9.16でTFTに追加予定の新オリジン「ヘクステック」と、ヘクステックを持つ新チャンピオン4体について、Riot Whale氏による公式投稿の訳になります。
原文
[TFT] Hextech Origin Details and Feedback Thread
Hello World
チームファイト タクティクスに次回追加となるオリジンをご紹介します―カミール、ジェイス、ヴァイ、ジンクスから成る「ヘクステック」です!
特性の機能やチャンピオンたちのスキルについては細部の仕上げ作業中ですが、概要は以下の通りです。
特性「ヘクステック」
- ヘクステックを持つユニットは敵が持つアイテムを一時的に使用不能にする。これは試行中のバージョンのひとつですので、確定した仕様ではありません。
カミール
- ティア1(コスト1)
- クラス:ブレードマスター
- スキル:ヘクステック・アルティメイタム - カミールが通常攻撃の対象としている敵ユニットにスネアとダメージを与える。カミールの味方ユニットは対象に攻撃することが可能で、攻撃対象をヘクステック・アルティメイタムの対象に変更する。
- コンセプト:隔離した敵ユニットに対してチーム全体でフォーカスするという動きが理想になります。AIのターゲティング変更は新効果で、プレイヤーの皆さんが敵チームの中で誰を優先的にターゲットにしていくのかを見ていきたいと思います。
ジェイス
- ティア2(コスト2)
- クラス:シェイプシフター
- スキル:サンダーブロー+トランスフォーム:マーキュリーキャノン - 対象をノックバックさせた後に長距離攻撃モードに変形し、その後の通常攻撃数回には最大攻撃速度増加がつく。
- コンセプト:戦闘の再序盤に敵前線を粉砕するという、TFTでは希少な素晴らしい効果を発揮する、それがジェイスです。またシェイプシフターの能力としては特に少ないマナ(50)で発動するスキルとなっています。
ヴァイ
- ティア3(コスト3)
- クラス:ブロウラー
- スキル:自慢の拳 - ヴァイから最も離れた敵に向かって突進し、周囲のユニット全てをノックバックさせ、対象にはノックアップとダメージを与える。
- コンセプト:ヴァイはバックラインにいる優先度の高い敵に直接攻撃することが可能ですが、アサシンとは違ってマナが溜まるまでの発動遅延があります。現在はアサシンたちにほぼ独占されているこの強力な能力ですが、ゲームにはもう少しあった方が良いと考えています。
ジンクス
- ティア4(コスト4)
- クラス:ガンスリンガー
- スキル:超エキサイティン! - 敵を倒すとジンクスのテンションがガン上がりする。1体倒すと攻撃速度が増加する。2体倒すと、武器をフィッシュボーンに切り替えて通常攻撃にAoEダメージが発生するようになる。
- コンセプト:ミス・フォーチュンがアルティメットを詠唱すれば、通常攻撃でDPSを発揮する最強のガンスリンガーという機能は失われてしまいます。フィッシュボーンによって通常攻撃をAoE化するジンクスは、ドレイブンが単体対象へのダメージ増加に特化しているのとは対照的です―ですがジンクスはとてももろく、リスクもリターンも大きくなっています。
ヘクステックのユニットを追加する理由は以下の通りです。
- 強力なアイテムへのカウンター手段を作る。RFCボリベアに負けてしまったのなら、ヘクステックの技術を用いてどうしようもないアイテムの無効化を試みることができます。
- 既存の特性を持つユニットの拡張。たとえばカミールなら序盤にブレードマスターを抱えられますし、ジェイスも序盤のシェイプシフターの可能性を広げられるでしょう。
- 限られた特定の目的があるスキルを持つ新ユニットの追加。特にヴァイは敵バックラインのキャリーを叩きのめすには素晴らしい選択肢で、大きなポジショニングの変更を迫ります。ジンクスもまた、レイトゲームキャリーの選択肢に入ってきますので、ドレイブンが毎試合大暴れということにはならないでしょう。
- 単純なユニット種類の拡張。ユニットを増やせばゲームの可能性も大きく変化し、特定の選択肢が少しつらくなりもします。ユニットの種類の上限としてはほぼ限界に近づいてきていると思いますので、各プールにユニット1種を追加した影響を見ることもできます。