プレシーズンの変更が試合時間の長さとスノーボールに及ぼした影響について、11月15日付の投稿でMeddler氏が言及していた部分の訳になります。
原文
Quick Gameplay Thoughts: November 15
試合時間とスノーボール
プレシーズンで私たちが特に厳重な監視をしているものとして、試合時間とスノーボール率の変化があります。スノーボール(訳注:チャンピオンキルなどで一度取った優位を活かして優位を取り続けること)を増やしたり、試合時間を短縮していたりする変化があるとすれば、今年はそういったものがとりわけ重要です。そういった変化とは、キャッチアップXPの減少や、レジェンド系・賞金首系ルーンの運用が多いこと、フロントラインを充実させずにとても攻撃的なチーム構成でのプレイが行われていることなどです。
先週のパッチ実装後、サモナーズリフトランク戦での平均試合時間は有意に約1分短縮されました。確認してみると、7.22パッチでは片側のチームにより高いMMRのプレイヤーが固まってしまうというマッチメイキングのバグも混入していたことがわかりました。パッチ実装から数日後にこの不具合を修正し、ふたたび試合時間を観察しました。7.21に対して平均試合時間は30秒短縮されており、この内10秒はミニオン・モンスターの出現時間を早くしたためです(ゲーム開始を早めた)。
というわけで、試合時間はおおむね大きく変わってはいません。とはいえこれは一側面に過ぎず、平均試合時間に大きな変化がないというだけで、その他の要素が大きく変わっていないわけではないでしょう。他にも以下のようなさまざまな要素を調査中です。
- 試合でのスノーボール度(試合が決まるところから試合結果が出るところまでどれだけかかるのか?)
- 序盤と終盤の両方でチャンピオンが適切なパフォーマンスを出せているか
- 試合時間のばらつき(平均時間の前後になる試合は多いのか、それともきわめて短い試合やきわめて長いゲームが多いのか)
- 技量差や地域による、試合時間やスノーボールのちがい
- などなど