パッチ25.5(旧称15.5)に向けたPBEにてレーンスワップ対策となる変更が行われました。
これについてバランスチームのリードゲームプレイデザイナー、Phroxzon氏が解説する投稿をしました。関連する質疑応答とともに紹介します。
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画像引用元 |
02/22 17:30 公開
03/10 20:45 3/7のマイクロパッチについて追加
Hi everyone,
— Matt Leung-Harrison (@RiotPhroxzon) February 22, 2025
You may have seen the anti-lane swap changes that made their way to PBE today.
Changes
The changes (as of today) are as follows:
- Lane Swap Detection
- 2 enemy champions, both of whom don’t have jungle item, are in the offending lane or surrounding area
* Timer is…
コメント訳
『みなさんはもう今日になってPBEに実装されたレーンスワップを封じる変更の情報を見たと思います。
変更
(本日時点の)変更リストは以下になっています:
- レーンスワップの検出
- どちらもジャングルアイテムを持っていない敵チャンピオン2体が攻めているレーン上またはその周囲にいること
- 適用される時間はトップレーンで1:30-3:30、ミッドレーンでは1:30-2:15
- チームにジャングラーがいない場合はこのルールは無効化される
- チームに2名以上のジャングラーがいる場合、ジャングラーも検出の対象になる
- 検出中は
- 防衛するタワーは95%の被ダメージ軽減を得る
- 防衛するタワーはミニオンを1回の攻撃で倒す
- 防衛するタワーとミニオンは、それらがキルした敵のゴールドと経験値をそのレーンの最も近くにいる味方チャンピオンに渡す
- 攻めているチャンピオンはミニオンからのゴールドと経験値が50%減少する
- これはトップレーンでは25秒かけて解除され、ミッドレーンでは6秒かけて解除される
- トップ限定
- 防衛するタワーはチャンピオンを1回の攻撃で倒す
- 防衛するチャンピオンは味方タワーの下にいる間(およそ300ユニット半径)50%の被ダメージ軽減を得る
一時的な設定
この変更は一時的な措置であり、つまり必要に迫られた強引なものです。(かつてファンネリングやダブルサポートアイテム等に対処した時と同様に)長期的な解決策へ向けて取り組むつもりですが、ゲームに余計なルールを長期的に追加してしまうことのないエレガントな解決に至るには時間がかかります。そのような解決策の準備が整うまでのルールです。
多くの観客やプロ関係者たちはレーンスワップがLoLの素晴らしさを損なうものであると指摘しています。LoLの素晴らしさとは、最高のトップレーナーは最高のトップレーナーと戦い、最高のボットレーナーは最高のボットレーナーと戦うというものです。そのため、私たちは今この変更を実施することが必須であると考えました。
このルールはレベル1から始まるような従来の形から最も外れるタイプのレーンスワップに対処することを意図していますが、それ以降の多くの時間においては影響しないようにしています。レベル1より後のスワップについては利点がそれほど多くない「通常のLeague of Legends」とほとんど同じであるためです。
プロシーンのLeague of Legendsと私たち全員がプレイするLeague of Legendsが可能な限り同じものであることを私たちは望んでいます。レーンスワップによって、現時点この願望は多くのプロのゲームで叶っていません。フィアレスドラフトおよびトーナメントドラフトのピック/バンによっても通常のプレイとプロのそれは異なるルールになっていますが、ゲーム内アクションについては同じルールの下でプレイされています。
現時点のフィードバック
この変更が通常のプレイに影響しトロール行為につながるというコメントも既に確認しています。
私たちは「通常のプレイへの影響の最小化」と「プロのプレイでのレーンスワップを減らす効果の最大化」との間でバランスを取ろうとしています。
私たちは通常のプレイにおける無辜のプレイヤーへの影響がどれほど発生しうるか多くの思索を重ねました。レベル2ギャンクや、トゥイッチやティーモのステルスを用いたレベル1ギャンク等です。
最終的に、少しの犠牲も出さずにレーンスワップ戦術を排除することは難しいという考えに行きつきました、ですがミッドレーンでルールを適用する時間を短くしたり適用の解除を早めたりすることによって、プレイヤーがレーンを横切る等で意図せず味方に迷惑をかけるような事態の最小化を目指しています。上でも書きましたが、このルールがいつまでも続いて欲しいとは思っていません。
終わりに、悪意あるプレイヤーがこの変更をトロール行為のための道具として使うだろうことを私たちも認識しています。簡単に言えば、チームメイトに迷惑をかけるためにそんな振る舞いをしていた場合、私たちはそれを検出してペナルティを課すつもりです。』
追加コメント・質疑応答
Phroxzon氏
『書き忘れたものがあったので追加:
- レーンスワップしていると検出された場合、わかりやすくメッセージが表示されます。「レーンスワップを検出: このエリアから離れてください!」これはちょっと邪魔すぎるかもしれません
- 審判によってエリアからの退出を強制させることも考えましたが、例えばトップサイドへのインベードに失敗したあとにKeria(Worlds2024で優勝したチームT1所属のサポートプレイヤー)がちょっとだけトップ側へ寄り道してしまった場合に、審判がゲームを止めてイエローカードを突きつけて「それ以上進むな!進むと反則にするぞ!」と言う。全てのケースを想定して定義が必要になると考えれば考えるほど、それは非現実的になっていきました。見ている分には面白いでしょうけどね』(原文)
Q. こんなに不自然な変更をするくらいならプロチームに「これからはレーンスワップ禁止ね」って言うだけで済ませたほうがスマートだったんじゃない?
ビジネス&インサイトヘッド、riotjustacapybara氏
A. ゲーム制作における大事な目標は入力と出力が概ね同じになることだからです、そして「審判に歩く場所を指定されるようにする」ことは「ソフトウェアが許可するどこへだって行ける」という入力とは大きく異なるものです。たとえそれがソロキューと同じ出力になるとしても、です。(原文)
Q. 『チームにジャングラーがいない場合はこのルールは無効化される』
ノースマイト・レーンスワップメタ?
ゲームアナリシスチームのGalaxySmash氏
A. ふざけて言っているのはわかります、でもこれは低レベルにおいてトップレーナーが2人になる場合のためのルールです(原文)
3/7 マイクロパッチ(実装済み)
We're preparing a micropatch for the lane swap mitigation to Live servers to best solve for Pro without impacting regular play after observing where and when it's being triggered based off the games yesterday and today.
— Matt Leung-Harrison (@RiotPhroxzon) March 6, 2025
We see this impacting ~5% of games, but think we can get…
コメント訳
『昨日と今日(訳注:パッチ25.05の初日と2日目)プレイされたゲームの中からレーンスワップ制限がいつどこで検出されたかデータを評価して、一般のプレイに影響しないようにしつつプロのプレイの解決につながる最善手としてライブサーバーに実装されたレーンスワップ制限、これを緩和するマイクロパッチを準備しています。
およそ5%のゲームに影響していましたが、このマイクロパッチの調整によって少し減らせるだろうと考えています。
レーンスワップ制限が有効になる時間をトップとミッドそれぞれで短縮します。
- トップ 3:30 ⇒ 3:00
- ミッド 3:30 ⇒ 2:15
挙動について解説
- ローカライズ(翻訳の制約)があるために、「警告: レーンスワップが検出されました」と「レーンスワップが検出されました、あなたはペナルティを受けています」を区別することがパッチ15.5ではできませんでした
- ペナルティを受けるのはデバフが表示されている時だけです。
- この警告が初めて表示された時には、ペナルティは実際には付与されていません。そしてこの警告の範囲は間もなく何かが起きることをプレイヤーに伝えるためにかなり大きく取られています。
- パッチ15.6では「ちょっと!このエリアから出てってちょうだい!」と「ペナルティが付与されています」が区別されます。
- 長期的な解決に向けた作業は継続しており、有望な方向性が見えてきたと感じています(ですがまだそれがいつ実装できるかは未確定です)』
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