Riot Gamesのライブポッドデザインリード Phreak氏とバランスチームのリードゲームプレイデザイナー Phroxzon氏により、12/11に予定されているパッチ14.24の変更予定が公開されました
注意:PBEでの変更点リストではなく、Rioterによる変更点リストの訳となります。
Phreak氏によるパッチプレビュー解説動画
12/4午前のPhreak氏による投稿
Smaller patch for 14.24 as most of us are focusing on season start. This patch is a mix of follow-up from recent changes and tuning the largest outliers.
— David Turley (@RiotPhreak) December 3, 2024
We also are budgeting time for a 14.24b micropatch later this month but may not ship anything.
Full rundown tonight. pic.twitter.com/KhCyQGIFvS
コメント訳
『私たちの多くがシーズンスタートに向けて集中しているためパッチ14.24は小規模なパッチになっています。内容は最近の変更をフォローアップするものと外れ値の中でも最大の対象を調整するもののミックスになっています。
また、今月後半に14.24bマイクロパッチを実装することも考えていますが、何も行われない可能性もあります。
詳細版は今夜にでも』
12/4の18時、Phroxzon氏によるパッチプレビュー詳細版
14.24 Full Preview!
— Matt Leung-Harrison (@RiotPhroxzon) December 4, 2024
14.24 is the last patch of the year; we're trying to stabilize the games for peoples' end of Season climbs! The Season will end ~January 7 2025.
Going to talk mostly about Viktor and Ambessa as most of the other changes are small routine balance changes to… pic.twitter.com/Vq9Bxc9OJU
コメント訳
『14.24パッチプレビュー詳細版!
14.24は今年最後のパッチになります。プレイヤーがシーズン最後の精進ができるようゲームの安定に努めています!シーズン終了は2025年1月7日のあたりです。
(訳注:アメリカ現地時間。JPサーバーでの詳細な時間はパッチノートを確認することになると思われます)
ここではビクターとアンベッサについてお話ししましょう。他の変更のほとんどは外れ値に対応するための通常のバランス調整ですので。(あとワーウィックについても少しあります)
ワーウィック
- 獲物を狩る際にワーウィックが攻撃速度をしっかりと取り戻せるようにする改善策が判明したので、このパッチで再実装しています
- 彼は特に平均的なプレイにおいてすばらしいパフォーマンスを見せているため、小規模な弱体化もセットになっています
ビクター
- ビクターのゲームプレイに関するたくさんのフィードバックに感謝します、このゲームプレイの変更が目標を達成できるようビクターメインたちといろんな討論をしてきました
- 皆さんと同様に私もビクターが大好きです。彼は私のプレイ数で上から2番目のチャンピオンで1000試合以上プレイしてきていて、とても親しみのあるチャンピオンです。私たちは彼を最高の状態にしたいと思っています
Wについて
- Wは1.1-2.0秒の間で変動するのではなく、安定して1.25秒後にスタンを与えるようにスクリプトが書き直されました。現時点ではこれ以上の変更をするつもりはありません
- ビクターのWについて、満足感のなさとパワーが足りないスキルである点でフィードバックを受けてきました
- Wをより満足できて一貫性のあるスキルに、しかしパワフルすぎないようにしようと私たちがしている理由をお話ししたく思います。これは視覚的なエフェクトがカウントダウンの開始と合致するようにしたり、Wが展開されるとすぐにスロウをあたえるようになったり等々が確実になるという意味です
- もしビクターのWが強すぎるなら、それは彼のチャンピオンクラスの変更(キャッチャーに近づくでしょうね)や他のチャンピオンと同等となるために代償としてスキルキットの色々な面での弱体化(例えばバースト、スキルの回転率、速度)のような多くのトレードオフが必要となるでしょう
- 私たちと多くのビクターメインたちはこのスキルキットの特徴は神聖なものであり、射程がやや近いチャンピオンとしての在り方を定めるものであると判断し、Wはキャッチするためのスキルであるよりも対応/ゾーンコントロール/ミスを咎めるためのツールとして改善されることが重要でした
- キャッチのためのツールとしては強化する余地があります、少しの強化をした理由でもありますが、過度ではないでしょう
Eと固有スキルについて
- ビクターのゲーム序盤の影響力はハイレベルなプレイにおいて低いものでした。低いレベルのプレイでは十分なパフォーマンスを見せている傾向があります
- 特にビスケットから得られるマナがなくなってヘクスフラグメントを獲得するためにジャングラーの早期介入への依存度が上がって以降、ゲーム序盤のチームへの要求値が過度に高くなったように感じさせられていました
- 固有スキルのスタック獲得は、まだビクターが弱い序盤の戦闘での逆転よりもファームが重要になります
- Wの一貫性は序盤の小規模な戦闘においても助けになるはずです
まとめ
- 全体的に、これらの変更がビクターの弱点を突くことが可能な程度でありつつも、弱すぎにはならずに強みを輝かせることが可能、という範囲でバランスを取れればと思っています。
アンベッサ
- アンベッサの実装の状況について、私たちはとても満足しています。学習曲線の序盤において弱すぎず/強すぎず、彼女のマッチアップ/ビルド/学習曲線についてをバランス調整やマイクロパッチの影響を受けることなくパッチ丸々ふたつ分かけて観察できました
- ですがプレイヤーたちがアンベッサを学び始めた今となっては学習曲線の終端におけるパワーが目立ちはじめているため、私たちは(特定の)マッチアップにおいて支配的に振る舞う彼女のスキルを下方修正しています
- 不死者の握撃、息継ぎ、そしてシールド量によって得意ではないマッチアップにあっても消耗戦で同等/優位に立ち回り、対戦相手の影響力が不十分になることが頻繁にありました
- 全体的に、私たちはアンベッサの実装にとても満足はしていますが、今後もアンベッサがスキルキットを十全に使いこなしたとしてもカウンタープレイがあるようにしていこうと思っています』
チャンピオン 強化
マスター・イー
- アルファストライク(Q)
- クリティカル時のダメージ増加 35%(インフィニティエッジで49%) ⇒ 56.25%(インフィニティエッジで86.25%)
レル
- 基本ステータス
- 体力 610 ⇒ 640
- 革新の鬨(固有スキル)
- 奪う物理防御/魔法防御 2%(最小で1-2) ⇒ 3%(最小で1.5-3)
- フェロマンシー: 装着(W)
- シールド量 15-115 (+最大体力の12%) ⇒ 25-125 (+最大体力の13%)
ランブル
- スピットファイア(Q)
- ダメージ反映率(合計) 100%魔力 ⇒ 110%魔力
- ジャンクシールド(W)
- シールド反映率 25%魔力 ⇒ 30%魔力
トゥイッチ
- オイラだヨ!(Q)
- 攻撃速度増加の持続 5秒 ⇒ 6秒(ヒャッハー!(R)の持続と合致するように)
- 攻撃速度増加 40-60% ⇒ 45-65%
ユーミ
- きまぐれミサイル(Q)
- マナコスト 50-100 ⇒ 50-75
- 最小ダメージ 60-210 ⇒ 60-235
- 最大ダメージ 80-355 ⇒ 80-380
チャンピオン 弱体化
アンベッサ
- 断交(W)
- シールドの持続 2秒 ⇒ 1.5秒
- シールド量 85-350 (+175%増加攻撃力) ⇒ 50-320 (+150%増加攻撃力)
- ラセレイト(E)
- 反映率 40-80%増加攻撃力 ⇒ 40-60%増加攻撃力
コーキ
- ガトリングガン(E)
- ダメージ 100-300 (+250%増加攻撃力) ⇒ 80-280 (+240%増加攻撃力)
エリス
- 基本ステータス
- 体力 650 ⇒ 620
グレイブス
- エンドライン(Q)
- 戻りのダメージ反映率 40-160%増加攻撃力 ⇒ 40-140%増加攻撃力
ルブラン
- シジルマリス(Q)
- ダメージ 70-170 ⇒ 65-165
ドクター・ムンド
- 野蛮な痛み(E)
- 獲得する攻撃力 最大体力の2-3% ⇒ 最大体力の2-2.8%
リヴェン
- 勇躍(E)
- シールド量 80-180 ⇒ 70-170
スウェイン
- 基本ステータス
- 物理防御 26 ⇒ 25
- レベルごとの物理防御 5.2 ⇒ 4.7
- (物理防御をレベル1-18で見ると 26-114 ⇒ 25-105)
タロン
- 基本ステータス
- 魔法防御 39 ⇒ 36
- 血塗られし慈悲(固有スキル)
- モンスターに対するダメージ 120% ⇒ 110%
チャンピオン 調整
ビクター
- グロリアス・エヴォリューション(固有スキル)
- 砲台ミニオンからのヘクスフラグメント 5 ⇒ 10
- 敵チャンピオンのキルorアシストからのヘクスフラグメント 25 ⇒ 20
- パワーブラスト(Q)
- シールド量(レベルで増加) 25-105 ⇒ 40-115
- グラビティフィールド(W)
- スクリプトを書き直したことで、スタンを1.1-2.0秒後ではなくきっかり1.25秒後に与えるように(大体は1.1秒近くだったのですが、時間をすぎてもスタンさせないことが時々ありました)
- ヘクステック・レイ(E)
- マナコスト 70-110 ⇒ 60-100
- 「デス・レイ」から改名
- アーケインストーム(R)
- 進化可能になり、敵チャンピオンのキルorアシストの獲得で半径と持続が増加
- 「カオスストーム」から改名
ワーウィック
- 基本ステータス
- 攻撃力 65 ⇒ 63
- 血の追跡(W)
- 攻撃速度バフの持続が増加、新しいターゲットに対し即座に誘発するように
ポッピー
- 基本ステータス
- 物理防御 38 ⇒ 35
- レベルごとの物理防御 4.7 ⇒ 5
- (物理防御をレベル1-18で見ると 38-118 ⇒ 35-120)
- ハンマーショック(Q)
- ダメージ 40-120 (+90%増加攻撃力) ⇒ 30-130 (+100%増加攻撃力)
画像訳ここまで
質疑応答
Q. アンベッサ今ぶっ壊れてる?
Phroxzon氏(パッチプレビュー公開よりも前、12/2の投稿です)
A. 現時点、プレイヤーが習熟している場合アンベッサは強すぎることがわかっています。アンベッサを弱体化する前に、彼女のパワーと(アイテム/ルーン/スキル取得等の)最適化についての理解をしておきたいと思っています。この理解をしておかないと、パワー調整をされた後ではアンベッサの学習曲線がどうなっているかの把握が困難になってしまう可能性があります。
アンベッサのバランス調整は間違いなく可能だと思っていますが、適切な状態に持っていくには繊細な微調整が必要になるでしょう(原文)
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