には細い糸しか残されていないかもしれないし、私の脱退がWorlds cupでのGambitの勝利に繋がるかもしれません。
最善の結果をために何でもやる。そのことを覚えていてください。
本人がツイッターでチームは脱退するものの、引退するわけではなく今後もプレイを続けると発表しています。
Thx @GambitEsports for best moments and thx all the fans for rooting. I will keep playing league don't worry, I am not retiring : )
— Alexey Ichetovkin (@AlexIchLoL) 2014, 5月 3
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