2023年3月6日付で公開された公式記事「Quick Gameplay Thoughts：パッチ13.4 その2」に関するredditでのプレイヤーとRioterとの質疑応答の訳になります。
公式記事
質疑応答
リードチャンピオンデザイナー Axes氏（公式記事の筆者）
Q. かつてストライドブレイカーから移動能力を奪った割には、ゲイルフォースの移動能力が維持されてるの納得いかない。
A. 長期的にゲイルフォースは問題ないと楽観視するつもりはありませんが、ゲイルフォースの出力はストライドブレイカーとは大きく異なっています。
ダッシュ付きストライドブレイカーの実際の問題点は―ジャガーノート型のチャンピオンの満足度の根幹となるものが、近接距離になったときにどれだけ強力であるかという点にあります。容易に購入できるダッシュを与えるということは確実に近接距離に近づけてしまうことに繋がり、確実に近接距離に近づけてしまうのであれば、そのようなチャンピオンはそうなっても確実に勝ててしまうべきではなくなります。そうなると私たちは全ジャガーノートがジャガーノートではないなにかになってしまうような調整を始めなくてはならなくなり、ジャガーノートたちの満足のコアを失うことになってしまうのです。
ゲイルフォースが最適な選択肢だった場合、ADCの自衛能力が増大し、これに対処するには超強力なダイバーやアサシンのパターン、つまりは強力なバーストと凶悪なディフェンスの両方（デスダンスが脳裏によぎる）が必要になります。ですがADCの在り方を大きく変貌させはしません。しかしもしもこのアイテムがヤスオ/ヨネのようなスカーミッシャーのデフォな選択肢になったとしたら、大きな懸念事項になると思われます。（リンク）
Q. ストライドブレイカーの話題が出たので、ファイター向けミシックアイテムについてどう思っていますか？ ステラックやルインドキングブレード等を新たにミシックとして再デザインすべきと考えます。ステラックは集団戦のエンゲージャーに、ハルブレイカーはスプリットプッシャーに、デスダンスはキルアシストでのリセットにと言った具合で。
A. ファイターミシックはファイターが必要とすることを何もしていない、という点が問題だと私は思います―ファイターミシックは統計上は優れておりビルドパスの穴をうまく埋めてくれます。ですがもし私たちがこのうちの一つを作ることがゴールド効率のために必須だと設定しなかった場合、多くのチャンピオンはおそらくこれらを使わなくなるでしょう。実のところ、以下のアイテムをミシックにしようかというあなたと同様の考えを持っています―ステラック/ハルブレイカー/デスダンスは素晴らしいトリオですし、ゴアドリンカーは前衛としての別形態になれるかもしれません。とはいえここまで話してきましたが、ファイターミシックは現時点で問題にはなっていません。
私たちはミシックアイテムのコンテンツデザインの新しいモデル（このシステムにどのアイテムが組み込まれるか）を検討中ですが、現時点では検討が始まったばかりの段階で、そのままの実装されることのないであろう初期試作モデルはMSIの後になるでしょう。（リンク）
Q. 脅威ミシックには改修が必要と思います。赤月の刃はアサシンをブルーザー気味にするアイテムでしたが、最近はもともとブルーザーなチャンピオンばかりが使っています。
A. しかしながらこれはブルーザーのパターンをしています。赤月の刃は1v1勝負に向けたアイテムです。このアイテムを純粋なアサシン的なステータスで覆い尽くしたとしても、ゲームが良くはなりません。総合的なデザインとしてはすこし違う的を撃ち抜いてしまいましたが、別の領域で良い仕事をしており、アサシンとしてもこれを憎悪してはいません。
ダスクブレードとプローラークロウはどちらも再デザインする（あるいはプローラーを置き換える）ことを検討中ですが、全部が上手くいったとしてMSI後の実装になる見込みです。しかしまた、この変更が予期せぬ問題にぶつかり時間がかかる可能性もあります。アサシンを永遠に立ち往生させたままにはできないことと、プローラークロウが現在このゲームで大きな不快感をもたらしていることは間違いありません。（リンク）
Q. 今回のQGTは最近ので一番好きな内容だったよ。プローラー クロウについての議論とはどのようなことが話されていますか？ ダッシュ能力とダメージ増幅能力の両方に問題がありそう。
A. プローラーについては、新しいものとの置き換えを探るほうが多めになっています。ダッシュが残ったままになる道は否定しませんが、その可能性が高いとは思いません。
ですがもう一度、これはかなり先の話であるため、話している大部分は推測になります。（リンク）
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