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2021年10月13日水曜日

全体チャットの無効化措置についての質疑応答


2021年10月13日に公開された公式記事「全体チャットの無効化措置」(原題:Disabling /All Chat)に関するプレイヤーとRioterの質疑応答の訳になります。

元記事(英語)

日本公式記事



ゲームディレクター、Meddler氏(今回の公式記事の執筆者でもあります)


『全体チャットテストについてもう少し詳細を:
  • 計画は数パッチでのテストです、それからプレイヤーの意見を調査します
  • 予測される対応としては、変更の維持、完全な撤回、好評だった地域で維持して他では撤回する、キューの種類によって変更するなどがあります』


『少し備考として!
  1. これはチーム間のチャットのみです、チーム内でのチャットに変更はありません
  2. これはテストです。私たちがいままで見てきた中で全体チャットはマイナスなコミュニケーションの比率が非常に高く、残念なことにプラスなコミュニケーションはほとんどないのです。ですがこれが全体的な経験の向上に繋がらないのであれば、誤りである余地もあります』(原文


Q. 全体チャットでも相手を称えるような良いやりとりはありました。それができなくなるのは寂しいです。

A. ええ、このアプローチには良くない面も確実にあります。私たちの中でも意見に幅があり、変更の可能性もまた存在します。現時点では「ジャングル差」「GG EZ」「クソチーム」などの割合が、スポーツマンライクな好ましいコミュニケーションを上回っていると考えており、それゆえにテストするのです。間違っているかもしれません。(原文



Q. 暴言の99%は味方からのものであり、現在でもオプトインできる全体チャットは対処すべき箇所とは異なります。
(訳注:オプトインとは、受け取る側がそれを受け取るかどうかの選択ができる形式。現在LoLの全体チャットは設定から非表示にできる)

A. チームチャットについて – 同意します、暴言の多くはチームチャットで発生しています。同時に、チームでの協調の多くもそこでされています。これが暴言に対する処置になっているとは思いませんが、全体チャットの状態を見るに、コミュニケーションの良い面と悪い面の比率が非常に悪いと感じています。

オプトイン体験について私たちが繰り返し見てきたこととして、多くのコミュニケーションがマイナスのものであったとしても、価値のあるものを手放したくないがゆえにコミュニケーションの窓を閉じたくない、とプレイヤーは考えているということがわかっています。(原文



Q. 報告対象が減るのですから件数が減るだろうことは当然です。ですがそれは改善を意味しません。
仮に味方でのチャットを無効化したとしても報告件数は減るでしょう、ですがゲームの体験はむしろ損なわれます。

A. 報告のみを重視することは危険だという意見に同意します。最終的にはプレイヤーアンケートのデータによって、どう感じられたかを理解することになるでしょう。(原文



Q. マッチメイキングキューが対象ということは、カスタムゲームではまだ可能ですか?

A. Yes(原文



Q. 全体チャットの停止はランク戦だけでいいのではないですか?

A. キューごとに変更するかは、無効化することにメリットがあるいくつかの状況では調整される可能性があります。それ以外の状況では議論が足りていません。(原文



コンペティティブチーム デザインリード、BarackProbama氏


Q. これは全体チャットで良好なコミュニケーションをとっている善良なプレイヤーにはペナルティでしかありません。
名誉レベルによって全体チャット可能かどうかを定めるべきではないでしょうか? 

A. 私はMeddlerではないのですが、私たちが何を目指しているかについて少し話せます。

メインとなるのは、Riot Gamesの全てを横断する大規模で集中的なテキスト評価システムです。とてもエキサイティングな技術です。
ですがまだ準備完了していません。それまでは今のゲームで直面する現実に対処しなければならず、その現実は現時点で混乱の極みにあります。

私たちはここで正しい対応をすると約束しますが、あなたが確認したようにこのテストでマイナスの影響を受けるのは少数のプレイヤーです。一般にはプラスからニュートラルになると考えています。

どのように展開していくかによって、将来的に変更する余地もあります。
それまでは、GL HF そして GG(原文



Q. テキストの評価もですけど、ゲームプレイの評価もお願いしますよ。トキシックなのは暴言だけではありません。

A. どちらも行っています。それぞれ独立した、非常に難しい課題です。(原文


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