11月22日付のMeddler氏の投稿より、プレシーズンのこれまでの経過、今年のWorldsでのチャンピオンの多様性、TFTのランク戦シーズン開始についての訳です。
注意事項:以下の内容は今後の作業や計画を含みますが、将来的な実装を確約するものではありません。
原文
Quick Gameplay Thoughts: November 22
プレシーズンの経過
皆さん、このプレシーズンをうまく過ごせているでしょうか。さまざまな範囲のトピックについて、以下に考えを述べます。
- バグ
- バランス全般
- ねこばばとオムニストーンのバランス
初期データではオムニストーンが弱すぎるという結果が出ていたため、これについてもhotfixでの強化を検討しています。現時点ではオムニストーンが最適な選択になるチャンピオンはいませんが、それにかなり近いチャンピオンはいます(ケイル、ケネン、イラオイ、ツイステッド・フェイト)。
- クリティカル、脅威、サポート向けのアイテム変更の影響
このような変更を評価するには、実装から十分な時間が経ったとはまだ言えません。プレイヤーたちがビルドを変更に適応させるとか、メタがまだ少しよくわからないとか、ランク戦が始まっていないのでチーム構成の最適化が足りないとかいった点は、アイテム変更の評価に幾分影響を与えていると思われます。ですのでデータの解析は引き続き行っていきますが、初期データではかなり良好なバランスであることが示されています。
- インファーナルリフト時の画面の色付け
Worldsでのチャンピオンの多様性
毎年のWorlds終了後には、前年と比べてチャンピオンの多様性がどれくらい変化したかという統計を見ています。チャンピオンの多様性は、観戦体験と競技体験の双方において素晴らしく貢献する要素のひとつであると確信しているからです。その面では2019年は総合的に大変すばらしい年でした。数体のチャンピオン(パンテオン、キヤナ、カイ=サ、ザヤ)の存在感が大きすぎて、チャンピオン選択時やチーム構成の点でかなり退屈になってしまうことはありましたが。このようなデータを私たちが検討する時に用いる方法のひとつとして、アナリストのひとり(ありがとうBlaustoise!)が作ったスライドを以下に示しておきます。
TFTのランク戦シーズン開始
新セットでのTFTのランク戦が水曜に始まりました。新セットになるにあたり、LPは完全リセット、MMRは部分リセットを行っています。これまでの議論を見ると、特にLPとMMRが大きくかけ離れて感じられるケースで(たとえばマスターのプレイヤーは、1ディビジョンの価値が高く、毎試合LP獲得量の上限があるため、LP獲得速度が遅くなっています)、この点について混乱や不満がいくらか見られています。今後のアプローチを洗練していきたいと考えていますので、今回のリセットについてフィードバックをいただければとても助かります。TFTのシーズンはサモナーズリフトよりもかなり短く、この問題は頻繁に発生することになりますので、シーズン開始時のみに起こることとはいえ何度も行うこととして、毎回改善できるという利点もあります。