告知

[公式情報リンク]

■ 公式サイト:LoL | Teamfight Tactics | レジェンド・オブ・ルーンテラ | VALORANT | ユニバース
■ 公式Twitter : LoL | TFT | LoR | VALORANT | Wildrift
■ LJL - Esports : 公式ページ | Twitter | Facebook | instagram

[パッチ・メンテナンス情報]

LoL | TFT | パッチスケジュール

[その他]

Clash 概要説明 | 名誉システム

2019年11月27日水曜日

プレシーズンのこれまでの経過、今年のWorldsでのチャンピオンの多様性、TFTのランク戦シーズン開始


11月22日付のMeddler氏の投稿より、プレシーズンのこれまでの経過、今年のWorldsでのチャンピオンの多様性、TFTのランク戦シーズン開始についての訳です。

注意事項:以下の内容は今後の作業や計画を含みますが、将来的な実装を確約するものではありません。


原文
Quick Gameplay Thoughts: November 22


プレシーズンの経過

皆さん、このプレシーズンをうまく過ごせているでしょうか。さまざまな範囲のトピックについて、以下に考えを述べます。
  • バグ
ゲームプレイに多大な影響を及ぼすバグへの対処は、プレシーズンの変更実装後に毎年私たちが大きな労力を割く点です。最高レベルの緊急性だったバグ(フィドルのRのビジュアルエフェクト消失、デスダンスとインファーナルソウルの不適切な相互作用、即時キル範囲外の体力で発動するエルダーバフ)はhotfixで対処済みです。9.24でも、他のプレシーズン関連のさまざまなバグについて修正を行っていきます。
  • バランス全般
これまでの初期データでは、大規模パッチの実装直後にしてはゲームがかなりいい状態にあることがわかっています。チャンピオンの勝率変動はほとんどが1~2%であり、概して大きく動いたものはほとんどありません。特定のカテゴリー関連は以下に書きましたので、次はエレメンタルリフト(クラウド、オーシャンなど)がさまざまな種類のチャンピオンの勝率に与える影響(たとえば、オーシャンはどのくらいレンガーの役に立つか?)を調査していきます。その後は、以下で触れていないさまざまな他要素も掘り下げていきます(たとえばルナーン・ハリケーンの変更や、サイドレーンのくぼみの影響、ジャングルおよびトップレーンが試合を動かす能力の変化など)。
  • ねこばばとオムニストーンのバランス
ねこばばを使っていたチャンピオンたちは、予想通り大きくパワーダウンしたように見えます。これにより、一部のチャンピオンのスキルセットは強化しなおすことになりました。最も影響幅が大きかったエズリアルへのhotfix(皆さんがこれを読んでいる時点ではおそらく既に実装済み)から始めています。

初期データではオムニストーンが弱すぎるという結果が出ていたため、これについてもhotfixでの強化を検討しています。現時点ではオムニストーンが最適な選択になるチャンピオンはいませんが、それにかなり近いチャンピオンはいます(ケイル、ケネン、イラオイ、ツイステッド・フェイト)。
  • クリティカル、脅威、サポート向けのアイテム変更の影響
クリティカルアイテムの変更は、使用者に対して強さの変動を引き起こしていないようです。脅威アイテムの使用者は、変動なし~若干弱いの間のようです。サポート向けアイテムの変更については、タンク・エンチャンター・ダメージサポートの間での勝率変動が1%未満に留まっていて明確な傾向は見えませんが、これらのサポート種別の間で大きなバランスの変更を起こしているわけではないようです。

このような変更を評価するには、実装から十分な時間が経ったとはまだ言えません。プレイヤーたちがビルドを変更に適応させるとか、メタがまだ少しよくわからないとか、ランク戦が始まっていないのでチーム構成の最適化が足りないとかいった点は、アイテム変更の評価に幾分影響を与えていると思われます。ですのでデータの解析は引き続き行っていきますが、初期データではかなり良好なバランスであることが示されています。
  • インファーナルリフト時の画面の色付け
インファーナルリフトに変化した際の、画面の色付けを薄くします。フィードバックにより、この色付けは明らかに濃すぎることがわかりました。次回のPBE更新でこれについての変更を行いますので、正しい変更かどうか、行き過ぎていたり分かりづら過ぎたりしれいないか、フィードバックをいただければ幸いです。予定では、この変更は9.24で実装予定です。

Worldsでのチャンピオンの多様性

毎年のWorlds終了後には、前年と比べてチャンピオンの多様性がどれくらい変化したかという統計を見ています。チャンピオンの多様性は、観戦体験と競技体験の双方において素晴らしく貢献する要素のひとつであると確信しているからです。その面では2019年は総合的に大変すばらしい年でした。数体のチャンピオン(パンテオン、キヤナ、カイ=サ、ザヤ)の存在感が大きすぎて、チャンピオン選択時やチーム構成の点でかなり退屈になってしまうことはありましたが。このようなデータを私たちが検討する時に用いる方法のひとつとして、アナリストのひとり(ありがとうBlaustoise!)が作ったスライドを以下に示しておきます。


馴染みのない方に説明すると、ジニ係数というのは所得の不平等さを計る指標として用いられている統計手法です。私たちがこれを使う場合は、所得ではなくバンピック率の不平等さを調べる時です。全チャンピオン中でバンとピックが同数であった時に0となるので、低ければ低いほど良いことになります。


TFTのランク戦シーズン開始

新セットでのTFTのランク戦が水曜に始まりました。新セットになるにあたり、LPは完全リセット、MMRは部分リセットを行っています。これまでの議論を見ると、特にLPとMMRが大きくかけ離れて感じられるケースで(たとえばマスターのプレイヤーは、1ディビジョンの価値が高く、毎試合LP獲得量の上限があるため、LP獲得速度が遅くなっています)、この点について混乱や不満がいくらか見られています。今後のアプローチを洗練していきたいと考えていますので、今回のリセットについてフィードバックをいただければとても助かります。TFTのシーズンはサモナーズリフトよりもかなり短く、この問題は頻繁に発生することになりますので、シーズン開始時のみに起こることとはいえ何度も行うこととして、毎回改善できるという利点もあります。