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2025年9月25日木曜日

Worldsパッチの調整哲学について


リードゲームプレイデザイナーであるRiotPhroxzon氏から、パッチ25.19の変更における調整意図についてのコメントがありました。
Worlds 2025はパッチ25.20で開催されます。この大会を意識した調整がパッチ25.19では多く実装されました。

公式パッチノートから 


コメント訳
『みなさんこんにちは。

まず初めに、ロード後にゲームがクラッシュする問題について、現在チームが修正に向けて努力しています。素晴らしいエンジニアとQAのトリアージの活躍によってこの問題の核と修正方法を発見できたと考えており、準備が出来次第実装する予定です(明日になるかと思います)。

Worldsパッチのバランスについて、その変更についてより詳細な説明をしたいと思います。

私たちの調整哲学
  • 大規模な大会の周辺、年間24パッチの内4-5パッチ(First Stand,、MSI、 Worlds)において私たちはプロのプレイに対する警戒を強めます。
  • Esportsファン、プレイヤー、チームからすればWorldsはその年の集大成です。世界中から人々が観戦のために飛んできて、その全員が私たちに素晴らしいものにしてくれよと期待を寄せています。
  • 同時に、私たちはレギュラー層のプレイに適切なものを提供することと、Esportsのファンとプレイヤーに対しても良いものを提供すること、この両方のバランスを取ろうとしています。
  • 私たちは気軽に犠牲(トレードオフ)を払わせたりはしません。例えばEsportsのファンではないあなたがLoLをプレイしていたら強化を受けるべきでなかったチャンピオンにばかり遭遇したり、あるいはプロの監獄に捕えられて勝率46%のチャンピオンがあなたのメインでしかも数パッチの内に何度も弱体化されたり。そのようなことがどれだけ辛いことか私たちは理解しています。深く共感します、嫌なものです(私も不幸なことにそんなチャンピオンたちをメインにしています😭)。
  • そしてまた同時に、みなさんが私たちの立場についても共感してくれたらなとも思います。私たちの目標はLoLを最高のゲームにすることであり、時にはLoL全体の繁栄のために完璧なバランスをトレードオフする必要に迫られます。
  • こう言ったところで「ありがとうRiot!今回の調整のことが大好きになったよ!👍」とはならないことはわかっていますが、今回はただ私たちが行っている変更についての追加説明と、現時点の影響についてシェアしたいと思います。

変更
  • Worldsのメタをできる限り活気のあるものにするために、いくつか注力したい対象がありました。レーンアーキタイプの多様性、チーム構成の幅広さ(スケーリング、スプリット、集団戦、序盤戦、等々)、そして新鮮さ。
  • 私たちは通常、2種類の強化戦略を用います。ひとつは勝率を上下させない変更でプロ向けの特性を強くするもので、もうひとつは勝率が欺瞞的(よくあるのは学習曲線がゆるいチャンピオンです)だったり最近強いと認識されていなかったチャンピオンを対象にバランス上で強い側にするような単純な強化です。チャンピオンを一気に強すぎる領域にまで跳ね上げてしまう強化は避けようとしています。
  • そして明確にしておきたいのですが、基本的に私がこれら全てを推し進めてきました。なのでPhreakやチームの他のメンバーに対して厳しくしないでください。私は責任を持って対応しますし、どんな質問にも答えます。

ジャックス
  • トップレーンのメタを見ると多くのチャンピオンが使われる状態にありましたが、あるアーキタイプがそこには欠けていました
  • スケーリングするADファイターが不在でした。ADファイターは何人かいる(レネクトン、アンベッサ等)のですが、ゴールドを稼ぐことで幸福を感じゲーム終盤でキャリーするようなADファイターはいませんでした
  • このタイプのチャンピオンがWorldsのメタにいることが重要であると私たちは感じました。その存在によってチームがトップ重視にプレイすることを可能にし、多様な構成を可能にするからです。
  • この変更で勝率に大きな変化が出るとは考えていませんでしたが、特定のマッチアップにおいて大きく影響する可能性はありました。
  • 念の為に、ジャックスがレベル6のパワースパイクに到達するまですこし打たれ弱くなるようにと代償に基本体力を減らすことにしました。
  • 少なくとも新パッチでのここまで見てきた中ではそれほど大きな勝率の変化は見られません。私たちはトップレーンの全体的なメタがさらに多様なものになるようにしたいと思っています

コーキ&シヴィア
  • コーキはすこしつらい状態にいます。彼はレギュラー層のプレイではすでに弱く、しかし年間通じて見飽きるほど見ています。シヴィアも同様です。

ジンクス
  • ジンクスは学習曲線が浅いタイプの一人です。私たちは彼女の勝率が52%でも強すぎだと見なされないと考えました。プレイヤーが彼女を何回もプレイしたとしても勝率が大して上がらない(3-4%)ことから、適切な強さだと思われます。
  • 低レベルでの射程への強化はレーン戦ですこしの手助けになることを目標にしており、彼女の全体的なスケーリング具合には大きく影響しないものです

ルブラン
  • 特に体力重視のメタの中で、ルブランはここ最近ひどい有様でした。
  • 1%の強化によってルブランはソロキューで強いとされる領域に入ります。しかしこの決定は私たちが純粋なミッドアサシンの選択肢がひどく限られている(アカリしかいません)ことに起因します。
  • 彼女のプレイが見られることでWorldsがよりエキサイティングなものになります。特にメタ全体に防御的に進めるチャンピオンが多い(チャンピオン本来のものでもアイテムによるものでも)ならなおさらでしょう。

リリア、ダイアナ、ブランド
  • このチャンピオンたちについては、単純にAPジャングラーで使われる選択肢が少なかったからです。
  • この状態にあるとき、ADミッドをプレイしたり構成のバランスを取ったりすることがとても困難になります
  • また、この3チャンピオンはジャングルで少し弱いとも考えているため、強化は正当なものであるはずです

リー・シン
  • 最後にリー・シンについて、パワーは上下させないもののゲーム序盤の少数戦やジャングルファイトでより爆発できるようにする変更をしました
  • 今のところは目標から逸れていないようですが、リー・シンのバランスは極めてセンシティブなものであることもわかっています。この変更はパワーの偏りを抑えようとするものです

ここまで読んでくれたこと感謝します。今後の大会に向けたパッチでは調整哲学についてより明確にしていくつもりです、これからもどうぞよろしくお願いします』



質疑応答

Q. 背景説明ありがとう!Worldsのための変更ということは、Worldsのあとで戻される可能性はありますか?

Phroxzon氏
A. その可能性は大いにあります、過去の大会でも頻繁にやってきたことです(原文



Q. Worldsパッチを乗り越えたら、ヨネの惨状にも目を向けてもらえるのかな? 
彼は単純なバフでは解決しないよね?

A. ええ、ヨネは現在プロの中でトップレベルに存在感のあるチャンピオンです。レギュラー層のプレイヤーにとってヨネの現状が最適とは言えないことに同意します。大会後にヨネを見るべきだというのは妥当な意見でしょう(原文



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