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2019年11月16日土曜日

実装直後のセナ、ゲームプレイアップデートの危険性、現在修正中の大きなバグ、年内のTFTの予定


11月15日付のMeddler氏の投稿より、実装直後のセナについての見解、ゲームプレイアップデートがプレイヤー層の不和を生む危険性、現在修正中の大きなバグ3つ、年内のTFTの予定についての訳です。

注意事項:以下の内容は今後の作業や計画を含みますが、将来的な実装を確約するものではありません。


原文
Quick Gameplay Thoughts: November 15


セナについての見解

セナについての初期見解を以下に書きます。まだリリース後間もないので、確定した意見ではなく、現時点での考察になります。
  • リリース直後の数日間、セナは予想よりも少し強いように見えていました。とはいえ、今バランス調整が必要なほど強いわけではありません。プレイヤーの皆さんがセナのスキルセットに習熟して彼女の強さが上がる速度によっては、しばらくの間は強すぎるという結果に落ち着くかもしれませんが、結論はすぐに出さず少し待つことにします。9.23ではセナに変更は施しません。プレシーズンの変更とプレイヤーの習熟度上昇が組み合わさった結果を待ってから、再評価していきます。
  • ここまでの観察結果では、サポートおよびADCとしてのセナの有効性は期待通りです。初期データでは、脅威およびエンチャンタースタイルのビルドがサポートセナで良い結果を出せているビルドになっています。
  • セナに設けた2つの弱点は、これまで意図通り機能しているようです。通常攻撃中に動けない時間が長いため、懐に飛び込まれると弱く、また攻撃中に方向指定スキルやAoEスキルをもらうことにも弱くなっています。
  • ARAMでのセナは明らかに強すぎます。ですので、9.23では魂の回収速度をサモナーズリフトと同じまで落とします。これは他のスタック能力持ちチャンピオンたちにとっては、ARAMで弱すぎるという点をカバーするために必要な処置だったため、セナもローンチ時点ではそうなるという予測がありました。ARAMでの実際のパフォーマンスを見るに、セナについてはこの処置は不要なようです。

スキルセットのアップデートと、それがプレイヤー層の不和を生み出す危険性

私たちがプレイスタイルを大きく変更してしまったチャンピオンについて気づいた問題は、そのチャンピオンに対し、相容れない要求を持つ複数のユーザー層ができてしまう可能性があるということです。これを非常によく示す例はカルマです。最初のカルマ(1.11~3.4)がいいというプレイヤー層、1回目のリワーク時のカルマ(3.5~5.9)がいいという層、現在のカルマ(5.10以降)を好む層にプレイヤー層が分かれています。キャラクターとしてのカルマからこうしたグループがそれぞれ望むものは確かに重なってはいるのですが、大きな違いも存在します。よってこのようなケースでは、ひとつのグループの要求に合わせると、他グループを締め出すという対価を支払うことになってしまうことがしばしばあります。このような状況はスキルセットの大きな変更に限らないのですが、特にひどくなるのがスキルセット関係です。他にこういったことが起きた明らかな例としてはグレイブス(ボットレーンプレイヤーはもっと標準的なADCとしてのプレイ体験がしたいが、他プレイヤーは射程が短くなったジャングラーとしての彼になじんでいる)、ルブラン(当初のスキルセットや現在のスキルセットに対して、アサシンアップデートで実装されたバースト能力は低いが分身に比重を持たせたスキルセットを好む層もいる)があります。

このようなユーザー層の要求が噛み合わない状況が次に起こってしまった時には、私たちは特に2つのことを念頭に置くことにしています。ひとつは、既存プレイヤーの意思表示を見過ごしてしまった地点がどこなのかをすぐに洗い出し、それが実行可能もしくは適切であれば、そのチャンピオンの新しい姿を支持する大きなプレイヤーグループができる前に調整を行うということです。コグ=マウやルブラン、レンガーに行った巻き戻しは比較的早めに行えたため、私たちの視点では総合的にうまく行った例です。ふたつめは、プレイヤー層が分裂してしまうのを可能な限り回避するということです。2種類のプレイヤー層両方の要求に応えるというのが難しいのは既にわかっていますし、ここに3つ目の方向性が加われば事態はさらに難しくなる上に、多くのプレイヤーの不満を招くことは確実でしょうから。

現在作業中の大きなバグについて

いつもは個々のバグについて私が深く言及することはないのですが、以下の3つについては最新情報を広くお知らせした方がよいでしょう。
  • カメラを固定せずにプレイしていても、時々カメラが固定されてしまう
原因特定と修正を行いましたので、来週の9.23で修正します。
  • ゲームの最中にマウスのサイドボタンを押すと、クライアントが最小化されてしまう
原因は特定しましたが、修正作業はまだ終わっていません。
  • ロード画面中のクライアントのフリーズやクラッシュ
これについては原因特定が難しいということがわかりました。この投稿の執筆時点では、原因になりうるものがわかったばかりで、どうすれば修正できるのか、どういう順序でこれが起こるのかという調査のスタートラインに立ったところです。

今後のTFTのパッチ

全体的に、TFTの新セットはバランス面で非常に良い状態だと感じています。来週にTFTの新ランクシーズンが開始するにあたって、適切な規模の変更のみを行うつもりです。ランク戦が始まって一部の戦略が明らかに強力になり、プレイングの最適化が始まると予測しています。とはいえ「エレメントの目覚め」はチャンピオン数変更と特性の設計がうまく行ったため、セット1よりもさまざまな範囲の構成がプレイ可能になるとも、これまでのデータから慎重に判断しています。

パッチ9.24(今年最後の大きなパッチ)では、現在のラインナップを完成に近づけるため、数体のユニットを導入予定です。来週のPBEでは、新ユニットの内2体が新クラスを引っ提げてくるのも見ていただけます。