2014年6月30日月曜日

KeSPAの代表が2014 World Championshipについて見解を説明、またアジア杯の開催を検討していることを発表


KeSPA(韓国eSports協会)の代表がWCSについてのRiot Gamesの決定を受け入れること、また来年以降に中韓プロチームによるエキシビションマッチや日本や中国などアジア諸国が参加するアジア杯の開催を検討していることについて明らかにしています。


原文: http://pgr21.com/pb/pb.php?id=free2&no=54496
英訳: KeSPA's president addresses the World Cup issue and future international plans | Paravine

KeSPA代表のChun Byung Hun氏がInvenとPgr21への声明の中でWCSのグループリーグの開催地について今年の3月にRiot Gamesから通知があり、KeSPA側は過去の経緯を振り返り、その決定に同意したことを明らかにしています。

また、今後国際的なeSportsのイベントとして中国と韓国のチームによる"Korean-Chinese Professional Exhibition"やLoL他複数タイトルのゲームによるアジア杯開催を検討していることを発表しています。

以下、声明文の訳となります。
私はChun Byung Hun、Korean e-Sports Association (KeSPA)の代表を務めております。

フォーラムで加熱しているLeague of Legends World Championshipのニュースに関して失望と遺憾の意を示したいと思います。
私たちはもっと積極的かつ綿密なコミュニケーションを取るべきでした。ただ、このニュースは協会の計画について(私たちのeSports対する次の活動計画)について発表する前に明らかにされました。

代表として、私たちは共に前へ進むためにeSportsのファンたちの困惑と心配について応えようと思います、

私たちが最初に東南アジア(台湾、シンガポール)でグループステージを行うことを通知されたのは3月のことでした。

私が代表就任後まもなくに行った最初の公約はWorld Championshipsを韓国で開催するというものでした。

その際、Riot Gamesと関係のあるスタッフは非常に驚きました。
KeSPAに対する信頼はゼロに近いものであり、また信じられないという驚きでした。

これは過去の罪(?)でしょうか?海外のゲーム会社がKeSPAに対して不信感を抱いているかのように思われました。

私が新しく代表に就任して最初の公約を行った時に、不信感はピークに達していました。

しかしながら、協会は変わり続けていました。Riot GamesやBlizzard Entertainment、そしてその他の企業と積極的に信頼関係を強化し、新たな信頼関係を築くための努力を行ってきました。この努力の甲斐もあり、Riot Gamesは昨年の11月、2014 World Championshipsを韓国で開催することを決定したと発表したのです。
その際、Riotと協会が競技した結果は明らかにWorld Championshipsを韓国で開催するというものでした。

しかしながら、その後、Riot Gamesは彼らのグローバルポリシーを掲げたことで新しい問題が生じ、今年の3月に協会はグループステージを東南アジアで開催するという旨の通知を受け取ったのです。

その時点で私たちは決勝、準決勝、そして準々決勝を行う会場の調査を完了していました。主な開催場所は国や地域の所有するイベント会場や体育館で、私たちは毎年1月と2月に調査しています。

特に準々決勝のために調査を行った会場は他の組織による計画を変更するという協力の結果によるものです。もちろん、決勝の会場も他の多くの組織の協力なしには確保することはできません。(会場の規模は2013 World Championshipsの規模の3倍、準々決勝は6000席、準決勝は15000席、決勝は40000席です。会場は文化省、ソウル市他の協力の下調査を行いました。)

このような経緯から私たちにとってはRiot Gameの新しい決定は到底受け入れることのできないものでした。

KeSPAのスタッフは皆情熱的なeSportsのファンです。私たちは全てのチームが参加し、多くのゲームが行われるグループステージにファンたちが寄せる期待を理解しており、そうしたことから、選手たちのコンディションについて感心と心配を寄せていました。オーストラリアで開催される開幕戦に選手たちのために氷を用意するMLBのように、私たちKeSPAは参加する選手たちのコンディションを高く優先します。そのため、グループステージを東南アジアで行うことは困難だと表明したのです。

私たち協会の中にさえ、文化省とソウル市を通じて会場の予約をキャンセルし、ボイコットすべきだという人がいます。

次に、KeSPAはRiotの新しい決定に同意したという事実です。

最終的に会場をキャンセルし、World Championshipsをボイコットすることはしないとの決定を下しました。
それは私たちがグループステージを東南アジアで行うというRiotの新しい提案に同意したという事実です。

Riotの提案には多くの問題が存在していることは事実です。ただ、私たちは世界中への広まりと韓国のeSportsの発展が続くことを計画の中心に据えることにしました。
加えて、私たちの一部でこの決定は"知的財産権の機器とそれに伴う極度の確執"のトラウマを乗り越え、過去の過ちは回避するために、"eSportsへの新しい仕組みと計画"が描かれるべきだと判断したのです。また、韓国が中心になって、韓国とアジアのeSportsの発展を支援をするために譲歩する必要があると判断しました。

2012年の終わりから2013年の初めごろのニュースを見ていただけるとわかると思いますが、韓国のeSportasに関する主な論点は"韓国 eSportsとKeSPAの危機"についてでした。
私が代表に就任後の分析による危機の主な原因は"信頼の喪失"でした。

KeSPAへの不信感は過去最高のものであり、KeSPAを非難しない人はいませんでした。特にRuriwebで頻繁に連絡を取っていたユーザーからは、"CrapSPA"の汚名を被ることになると代表就任を断るよう忠告されました。
私はKeSPAの新しい代表としてKeSPAは生まれ変わる時で、そのためには"信頼の回復"が最重要事項だと判断したのです。

私が代表に就任後(そしてプレスリリースを見ればわかると思います)、私たちは反対を押し切ってファンを第一に考え、ポリシーを明確化しました。これは私たちがとりわけ"信頼の回復"が最も重要だと考えたからです。
もちろん、現状そして将来的にも私たちはeSportsファンに対して懸念を共有し、情報を開示することを辞めることはありません。(このことはMLG,Riot,Blizzardの訪問後、"Next eSports Plan"として発表する内容で、RiotのWorld Championshipsの発表スケジュールが予想よりも早いものでした。"Next eSports Plan"についてすぐに発表できなかったことをお詫びいたします。)
"信頼の回復"を念頭に置きつつ、KeSPAは今回の計画の出資者、主催者であるRiotのグローバルな計画と力を貸すことに決定しました。

これでWorld Championshipsが終わるわけではありません。私たちはアジアのeSportsが韓国のそれと肩を並べるくらいまで発展することに尽力し、知識を収集することによってRiot GamesとKeSPAの活動を支援し、韓国のアジアリーダーシップを発揮し、地位を固め、このまずい状態を全ての人へ実りあるものへと変えることを望んでいます。

3番目に、KeSPAは毎年韓国でLeague of Legendsの国際的なイベントの開催を検討しています。

もし、国際的なLeague of LegendsのイベントがWorld Championshipsだけだとしたら、私たちは将来的に韓国のeSportsファンが新しく楽しいイベントを楽しめるか不安です。
統計的に見て、韓国でLoLの視聴者数は劇的な増加には2つの点がありました。

ひとつはアジア屋内と武道の試合です。韓国代表のKT Rolster Bulletsは中国代表のTeam WEを相手に劇的なカムバックを見せ、2-1で勝利したことです。これによって韓国でのLoLの視聴者数は劇的に伸びました
会場では韓国と中国の双方のファンから大きな声援があり、応援がぶつかり合う文化はeSportsの発展の新しい要素となることを強く信じるものです。

それから生まれたのが"Korean-Chinese Professional Exhibition"(仮称)の計画です。
2015年に韓国と中国の最高のプロチームによる"LoL Korean-Chinese Professional Team Exhibition"を開催を希望しています。
代表として、韓国と中国の最高のプロチームによるエキシビションマッチは盛り上がり、手に汗を握る試合となり、そして"Korean Wave"の新しい一部となってくれることでしょう。

さらに、KeSPAはStarcraft2のプレミアトーナメントの復活に伴い、次の年のLoLの国際的なイベントの一つとして、"アジア杯"の開催を推進したいと考えています。
もちろん、KeSPA Cupでは韓国、日本、中国、東南アジアがLoLの他にも、Starcraft 2, Crossfire, Blad and Soulなどで招待生の韓国式のショートトーナメント形式で競い合います。
"LoL Korean-Chinese Professional Team Exhibition"と"アジア杯"の開催の暁には、私たちは対戦相手となる中国と日本には広く協力していきます。

Riotの新しい提案による東南アジアの主要国である台湾とシンガポールでのグループステージの開催が韓国で行われる決勝トーナメントへと繋がる面白いグループリーグとなるよう期待しています。
私たちはRiotの決定を韓国がアジアのeSportsの発展のリーダーとなるチャンスとして受け入れたのです。
中国や東南アジアなどのアジアのeSportsのインフラは拡大、成長を続けています。また、コンソールゲーム中心のeSportsの荒野である日本でもeSportsの場が作られています。私たちはアジアのeSportsが発展の加速を支援し、韓国がその中心として全ての人によいeSportsの環境を整備するためのリーダーとして前進を続けます。

4番目に代表として、私はなにより韓国のeSportsファンのために働いています。

これらは3月からKeSPAの抱えてきた懸念事項であり、決定事項です。

スタッフの中にはこの声明で表明する内容が多すぎることについて懸念する声もありました。
しかしながら、この地位に就任してから、私はファンへ説明しており、またその結果、私は全てのeSportsイベントにおける考えを表明してきました。

今回も例外ではありません。ここに書かれていることはもっと早く説明するべきでしたが遅れてしまいました。
遅れはしたもののおそらく"遅れたにしては早かった"ことでしょう。

私は過去の口論から前進し、信頼関係からファンの楽しめる国際的なeSportsイベントを主催を続けていくことを望んでいます。

この声明はPGR21およびLoLInvenに向けて発行されたものです。
私たちはコメントにおける皆さんの意見に耳を傾けることでしょう。
私たちはソーシャルメディアで直接返答することはありませんが、皆さんの意見に耳を傾けることはこれまでも、そしてこれからも続けていくことでしょう。
KeSPAの代表として私は皆さんの期待に応えられなかったことをお詫びいたします。


参考
GAMER'S EXPRESS ― 2012年のスタークラフト界を振り返る(前編)
KeSPA–GOMTV/e-Sports Federation dispute - Liquipedia - The StarCraft II Encyclopedia

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