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2014年10月9日木曜日

Patch 4.18 Notes Contexts


Patch 4.18のContext(要旨と背景)の訳です。

Context(要旨と背景)をパッチノート訳とは別にしています。
Patch 4.18の訳についてはPatch 4.18Notesをご覧ください。

Patch 4.18 notes | League of Legends

やあ、サモナーの皆さん。

Patch 4.18へようこそ。このパッチではたくさんのバランス変更を行うわけではありませんが、4.18はこれまで最大のチャンピオンアップデートのひとつ、Sion, the Undead Juggernautのローンチ日となっています。情報公開ページ当ブログ訳)をチェックして、ローンチの暁にはぜひゲーム中で彼を試してみてください! しかしどうか、皆さんと皆さんのチームメイトが正気を保つために、Rankedへキューを入れる前に、ノーマルゲームを何回か遊ぶのがいいと思います。聞いてくれない人がたくさんいる気がしてなりませんが、少なくとも私は言いましたからね。

また、Azirの全体的な大量のバグ修正(ごめんなさい!)、Gangplankの強化!?、Pando Media Boosterの削除、Smart Pingの音量調整(新オーディオ技術が可能にしてくれたことです!)、大規模なチャンピオンのテクスチャー再調整の2段階目、これらについても4.18に含まれています! 韓国でのWorld ChampionshipおよびLeague of Legendsの競技シーンの未来を注視しているのと同じくらいにたくさんの、小さなメンテナンスアップデートをこのパッチに詰め込んだと考えてくださって構いません。もっと大きなものはこれから来るとお約束しましょう! 備えていてください!

追伸:このパッチはいつものものよりもサイズが大きい扱いになっています。Summoner's Riftのアップデートについて、完了した部分を断片的にパッチに含めていますが、再度言っておきますと、新Summoner's Riftはまだプレイできませんからね!

Chris "Pwyff" Tom

Champions


Sion

Sion, the Undead Juggernautは、4.18のローンチと同時にリリースされます。ゲームプレイの情報については情報公開ページ当ブログ訳)を、彼の開発については開発ブログ当サイト訳)を、彼の物語を覗きこむにはティーザー当サイト訳)をご覧ください。

Akali

彼女が帳の内にいる時、防御力へのボーナスは得られなくなりますが、ステルス状態になるたびに大きな移動速度増加を得るようになります。
優位に立った時、Twilight Shroudから得られる増加防御力によって、有意義な弱点を完璧に回避できてしまう……Akaliはそういったチャンピオンのひとりでした。育ったAkaliは最終的に、bruiserとassassinを兼ねる存在として戦いの中に飛び込み、Twilight Shroudの中でダメージをタンクした後、脆い敵を消滅させ続けてしまいます。彼女から防御的なメカニクスを完全に取り去ってしまうより、より忍者的にAkaliを扱う技量にフォーカスしたいと思ったので、忍び寄り、機敏に動く能力にもっと重きを置くことにしました。これにより、Akaliに対する適切なカウンタープレイ(ステルス中の彼女の位置を見破り、打ち倒す)をより強化し、よりキャラクターテーマに沿ったメカニクスを付加し、大ダメージを与える機会を窺うという彼女のコンセプトをさらに強調することができました。正直に言いますと、これは全体的な弱体化にはなるでしょうが、Akaliプレイヤーの皆さんが、この新しいメカニクスを使うことで、もっとクールなプレイにフォーカスしてくれるだろう、と思っています。

Anivia

鳥が強いというのは本当です。
Aniviaを選んでくれる新規プレイヤーの皆さんに、さらなる愛情を注ぎたいと思い、このクールな雛鳥の使い方をもっと明確に理解できるようにしました。

Azir

大量のバグ修正です。また、Azirの通常攻撃ダメージと、攻撃速度についても少し強化を行っています。
新規チャンピオンのリリース時の強さを規格化することは、従来から難しい仕事であり、プレイヤーの学習曲線をやゲームの展望を説明せねばなりませんでした。Azirの場合、チャンピオンのスキルを構成しているコーディングが、何百万もの独特のゲーム(とゲームの相互作用)を記述しています。以上のことは、そのチャンピオンを促進する(もしくは下方調整する)ために、私たちが必要とする次の段階においても働きます。Azirについては、レーニングフェーズを助けるためにいくつかの変更を行ってもよいと思いましたが、これらの修正が広く浸透するまでは、何事も楽観していません。

Ezreal

小さなEzrealの強化です。
前述した通りです。彼がLeague of Legendsの最近の情勢について行けるよう、いくらかの愛情を注ぎたいと思います。

Gangplank

Cannon Barrageは、波状攻撃全てが範囲内の敵全員に対して完全にダメージを与えるようになりました。頭上にランダムに弾丸が降ってくるのではありません。
マジな話:長期的な視点では、この変更をもってGangplankには全力を尽くしたというわけではありませんが、Cannon Barrageの一貫性については、GPのプレイスタイルを根本的に変えてしまうことのない、自己完結できる変更が可能だと考えました。

Kha'Zix

Wのダメージは、特に高ランクでは低くなります。また、Kha'Zixについて少しお話したいと思います。
Kha'Zixがバランス調整の難しい虫なのは真実ですが、彼に対する私たちのアプローチについてお話したいと思います。たったひとつの変更に対してついている、長々としたKha'Zixについての説明に興味が無いのであれば、飛ばしてくださって構いません。警告:この議論はちょっと混みいったものです!

では。Kha'Zixは再び、高優先度のアサシンとして成功する方法を見出しましたが、あるチャンピオンの使用人口が自動的に弱体化の必要性に繋がるわけではありません。私たちにとって、あるチャンピオンの仕様人口がハイレベル/競技プレイで増加した時、競技的プレイヤーたちが評価するいくつかの長所(強力さ、全体的な有効性、信頼性)が示され始めているのだと考えます。そのようにして、私たちは使用人口の多い競技的なチャンピオンに目を光らせていますが、私たちがまず目指すのは、彼らが現在のメタで強力な戦略的選択に過ぎないのか、それとも実際客観的に見て他のチャンピオンよりも良い(または信頼性が高い)のかを理解する、ということです。

Kha'Zixの場合、Qは標的を暗殺しようとする時の主な手段としてデザインされており、ゲームの健全さや、チャンピオンのアイデンティティ要素にとって、その結びつきを維持するのは重要なことです。しかし現在、Khaにとって実際優先度が高いのは、Wを最初の進化スキルとする(そして最初に最大ランクに上げる)ことですが、依然として彼には暗殺者っぽい要素を全て実行できると思われています(注:彼の主要なキル手段であるはずのものについて、進化やフォーカスを抜きで)。Wを最優先にするKha'Zixプレイヤーがいるのはけっこうなことですが、このことは彼が有意義な交換当サイト訳)を行おうとしているということで、つまり、ユーティリティやpoke能力を獲得しつつ、攻撃的な脅威となる部分を失っている、というようなことです。あいにく、進化後のWによってユーティリティ能力を増しつつも、Kha'Zixは効果的なアサシンになっており、この交換は実際には成されていません。

これについて私たちが言いたいことは、以下の2つのどちらかに集約されます。a) 進化後のWが持つユーティリティと強力さは、Kha'Zixの基本スキル構成と結びつくと信頼性が高すぎるので、大きな脅威のアサシンとなりつつも、ユーティリティを最大化することにより、彼は戦いを勝ち抜くことができてしまう。もしくは b) Kha'Zixの進化後のQは、主なプレイパターンとして適切に使うには弱すぎるため、試合に関わり続けるためにWを最大化/進化させることを強いられているが、本当はそれをしたくない。前者の方が真実に近いのではないか、と私たちは強く感じています(そう考えた結果を反映したのが、この変更です)。

強さと信頼性が最も重要な特性となるゲームで、あるチャンピオンが優先度の高い選択肢となり続けている場合、そのチャンピオンが「弱すぎる」ことを正当化するのは、とても難しいことです。でも、最後にもう一度保証しておこうと思います。Kha'Zixのプレイパターンは全体的にかなり健全なものだと考えていますので、どちらの方向であろうとも、大きな変更を行うつもりはありません。私たちは、結果までの過程にある考えを説明したかっただけなのです。

Lucian

追跡(pursuit)は時折止む(relent)ことでしょう。これはRelentless Pursuitについての3回めのジョークですが、今この場では謝りませんよ。
最初にPatch 4.12で私たちがLucianに対して行った変更を再調整した時、私たちが実際に考えていたのは、彼がレーニングフェーズで弱くなりすぎるので(はぁ)、それを埋め合わせるための強化を行ったということでした。ですがそれから、Lucianは最初からレーンで対面を虐げ続けるとともに、とても手堅いレイトゲームでの地位を確立してもいました。これらの変更により、レーンで攻撃的に行動することについて、Lucianはもう少し考えなければならないでしょう。

Nunu

絶対的な明確さ!

Talon

まだ名前の変更はしません。今後のパッチで行われるでしょう。Foot stab(足刺し)、にでもします?

Tristana

Rapid Fireには、少しですがレイトゲームでより強力になる強化を行いました。Tristanaの攻撃速度/Lvは小さくなります。
4.17と同じことを繰り返していたら申し訳ありませんが、私たちはTristanaにもっと弱い時間帯を与える方法を探っています。さらに繰り返しになりますが……これらの変更はその目的を完璧に果たすものではありませんが、Tristが与ダメージ手段としてのRapid Fireにもっと頼るように、彼女に対してエンゲージしたりディスエンゲージしたりする明確な時間があるようにしたい、と私たちは思っています。

Viktor

栄光溢れるバグ修正!

Yasuo

Yasuoの基本ヘルスと移動速度が減少しました。実際の変更リストよりも、概要を読むための時間を割くことについてお話しした時のこと、覚えていますか?
ハイパーキャリーな剣士として、後半における脅威として育つ前に、Yasuoは試合序盤の敵とのダメージ交換を活用するはずです。現在、Yasuoは試合序盤で非常に強いため、好ましくないマッチアップですら、このケースに全く当てはまっておらず、さらには極めて良いスケールも誇っています。これらの変更はYasuoの序盤の弱さをもっと明確にするためのもので、パッシブが上がっていない場合には彼は脆くなるということが含まれており、さらに重要なのは、彼がレーンをプッシュしてしまって撤退するためのミニオンがいない場合は、gank耐性が下がるということです。これらの変更を行った後のYasuoの監視を続けますが、試合序盤に弱点があることで、彼のレイトゲームでの信頼性には確実な影響が及ぶことでしょう。

テクスチャ再調整(その2)

古いキャラクターのテクスチャーについて、包括的な作業を進めています。最終的には、より最近にリリースされたチャンピオンと同等のものにまで改善を行い、スタイルとカラーパレットが進化し続けるRiftに対し、誰が見ても馴染んで見えることを確実にすることが目的です。

Item


Randuin's Omen
警告:バグのため、この変更は現在無効になっています(ツールチップの記述が単に間違っているだけで、依然として10%のままです)。可能になり次第Hotfixを行い、パッチノートに追記するつもりです。ごめんなさい!
ハイパーキャリー・マークスマンが試合中盤~レイトゲームで猛威を振るっているため、Randuin's Omenの強力さを少し戻し、戦いの趨勢を取り戻したい時、タンク連中にとって、より良いアイテム選択ができるようにします。

Featured Game Modes

次のfeatured game modeであるHexakill: Twisted Treelineは、このパッチの後でリリースされます!

ゲーム内におけるアナウンスメントのバナー

ゲーム中のアナウンスメントは4.16でビジュアルアップデートされました。皆さんのフィードバックから、アナウンスメントをもっと綺麗にし、邪魔にならないよう、多くの調整と改善を行っています。明確さのために。

オプション


Ping / Ambience の音量調整の追加
新オーディオエンジンが完成して実装されたため、既存の多くのオーディオエフェクトに対して、新しいボリューム調節スライダーをつけられるようになりました。BGM音量のスライダー、それにたくさんのリクエストをいただいていたping音量のスライダーを用意しました。これらの新しいオプションは、League of Legendsにおけるオーディオ経験を、プレイヤーがよりコントロール下に置くことのできる手段となります。

Pando Media Boosterの削除

数週間前に議論した通り、インストーラーおよびこのパッチのpatcherから、Pando Media Boosterを削除することにしました。何を言っていたのか知らないって? Pandoとは消滅したサードパーティー製のピア・トゥ・ピア・サービスで、プレイヤーの皆さんが新規ファイルをより速くダウンロードする手助けとして使われていたものです。

もし皆さんのコンピュータにPando Media Boosterが入っているのであれば、League of Legendsを起動すると、Pandoをコンピュータから削除することを勧めるメッセージがが表示され、クリックひとつで削除することが可能です。私たちのリリースではPandoのサービスを使いませんので、削除することをお勧めします。